楽園 Le Paradis 第3号 感想 感想・レビュー 2010年07月03日 「あかねこの悪魔」はまだ未入手です。ホントにどうしたもんでしょう。表紙・挑戦的で、そして本屋でレジに出しにくい表紙でした。・このお風呂に入ってる女性、最初は挑戦的できつい印象だったんですが、何か気になったので何度も見直しているうちに目に涙が浮かんでいることに気がつきました。さすがだシギサワ先生。総扉・二宮先生のイラストでしたが、南の島の夕焼けか朝焼けかっぽいシチュエーションで薄手のワンピースにノー下着という大胆不敵。・幼い感じの女性の表情が、より無防備な感じで良かった。すきなひと・現場に遭遇。・妹だったのが不幸中の幸い…ではなかった模様。・友達から恋人にステップアップできると、確かに絆はより強い気がします。・妹さんが祝福してくれて良かった。・会うたびにやってて、それで付きあってないってのもなぁ。端から見たら『何だそりゃ』なんですが、恋人でも友達でもなく、でも身体だけは繋がっている関係ってあるんですよね。セフレとかそっちじゃなくて、不思議な中2階というか。14歳の恋・思春期って厄介。私の場合傷だらけになりながら、それでも何とか切り抜けたっていうのが正直なところです。・大人になりかけ、というややこしい心と身体を抱え、子供に戻れる時間と存在はどれほど貴重なことでしょうか。・そのかけがえのない時間を共有できる相手と、ぎこちなく過ごす1日。そして気付いてしまう。自分たちの位置を。・でも、子供に戻る時間は大切にしてほしいですね。全ては一つの空の下・シギサワ先生は色んな手札をお持ちなんですねぇ。この展開は正直想像できませんでした。・そして、一読し、ああ、この話はギャップ萌えのお話なんだな、と理解した次第です。・男のキャラが今イチ刺さらないと言うか消化不良を起こしていると言うか。気に入らないとかそういう状態ではないんですが、もうちょっと読み込めばこのキャラの魅力に気付けるんだと思います。・それとも、男女を入れ替えれば私にも理解できるかな。・私も前カノに半年付き合ってるのを隠されたなぁ…。ちょっと遠い目。・私の場合は別れちゃいましたが、このお話の2人はなんだかんだで長く続くんでしょうねぇ。・お互いをちゃんと分かり合うのに時間はかかるかも知れない。でも、恋人になるのには時間はそれほどかからないのかも知れない。・「楽そうに思われると逆に燃える」か。分かるなぁ。・猫突っ張りに大笑い。・着けるものは着けましょう。・いいな、と思った感性は大事にしましょう。私もなんだかんだ山谷たくさんありましたが、結局その相手と結婚しましたし。・何物にも代え難い存在になってしまうとダメなんですよねぇ。どんだけムカついてもいらだっても、その人と一緒にいないではおれない。理想より何より、大事になってしまう。楽園からのハッピーバースデー・沙村先生のSFはいつも入り口が私好みです。急角度と言うか何と言うか。そんな入り口ねーよって言いたくなるような不思議な場所にある感じで。・四〇歳で妖精王か。五〇歳で妖精神というのも気になるな。・そして女王と結婚へ。にしても女王の写真がサッポロビールなことがすごい気になります。・そして女王はサンマに憑衣。有りかそんなの。・触感は説得力あるよね。うん。でもそれで二次元卒業できちゃうのはもともと素質があったんだろうなぁ。・あっさり人類滅亡。二〇万年後にネコミミ王国になってるけど。ひたひた・いつもながらツルケンの描く猫はいいなぁ。・ああ、これForget-me-notの伊万里だ。・ゆるーい空気が脳に染みます。テオブロミン・タイトルはカカオの苦み成分の名前でした。・女性の病み方と、男の深みにハマっていく様が私個人としてはすごくツボなんですけども、この雑誌の想定読者層とはマッチングするんでしょうか。