近代麻雀オリジナル2012年2月号感想
・敗者の群れがどう見ても地獄絵図。個体識別マーカー、採血、オールサプリメントの食事…。凄絶の一語。
・一方の堂嶋は闘牌中。なんだかしっとりしている。
・おしおきタイムって何だと思ったら…。「1000点失うごとに10秒潜っていただきます!!」どういうルールだ。というか、ギミックが昭和アニメみたいで萌えます。
・潜る先はサメ入りの水槽。しかも衆人環視。
・無事浮上する堂嶋にブーイングする連中は、飯食いながら人が食われるシーンを見たかったのか。理解できん。
・堂嶋のオッズ2.1倍なのか。さっき3位だったのに。
・「お前だって経験あんだろ」「どうにもならない日」「ってーのがあるんだよ」あるある。ありすぎて困る。
・負け日かぁ。負け日にどう打つかはいい勉強になりそうですね。
・判断が裏目裏目…。こういう時は堂嶋でも「通せるのか?」「今日の俺に!!」となるのか。
・で、迷った挙句に結局振り込んじゃう。まぁ、どっち切ってもアウトでしたけどね。むしろそっちのほうが重症か。
aki
・相変わらず亜樹よりも同卓する3名のほうのキャラが濃いのう。
・「フフ…これが」「大人のやり方さ!!」絵面がカンペキに雷様コント。
・苦しい状況でも判断にぶらないのはさすがだなぁ。
・「我慢していれば」「こういう展開もありえる!!」3対1があっさり崩れちゃったからなぁ。これで切れなかった牌が切れて、大逆転。
・「雀荘はみんなが麻雀を楽しむところだ自分だけが楽しむ所じゃない」「雀荘のメンバーは誰よりも気配りが大切なんだ」「年齢がどうこうじゃねえよ」うむ。正論。しかもそれを事実として突きつけるから、亜樹としては反論のしようがない。
・「失礼します」「ちょっと…惜しいよな」そりゃまぁ。でも年齢的にアウトだからなぁ。
・「「花びら大回転」…?」「回転ずし?」「…安いのかな…」安いけどご飯食べるところじゃないよ、そこ。
・「5470円入ってる さっきの勝ち分だ」「働いた分はたとえ1円でももらえ!!」「それが大人のルールだ!!」生きていくには、もらえるものはもらわないと。
・そうか。もうこのころ泊まれる漫喫あるんだ。
ワシズ
・「犯人は……キサマだ!!!」そんなにことはない、と言い切れないのが鷲巣様だからなぁ。
・「根拠があって言っておるのだろうな」「もちろんだ 聞かせてやろう」「私の推理を!!!」なんと言うドヤ顔。
・その推理が…なんとも的外れ。鷲巣様がカッとなって人どついたりするような人間だったらこんなに大人物にはなってない。
・「あの窓は……」「外からも開閉できる」「窓を閉め密室に見せかけ」「最後尾から車内に戻った」「老人にそんな荒技は無理……!!」「だがキサマなら可能だワシズ!!!」キサマなら可能、というフレーズで大抵の事が説明できそう。
・マンズのチンイツに見せかけて9ピン待ちの四暗刻。相変わらず豪運と言うか鬼畜と言うか。そりゃ隼も「やりすぎですよ」と言うわなあ。
・「屋根の上を見てみろ」「雪の上に足跡があるかどうか……な」「警部!!」「足跡はありません!!」すべてお見通し。
・「そう」「これは密室どころか」「殺人ですらない!!」自分で言いだしておいてさらっと否定するあたりはさすがです。
・「死因は肺血栓塞栓症」「固まった血が牌に詰まって起こる病気です」血栓は怖い。十分死ぬ病気です。
・「事件性は失くなったな」「では行くか」「ま」「待て……」「動くなっっ」「キサマらが賭博罪の現行犯には変わりない!!」「全員逮捕する!!」本来そっちが本命の任務ですからな。
・「お前ら……チョコを食べたのか!!!」結構量ありましたのに。つか、隼がめっさペコちゃん。
・「キサマは牛島を同じ体勢にさせるためにわざと振込み続け卓に縛り続けた」麻雀って怖ぇぇな。
・未必の故意殺人を狙う話は藤子F先生の短編でもありましたなぁ。周到であればある程恨みの深さがよく分かってゾッとしますな。
・麻雀列車そのものが鷲巣様の仕込みでしたか。しかし、警察にたれ込んだのまで「それもワシじゃ」は予想外でした。
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