自分の限界に挑戦!二次創作キャラクターコメンタリー偽物語(上)其ノ壱闇音声 アバンまで
忍野忍(以下忍)「忍野忍じゃ」
真宵「今回は書き手が恐れ多くも二次創作でキャラクターコメンタリーに挑戦!という無謀な企画に挑戦するということで、我々が駆り出されてしまいました!」
忍「そういうわけじゃから、引き返すが吉じゃと儂は思うぞ」
真宵「正直私もあんまりお勧めできませんねぇ〜。ま、時間があまってあまってしょうがない人向けでしょうか。あとですね。書き手からメッセージを預かっておりますのでご紹介させていただきます。『未熟者のやることですので、キャラのイメージと話す内容が合わないということが多々あると思います。また、セリフと画面の尺があちこち合わないと思いますが、その点はあらかじめご了承ください』だそうです」
忍「ずいぶんとなめくさっておる発言ではあるまいか?にしても、大体なんで儂らなんじゃ?もっと無難な組み合わせがあったじゃろうに」
真宵「そりゃもう、書き手の趣味100%ということで」
忍「…我があるじ様に優るとも劣らぬ真性の変態じゃのう」
真宵「とか言っている間に画面のほう、随分進んじゃいましたねぇ」
忍「我があるじ様が戦場ヶ原ひたぎとやらに拉致監禁されて楽しく遊んでおるのう」
真宵「そう見えますか」
忍「随分楽しそうじゃとも。儂が影の中に潜んでおることをすっかり忘れておるかのようじゃ」
真宵「忍さんって結構変わってますよね」
忍「ほれ、『阿良々木くんは私が守るから』何ぞと言うておるし、これが睦みあいでなくてなんじゃ」
真宵「まぁ、そう言えなくもないですけど、何重にも手錠でくくられているのを見てすっぱりそう言いきれる人はさすがに少ないと思いますよ。だってホラ『愚かで虫のような阿良々木くん』とか言ってますし」
忍「これはほれ、アレじゃ。照れ隠しとかいうヤツじゃろう」
真宵「隠し方が伝説の秘宝級ですね〜」
忍「めんどくさいことこの上ないのう」
真宵「忍さんはこのとき、阿良々木さんの影の中にいらっしゃったんですよね」
忍「そうじゃ。ちなみに感覚も共有しておるからあるじ様が殴られた時の痛みもしっかり味わっておる」
真宵「じゃあこのベロチューの時もですか!?」
忍「そうじゃ」
真宵「どんな気持ちなんですか?そういう時って」
忍「お主、それを聞いて一体どうするんじゃ?」
真宵「やだなぁ、好奇心ですよファンサービスですよ個人的な趣味ですよ」
忍「どれなんじゃ一体」
真宵「まぁ、なんだか法律とか条例とかが気になるのでその辺はスルーしときましょうか。で、忍さん。このとき阿良々木さんを助けなかったのは和解する前だったからですか?」
忍「そもそも儂は我があるじ様の手下でも便利な道具でもなんでもない。吸血鬼の絆というものはあるが、じゃからと言って相手の意を汲み取ったり先回りしたりして行動するような義理は何もないのじゃ」
真宵「そういうものですかー。なんだか複雑ですね。私のようなお子様にはさっぱりです。あ。ここ、手錠が肘に食い込んでますね。阿良々木さん我慢強いなー」
忍「やせ我慢の達人、じゃな」
真宵「それって褒め言葉なのかどうなのか微妙過ぎて判断が難しいですよね。ああでもそのせいでたまったストレスは全部私に向けられるんですよね。全部」
忍「全部ではない。そうじゃな、せいぜいがおおむね9割7分くらいじゃ」
真宵「それってほとんど全部じゃないですか!…で、聞くのがちょっと怖い気もするんですけどちなみにあとの3分はどこへ?」
忍「どこにもいかず、我があるじ様の心の奥底深くで澱のようにヘドロのようにたまり続けて行くのじゃ、そしていずれ…」
真宵「わー!わー!阿良々木さん!その残り3分も私にぶつけていいですから!!むしろぶつけてください!!この八九寺真宵に!!」
忍「ここでそんなことをわめいても伝わらんぞ」
真宵「冷静ですね忍さん。やっぱり600年生きてきた余裕ですか?阿良々木さんがどうにかなっちゃったら忍さんも困るんじゃないんですか?」
忍「さすがに困るようなことになる前にはどうにかするじゃろうが…」
真宵「あ、忍さん忍さん」
忍「なんじゃ?」
真宵「ここでアバン終了です!」
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