それだけが疑問です。・好きになることが怖い、好きになられることが怖い、幸せが怖い、そして何もかもが怖くなって、逃げる。・身体が全てを解決する訳ではないけれど、確認できることはある。白昼夜夢・夜夢は病む、なのかなぁと要らない深読みをしてみたり。・見たい未来だけを見られれば良いのにね。・見ても見ても、見果てぬ夢。「待って…」の表情が歳不相応に幼くなってるところとかいいですね。・どれだけ悪いものが見えても、やっぱり『今』が『現実』が自分を動かしていく。・未来は変わる。知っていても、知らなくても。なんて素敵な結論。 [0回]PR
コミック乱 八月号 感想 感想・レビュー 2010年06月28日 信長戦記・幻の武田対織田戦。地図で見るとやっぱり信濃→美濃ルートの狭さが移動のネックになってしまうと思うんですが、こういう展開なら納得ですね。美濃に一色、近江に浅井と居る状態なら待ち伏せや包囲の危険もかなり減りますし。・松平の快進撃開始。にしても巻いたその日に即降伏は早すぎ。・出世する事は責任が重くなるという事。当たりまえっちゃ当たり前なんですがね。自分の命が掛かってくると、途端にその重みが身に染みてくると言う…。・戦争ってのは心理戦のウェイトが大きいものですが、この時の浅井久政の判断は優柔不断と言えなくもないですが、遠征軍でのリスクを避ける考え方は自然とも言えます。援軍ですし。そもそも援軍の目的としては井ノ口城の包囲を解く事ですし。武田と織田が戦端を開いてから動いても遅くないですし。・ただ、その事をちゃんと明言し、主将たるものの威厳を示し、配下の将兵を安堵させて士気を維持するという肝心な作業をやっておく必要はありますが。・包囲を解く事を「巻きほぐし」って言うんですね。勉強になるなぁ。 仲蔵狂乱・走馬灯開始。・死にたくなるくらいにつらい事ってあるものです。・人の良いお武家登場。そして、人の善意が素直に受けられない程度に荒んだ仲蔵。・でも「マルっとお見通し」はどうだろう。高見先生TRICKお好きなのかな。・父の存在を知る人だったら、今までの苦悩も話しやすい。・「新参者はどこでも苦労するものだな……」ああ、身にしみる。・辛抱すればするほど苦労も減じる、というのは正に然り。そして、「断じて嬲り者になっては」「ならぬ!!」も。・「その時には俺が骨を拾ってやる!!」は言われてみたいですねぇ。・心の持ち方、言葉の選び方、ちょっとした行動の変化で周囲も変わる。・そして、2年でついに中通りへ。温かい言葉すら、心をささくれさせる…。 剣客商売・「出来の悪い可愛い弟子」こと泣き弁慶登場。・今と違って行き来の自由でないこの時代、再会する感慨は一入でしょう。・しかし、その感慨を捨ててでもお役目を果たさねばならぬのが武士。・「生きておればその1日だけ世の人々に迷惑がかかる」はすげーな。キャラ立ちさせるよいセリフ。・左腕を斬られても、お役目を果たそうとする見上げた根性。・そして、小兵衛先生の顔を見るなり昨日の詫びから入るのもすげぇと思う。この人は芯から武士だ。・若先生がどんどん砕けてくるなぁ。いいことだ。・可愛い弟子の訃報は小兵衛先生を豹変させるに十分。・訳もわからず追い出されたら恨みには思うのもやむを得ないが…。これはちょっと。・また毛饅頭ですか。・上州蕎麦うまそうだな。上洛して京都住まいが長くなると、どうしても蕎麦の香りが恋しくなるものです。・下駄屋茂平、顔まで下駄とは。・おっかさんヒドいな。・捨てる神あれば拾う神あり。・美形には美形の苦労がある模様。私なんぞは察する事も出来ないが。にしても殺す事はあるまいに…。・母親まで…因果すぎる。・舌の記憶は何にも勝る。私が死ぬ前に食べたい味も母親の料理ですし。