アニメ「かくしごと」第6話 感想
毎年送ってくるのって…どう好意的に捉えてもストーカー。
オープニング
今日は一段と、親子三人の食卓シーンがガツンときました。
「スクールランドセル」
・「ランドセルを買わせていただきましただろう!」「ランドセルを買い与える権利とか高値で落札されそう」現代の足長おじさんは権利として獲得するところから始まるのか。
・「他人だよ。俺にとっちゃな」まぁ、そうなるな。
・「可愛いい」ああ、大塚明夫さん!大塚明夫さんだ!
・「コミックスも読者が「買ってやる」じゃなく」「「買わせていただく」とか思ってくれたらいいですね」「優しい世界だなぁ」「そんな神のような読者がいるわけないじゃないですか」寡作な作家さんの単行本はマジでその領域に入ったりしますけどね。
・一連の「いただいているのです!」な流れは改蔵から絶望先生、そして今かくしごとに連綿と受け継がれてきた久米田節ですねぇ。
・十丸院はいつもどこまでも十丸院。
・「お前は他人に感謝するとかないのか!」「全国の書店さんには売っていただいているという感謝しかありません」たまにはいいこと言うじゃんと思わせてからの特典用イラスト20点という流れ。ブレないな十丸院。
・「少なくともオレは」「育てさせてもらってるんだ」親『権』ですからな。義務であり権利であり。まぁ、それで子供に対して及び腰になりすぎる人とかもいるので一概には言えませんが。
・「かかせていただきます」の声の変化が聴きどころですねぇ。段々『あ、やべぇ』って感じになっていくのが流石神谷さん。
・『尻名先生』の字面が強すぎる。
・「どーすんですかこのスケジュール!」藤子A先生の名作『まんが道』にもあった仕事受けすぎ問題。今は売れてくるとマネージャーさん雇ったりするそうですね。
・「漫畜です」絵に描いたようなドヤ顔。
・サイン会といえば台湾でのサイン会が忘れられません。自分の作品のラジオの前に台湾のラジオに出てましたよね久米田先生。
・「この漫畜生がぁぁ!」神谷さんの絶叫は良い。実に良い。
・「キッザニラ」こっちは人気なのに私のしごと館はつぶれちゃったんですよねぇ。
・岳父と婿。複雑な距離感。
・「もし将来」「姫が「結婚したい」と連れてきた男が」「『きんたましまし』とかいう漫画を描いていたら」「君は許すのかい」「許すわけねーだろ!」下ネタでこれですから成人漫画描いている人はもっと大変なんでしょうねぇ…。
・「自己矛盾!」ここも聴きどころ。今回聴きどころ多くて嬉しい。
・「『きんたましまし』とか描いている奴のサインなんか」「誰が欲しがるんだよ」でも売れたんですよ南国アイスホッケー部(現実とフィクション混ぜるな危険)。
・この地図のららぽーと豊洲感。
・「姫にバレたらどーする!」先日書店のPVでも流れていましたこの決め台詞。良い。
・「描けるわけない」出張マリオが便利すぎる。
・「大丈夫」「いっぱい来ますよ」根拠なんかなくてもこれが正解。動かない時計も1日に2回正しい時刻を指す。
・もりどくんは人気者だなぁ…。まぁ中の人オーケンだしね。にしても一過性のブームでしたよね盛り土問題。
・芥子くんは設定盛っちゃって収集つかなくなるタイプだよね。後藤先生の指摘にもあったけど。
・「姫ちゃんのお母さんの設定です」「こんな設定」「漫画でも通らねーよ!」明治の元勲の玄孫で地元財閥の御曹司でオリンピック出場選手で首相経験者っていうフィクション殺しもいるから…。
・「私は」「あの子の」「姉です」「15歳です」17歳じゃないんだ。
・「まためんどくさい作家来ちゃったなぁ」比率が知りたい。
・働く姫ちゃんが可愛い。これ見られないのは一生の不覚だ後藤先生。
・「サイン会は時間との勝負です」「キャラクターを入れる場合は一人一体でお願いします」聞いてますか島本先生藤田先生。
・「並ぶサクラの調達ができたならどうぞ」これも実話なんだよなぁ…。
・「サクラどころか身内じゃないか」身内扱いしちゃうと六条先生喜んじゃうなぁ。というか公私混同しないところが偉いよね六条先生。
・六条先生の今までで一番可愛いシーン。
・「信じると思う?」「だよね」手の内を理解しあった師弟関係。
・「アルバイトでしょ?」被害妄想を口に出してはいけない。特に外国では。
・「時給いくらですか?」「田舎なんで850円くらいです」原作では750円でした。最低時給の上昇が実感できるアニメですな。
・「ひんしつをついきゅうしたんだよ」追究して大量生産できるのはすごい。
・戒潟魁吏の世界展。上野だと都美かな。
・「ウチに一枚あるから今度観せてやろうか」「またまた冗談を」まぁ、そうなるな。
・ポンチ絵っていうのがまた古い。今でもたまーにpdfやパワーポイントのファイル名に使われててぎょっとしますが。
・「彼らがバイトのわけないじゃないですか!」「先生ごときのサイン会でサクラのバイト代出せるわけないじゃないですか」説 得 力。
・「ファンがくれた手紙とかプレゼント」「バイトがここまですると思う?」すみません。絶望放送のイベントで神谷さんにおっぱいプリン、新谷さんにフグのひれ酒をおくりつけてすみません!
・「信じられないけど」「こいつらみんなオレの漫画読んでくれてるんだ」今回後藤先生のサイン会絡みはほぼ実話だそうですが、これが一番しんみりしますね。
・「親子で」「ファンです」むしろ下ネタは子供の方が好き。
・「大芸術家様がなんと言おうが」「オレの仕事は」「漫画家だ!」安田顕さんの名言『(全身タイツ姿で)これで養ってます!』を彷彿とさせます。久米田先生、一生ついていきます。
・六条先生超ファインプレー。
・「お父さんさがさないと」知ろうとしなかった。そういうことですね。
・「はたらいて買ったんだよ」何にも勝る贈り物。
・大人のキッザニラは仕事柄定期的に行くんですが、たまーに駐車場に高級車が止まってたりしてギョッとしますね。
・つまらない日常こそ一番の夢物語ってのはコロナ禍の現在実によく響く言葉です。
エンディング
・姫ちゃんが見つけたモノクロ漫画に色がつく日、来るのかな…。
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