近代麻雀オリジナル2012年8月号 感想
・藤原先生じゃないですか!往年のサンデーで『拳児』『ジーザス』読んでた世代なのでど真ん中です。いつもながら竹書のゲスト作家召喚術には驚愕せざるを得ない。
・主人公に表の顔と裏の顔あるのはジーザスを彷彿とさせる設定です。
・闇の仕事人っぽく犯人を追いつめる、と。
・「ギルティ」これはいいですねぇ。
・「賭博場専門の金貸し屋…」「森獲商会でございます」半荘1回で利子1割はいくらなんでも高すぎ。
・南2枚落としからの小四喜!これは麻雀漫画でしかお目にかかれないトリッキーな罠。
・「ここではお前のルールは通用しない…!」制裁。
・サンデー的なノリをうまく麻雀漫画と調和させていたと思います。また読めると嬉しい漫画です。
雀荘のサエコさん
・サエコさん、マンション麻雀へ。俺より強いヤツと打ちに行く、な感じでしょうか。
・通帳なくすから全財産持ち歩くって。麻雀以外駄目にも程があります。
・お連れの本田は見学で。お金無いし、弱いし。「あ!!本田さん 腎臓って二千万円で売れるらしいですよ」「やりませんてば!!」明るく言われても。
・サエコさん、カレーはしょうゆ派か。ちなみに私は揚げものが一緒の時だけソース派です。
・うどんかっ食らうサエコさんが割とかわいい。
・開運のツボは結局買ってしまったのかそうでないのか。
ライオン
・長谷川も生き残ってきたのか。割と強運。
・飯田、確かにヤバそうな雰囲気が。というか、見てくれがムショ帰り風なんだが…。
・堂嶋はいつもどおり。目の前の立直に飛びつかず、高く高く打つ。
・「お前等」「助けて欲しいかぁっ」ピンズのチンイツをイーシャンテンしているところによりによって堂嶋にピンズドな赤5ソー持ってきちゃった飯田がなぜか群衆を煽る。
・当然堂嶋がアガるわけですが。もしかして、希望を持たせてがっかりさせることで腹いせにした?
・安手のツモアガり拒否してリーチかけ直して、ツモアガって、3人サメの餌食…。たしかにヤバい。しかも見ながらずっと笑ってるとか。狂気。
・飯田、山越しで堂嶋から復讐の国士。これは波乱の幕開け。
aki
・表紙、また随分とキャッチーな…。血なまぐささとおっさんくささに満ちた本誌においてakiは貴重なオアシス枠の一つな訳ですが(ナナヲチートイはエロとグロがせめぎあってるので…)、このミニチャイナは実に良い。赤面してるので通常より階級がさらに上。
・ミザリィな浦田プロ、負け分は働いて返させる。
・「あなたは2週間タダ働き!!」「ええっ!!?」「それじゃごはん食べられません!!」「バカ まかないぐらいつくわよ!」「ママは鬼じゃないんだから」オアシス&ギャグ漫画ポジションでもあるなぁ。
・働く亜樹ちゃん。何事も慣れるまでは大変です。
・全自動麻雀の配線に足引っ掛けるのは往年のあるあるネタ。今は滅多にないですが、昔はごちゃごちゃしてたんですよねぇ…いや、聞いた話ですよ?
・初の本走。2着3着で無難にこなすも、浦田プロにおかれてはご不満なご様子。
・「ふーん…」「私とひまわりがホルスタインなら」「あなたはガーンジィ牛ってとこかしら?」「なんの話ですか」せくはらだ!この上なく堂々としたせくはらだ!
・指令どおり6巡目まで待ってみたら赤引いてドラができて。倍満アガって逆転トップ。
・「そう 麻雀はトップが偉いの」「2着じゃ誰も憶えてくれないわ 肝に銘じておきなさい」良い教え。
・ひまわりと再戦で引き。
ワシズ 閻魔の闘牌
・鷲巣様の忠臣達がついに監獄六区を探し当てる。
・「ふん…… ワシにかまうな」「自分の身は自分で守る」ぼろぼろになってなお、鷲巣様は鷲巣様であり続ける。
・ダマでアガった後に他家から裏ドラ乗ってたのにってやられるのはよくありますね。気分は良くないですが、気にしていてはいけませんな。
・東棟のアガりで満貫が。何が始まるのかと思えば「レッツ・コンバイン」ですか。…人間刈り獲りって。
・「人間を刈るなんて……」「マトモじゃねぇっ!!」ここまで散々マトモじゃない展開だったのに、さらにそう思えるようにしてくる原先生はさすがです。
・1人、犠牲者が。
・犠牲になった者の巻いていたハチマキに書かれていた牌はアガれない仕組みか。しかも伍萬ってまたキツいところがアウトになったもんです。つくづく狂気狂気、アンド狂気。
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