・仇を取りつつ、沼田藩の顔も立てる見事な剣技。 浮世艶草子・地方周り編から再び吉原へ。独眼の花魁、インパクトあるなぁ。・馴染みの女郎ってのはいい関係だなぁ。・「卑屈になっちゃいけねえよ」「自分に張りを持たせなきゃ誰も持たしちゃくんねえぜ」これは私自身も肝に銘じたい。・十五両ってぇと、時代にもよりますが100万前後でしょうか。買おうとした清花も、話に乗って金を貸した善吉も粋だ。・眼帯が似合う女郎ってのも珍しい。・馴染みの女が出世するのは嬉しいけれども、それで単価が上がってなかなか会いに行けなくなるのはつらいもの。なんというアンビバレンツ。・「花代ならあたしが身銭を切ってでも-」この言葉が絞り出される切なさと、それをたしなめる言葉に含まれる厳しさと。・遠島って。えげつないな。さすがお大名。・「一目瞭然でございます」見事決まったこのセリフ!・オチも綺麗だなぁ。こういう人情噺をライトノベルで書きたいと願った高校時代。 風雲児たち・松陰、別れの朝。・たとえ武士用とは言えネットにくるまれた籠で江戸まで行くのは想像するだにしんどそうだ。・泣き叫ぶ富永。この人は悪いところもたくさんあったようですが、やっぱり悪い人じゃあ無いんだよなぁ。・鉄之助さん、ホントに日本中回ってたんだなぁ。土佐は無駄足だったようですが。・追いつめすぎるとよくない、というお話。もしくは、やるんだったら芽は全部摘まないと、というお話。・ドイツ人なのに、最初に来日したときはオランダ船、そして今度はイギリス船。不思議な巡り合わせ。・フランツとおタクさんの再会シーン、この2人に負けず劣らず読む身も待ったから感慨深いものが。30年の重み、お見事でした。・迎える側の「おかえり」という言葉が重いなぁ。・「ちっとも変わってないなァ ひと目で分かったよ」「先生こそ少しもお変わりなく…」こういうよくあるやりとりをギャグにするみなもと先生は天才だと思う。・そしてアレキサンデル登場。家族の絆にヒビが入らない事を願います。 [0回]
アオイホノオ 4巻 感想 感想・レビュー 2010年06月27日 ・今月諸事情により備忘録をつくっておかなかったのでうっかり発売を見逃してました。ちなみに25日発売の「あかねこの悪魔 1巻」もまだ未入手です。・4巻は庵野無双(敢えて敬称略)でしたねぇ。すげーわやっぱりこの人。・仮面ライダーS55はズルい。笑うだろこんなもん。・自主制作ライダーゴージャス度メーターは非常にわかりやすかったです。・ライダーマスクが出来た段階で心が盛り上がっちゃって迂闊に撮り始める話は身につまされます。「それだけで何を撮るん?」「何を?」「何も撮れません」「自分の浮っついた心だけがフィルムに残ります!」が心の古傷をえぐってくれます。・「先は行ってても」「上には行ってない」「感心はするが」「衝撃は受けん」分かるわー。すっごいよく分かるわー。・庵野秀明入魂のペーパーアニメ見てぇ。また、終わった後のドヤ顔がよかった。・「漫画、アニメのいい男ってのは……」「可愛い女の子の為に、命がけで何かをやるが…」「何も報酬は欲しがらないものなんだ!!」「欲しがったら終わりなんだ!!」そのとおりだ!今はどうなのか知りませんが、80年代アニメまではこうだったんじゃないかなぁ。そしておっさんオタの私はまだこの美学にこだわってます。・「俺よりも高いレベルの作品を…」「作るんじゃねぇぇーっ!!」分かるわー。ものっそいよく分かるわー。いや、恥を承知で書きますが、私が涼宮ハルヒシリーズを読まない理由がまさにこれですもん。自分が書きたくて書きたくて、もがきつづけてそれでも書けなかった作品がそこにあるとしたら、読んでいるうちに私は嫉妬に狂って何をするか分かりません。・今回出てきた東宝特撮男ですが、皆さんの周りにもこういう『エヴァンジェリスト』とでも言うべき布教活動家が居たのではないでしょうか?私には居ました。中学校が一緒だったNくんが教えてくれた数々の作品が私の血となり肉となり、現在の私のかなり多くの部分を構成しております。ありがとうNくん。・「巨大な怪獣が出てきてるのに……」「巨大なヒーローとかが出てこないで……」「事件が解決するって……」「何かこうおかしいんじゃないのか!?」これも昔の私がこういう発想でした。試しにウルトラQのビデオを見てみて、腑に落ちましたが。面白かったですよウルトラQ。ウルトラマンほど子供向けではなかったですが。・入選セズ。つらい現実。・焔燃、5つのショックは『ウルトラ5つの誓い』のオマージュかな、とちょっと思ってみたり、あんまり関係ないかなと思ってみたり。・芸大犬は京都大学における折田先生像みたいなもんでしょうか。・えぐりにくるヤツ居るなぁ。でも、こういうヤツが自分を育ててくれるという一面もある。感謝はしないけど。・「これじゃ……野球漫画じゃないよー!!」「あだちぃぃ!」敢えて、帯に書かれている方の名言は避けてみました。分かるわー、これ。そうなんですよ。ナインという作品のメインストーリーはあくまで青春学園漫画なんですよ。私はタッチもそっちの比重が大きいのではないか、と思ってます。なので、甲子園漫画の代表、みたいな扱いには違和感が拭えませんでした。・学園漫画はやっぱり共感できる幅が広がるから万人ウケしやすいんですよね。・宇宙も怪獣もヒーローも出てこない、変身もしない、そんなのは面白くないと言い切れる彼らがやっぱり正しい気がいつもしてしまいます。「フィクションの中でくらい…」というところには大いに同感です。でもやっぱり、身近なテーマでこそ、その「フィクションの中でくらい」こうあってほしいという物語が展開しているとより嬉しいものなんですよね。もっと言っちゃうと、宇宙の危機を解決するのと日常の中でどうしても手が出ないテーマが解決するのとって、等価もしくは後者のが重たかったりするんですよね。・「足刀は足の外側で蹴る」というのは昔教わったのと同じだったのが嬉しくて取り上げてみました。今でも週1回訓練するけど、ちゃんと外側で蹴れてるかなぁ。・金八先生に関する感想まで似通うとは…やはり焔燃とは一度じっくり飲んでみたい。・「俺の魂が…」「やる気になるのを待つのだ!!」正しくもあり、間違ってもいるこの考え方。待つだけではダメで、創作に直接繋がらないけど鍛えておいた方が技術や身につけておいた方がいい知識はこういう時期に伸ばしましょう。・庵野無双再び。やっぱりこの人は…。「それだけは避けたい」ことも間に合わなかったらちゃんとやるあたりもプロ根性だと思います。・打ちのめされるわなぁ…。私もこの2組のうち、どちらかの会話に入れてもらうとしたら男組の方ですな。 [0回]
ヴィンランド・サガ 9巻 感想 感想・レビュー 2010年06月26日 ・今までに無い緑豊かな表紙。・奴隷編…つらいタイトルだ。・うっとうしいな莫迦息子(ボン)。・人を殺せば自信がつくっていうのは、ぶっ壊れた発想だけども、一見筋が通っているように見えるのが厄介。実際、戦場で生きていくんだったら必要な経験でしょうけど。・うなされるトルフィン。そういうところはぶっこわれてないんだなってわかってむしろホッとする。・このころの奴隷制度だと奴隷を殺した場合の罪ってどうだったかなぁ。制度によってはたとえ持ち主でも政府の許可無く殺すと罰を受けます。・剣を突きつけられても動じない。振り回されても傷つけられても動じない。ぶっこわれてる。・「今日まで生きていて…」「いいことひとつもなかったよ」否定してやりたい言葉だなぁ。・耳が。・クヌート老けたなぁ。まぁ、それだけ苦労したんだろうけど。・軍律に厳しいのはいい軍隊。・トルケル変わんないな。・カエル嫌いなんだトルケル。・裏切り者は御しやすい。言い訳さえ与えてやればいいのだから。・矜持は捨てどころがある。それを見抜けぬものは失う物ばかり大きくなる。裏付けの無い矜持は特に不幸を生む。・農場開拓って大変。家畜の重要性が今よりもさらに高い理由がこの辺にありますな。・大旦那様働き者。 [0回]
謎の彼女X 6巻 感想 感想・レビュー 2010年06月25日 ・あのキャラをああつなげてくるとは…。所謂『王子と乞食』展開ですね。・でもすいません、『声で気付けよ』とか思っちゃってすいません。・ミニスカハイキックってご褒美じゃないんですか?・パンツハサミ対ハイキック。すげぇ構図。・卜部のハサミが衣類を切り刻む。でもぱんつだけは切り刻まなかったのは武士の情けか。・卜部はもうちょっと下着のサイズに配慮すべき。サイズに無頓着なところがすっげぇ卜部らしいけど。・39話の表紙、違いは胸で見分けます。・蹴り倒した挙句に上着をめくっている構図は明らかに犯罪。同じ顔の人間同士がやってるからスルーしかけたけど。・ヒャッキーっていう愛称は確かに実際ありそう。・「LIVE THE 百式」っていうライブのタイトルに爆笑。・踊る百夏とシンクロする卜部。若干照れが残ってるのがすごくいい。・訳もわからず彼女に蹴られたら確かにショックだろうなぁ。他に何も考えられなくなるくらい。・「下着 着けてないの?」「ちゃんと」「つけてるわよ」ここの卜部のスカートを押さえる仕草がかわいくてかわいくて。・まさかのボディペインティング。最後のハートマークが入魂って感じで熱意が伝わってきます。・いつまで揉んでんだマネージャー。・卜部のアイドルコス、すっげぇ新鮮。ギャップ萌えギャップ萌え。・植芝先生、高杉晋作がアイドルでしたか。1回歴史漫画も描いてほしいなぁ。あと、司馬作品にラブコメ度が高いのは私も同感です。同時代を扱った『花神』の蔵六さんとイネさんは絶対ラブコメ。・椿が男を見せた。偉い。・YMOは昔からお馴染みですな。・鼻血の理由がそれか!やられた!・「ばかっ!!」色んな物が籠ったこの罵声は至高。・ゾクッとした時の卜部の色気と来たら…。 [0回]
乙嫁語り 2巻 感想 感想・レビュー 2010年06月19日 ・キャッチーな表紙。リリカルっぽいけど、抱えてるのが獲物という罠。・帯が素敵。この帯だけ別にもう1個欲しいくらい。にしても、さすがにアミルに浴衣は着せられなかったか。見てみたかったけど。・竈の日ってあるんですね。燃料が貴重なステップ地帯だからこその工夫なんでしょうね。・歌うアミルがかわいい。・つっけんどんなパリヤもかわいい。所謂「ツンデレ」とはまたちょっと違う。・砂漠で腕まくりってやっぱり大胆な行動なんですな。焦ってるパリヤがかわいい。かわいいったらかわいい。あと、褒められなれてないところもいいよね。・大胆なお返しだな。弓持った時に想像はついたけど。・帽子無しで外出とか、砂漠で有り得ぬ油断。こっち来て何年になるんだスミス。・子宝に頬染めるアミルとパリヤ。砂漠の人って純だなぁ。今が爛れすぎているとも言えるけど。・奪い返しにきたお話は全体的に強烈でしたなぁ。兄貴の不器用な配慮も良かったですが、全般的に親父の強引さと無策っぷりと悪い目つきが印象的でした。・スミスGJ!研究の成果が出ている。・街のみんなの結束の固さと、命までは取らないギリギリの配慮と。これが所謂砂漠の掟ってやつでしょうか。・カルルクの覚悟が刃に籠る。震えるアミルに声をかけるときの姿と言い、12歳とは思えないなぁ。やっぱり嫁をもらうと男は逞しくなるんですな。・状況は気になるだろうが、この状況で標的が窓から身を乗り出しちゃいかんな。・お風呂( ゚∀゚)o彡゜お風呂( ゚∀゚)o彡゜アミルは鍛えてるのに脱ぐと柔らかそうなのがいいよね。…発想と言動がおっさんくさくて申し訳ない。・「嫁心ついたね」あぁ、いいなぁ。いいセリフだなぁ。で、じゃれあう2人がかわいらしいと言うかリア充乙と言うか。・そしてそれに煽られる父と母。まだ若い。・客好きっぷりはシルクロード全般に共通らしいです。・刺繍描写の丁寧さ、ぼちぼち目が慣れてきましたが、第十話表紙の見開きはまた格別でした。・布支度、話は知ってましたが…こうやって読むとすげぇ。布への執着というかこだわりというか…。・パリヤが。パリヤがかわいすぎてもう。嘘をつこうとして結局自白するところとか最高。そしてそこに追い討ちをかけるアミルも最高。天然ってすげぇな。・「あなたがお母様になった時に子供に教えてあげられないでしょ」おお、素晴らしい説得力。・「これがうちだ」こうやって代々受け継ぐものがあれば、先祖への思いもまた違うんでしょうね。・みんな覚えてるのな。刺繍。手で覚えると違うなぁ。・布1枚でその人の人生とその人の家とを表す事が出来る。・スミスのような物好きが居てくれたおかげで、21世紀の我々がこうやって当時を偲ぶことができるという。物を記すということにひときわ思い入れがある私としてはジンと来ます。・どんどんアミルの表情が良くなる。我が家はこうじゃなかったなぁ(遠い目)。・スミスの動機、大概みんなそんな感じなんだろうなぁ、と思ったり。トロイの遺跡を発掘したシュリーマンとか。・即興で詩のやりとりも風流ですが、こうやってホイホイ出てくるのもまた砂漠の民ならではでしょうなぁ。・3巻からはスミス編とのことですが、話がカルルクとアミルに返ってきた頃にはもう子供ができてるんだろうなぁ。その過程は(ry・まぁ、冗談はさて置き、英露激突時代のようなので、その辺の複雑な国際事情もうまく織り込んでくれるといいですね。 [2回]
青空にとおく酒浸り3巻 感想 感想・レビュー 2010年06月12日 ・見舞いにいく途中でこういう本を購入してしまう私は誰に詫びたらいいんでしょうか。でも駅ナカの本屋にあるとは思わなかった。・この急ピッチ発刊は嬉しい限りですが、背景事情も知りたいところですね。・暴走するスピードが上がっている気がします。とりあえず火星人刑事に歓喜。続巻、いつまでもお待ちしております。・メガネをかける時の擬音は「ぢぇい」なのは昭和の頃からのお約束。・フォルクス博士の、覚醒してまずやる事が3年分のブログをまとめて更新というところに非常な親和性を覚えました。・ぱんつが納豆くさいんですかそうですか。・口は出すけど金は出さないのが一番嫌われます。・「わたしが直す」は究極超人あ〜るのネタで良かったかな?・山本・N・美穂。どっからこういうネタを思いつくのかなぁ。いつもながら脱帽する事しか出来ません。・工業科のローカルルールが男性向けすぎる。・「三姦王」っていうネタに食いつきたいけど自重します。・「非暴力反対」は食いついても大丈夫かな?・「一度に理解できるのは5文字が限界」普通にある話なのが困る。・授業参観を阻止する手段が硫化水素。C兵器か。・刑事さんところもとんでもない親子だなぁ。でもまだ娘で良かった。・南丸精油に爆笑。こういうギャグセンスは昔から大好物です。・ガ島ショコラは笑っていいやら悪いやら。・この姿形のままで手を出せるオヤジすげぇ。見習いたくはないけど。・「金がないからパチンコで医者代を」とりあえず連れて行ってから後払いとかは思いつかなかったんだろうなぁ。オヤジらしいとすら思っちゃう。・そして最悪のオチへ。・ひろりん、メイクでどうこうなる領域を超えてる気がするが、この作品、というか安永ワールドはそんなキャラばっかりだから無問題。・銭湯の入浴シーンでキャラの裸(ら)よりも背景の広告ネタに目が行くようになったらあなたも立派な病気です。今回は「歯科 美容外科 肛門科」っていうカオスな病院がお気に入り。・MMにも気を使うしのさん。そして知る、真実。ギャグ漫画でこういうシーンを不意に入れてくるからなぁ…。・「長距離ドライブに缶ビール」女性キャラの水着より背景の広告に(ry・違法エロ画像をCDに焼いて売る、か。もしかしたらうちにきてる迷惑メールにもそんな内容があるのかもなぁ。・「床が一分でケーブルが九分」で「沖縄決戦のようです」ってさらっと出てくる高校生はどうよ。・タネ馬名人だったのかオヤジ。・おっさんのパンツの柄が「大東亜+」だったり「国恥記念日」だったり。完全に遊んでるなぁ。・そしてカメのエサに乗り換える小朝。みんなビンボが悪いんです。・「瀬戸内の西の方のちょっと信じられないすごい話」このネタについては突っ込みたいけど突っ込みきれる自信がないです。面白くできるギリギリのところを安永先生が既にタイトロープしてらっしゃるし。まぁ、こういうネタを出来るようになった事を素直に喜んでおきます。・ノーパナイザーは何かの掛詞にしてるとは思ってましたが…相変わらずうまいなぁ。・乗っ取られた大統領ネタは…元ネタに物凄く心当たりがあるんですが髪型が違うなぁ。二重まぶたなら確定なんですけどね。・「巾着っ!!」「火星人刑事」「陸號っ!!」前作ネタキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!・「こまったお父さんを持つと大変ですよね」まったくだ。・「ぱんつじゃなければありがたくないもん」入れてくるかこのネタを。・「こっちはっ!!」親子ですなあんたら。・「ブラレス3四郎」これセーフなの?・火星人には勝てても師匠は越えられず。 [0回]
青空にとおく酒浸り2巻 感想 感想・レビュー 2010年06月07日 ・発行ペースのあまりの速さに驚いております。なにかあったんでしょうか?・「成人は血液が5リットルまでは抜けても死なんっ」鷲巣麻雀を否定する超理論。・じょっぷじょっぷっていう擬音はわざとでしょうねぇ。むだ毛処理の音じゃねー。・しっかし、そのむだ毛処理ネタがちゃんと伏線になるのが安永節だよなぁ。・MMの由来がプランクトンてのも安永先生以外思いつかないと思う。しかもスケールダウンした方法が「必死のダイエット」だし。・しのさん、自由契約という名の解雇。がんばれホームレス高校生。・OBS(大分をバカにすると承知せんぞ)団には笑わざるを得ない。郷土愛溢れる安永先生。・クロレラ代の稼ぎ方が辻占い。・「地球教の唄」そういや銀英伝もお好きでしたね。・元男の女性刑事か。業が深い人間しかおらんのかこの街には。・第3のMMホルダー現る。しかもコイツサイテーだし。・ぱんつスリ取るネタをここまで熱心に描くんだもんあぁ。・「ぱんつどろぼうを悪くゆうんじゃねえっ」オヤジの琴線が分からん。・しのさんいい人だ。だからこそ苦労するんだけど。・「運転中は酒飲むな」安永先生はむかしから素敵な標語作りには定評あります。・「できる」「できたのだ!!」そういやシグルイもお好きでしたな。・パンツ抜きとり術にベルヌーイ効果。・ノーパナイザーって字面だけならかっこいいのにね。・「アタシを初めてオンナにしてくれたのよ」オヤジの無節操が初めて役に立った瞬間。・「息梅不動産」店の名前のセンスはナニワ金融道と好勝負。・「紙より薄いアパートの壁」もはや手抜きを超えた芸術の域。・小朝に春が来たが、一瞬で終了。・男子トイレで髪を切る女子中学生。清貧という言葉を通り越して随分遠くまで行っちゃった感じ。・自分のぱんつと乾杯できるしのさんは大物。・「夢は時間と係争中」そうそう。こういうネタと言えば昔は安永先生でした。・バトルシーンが『殺菌洗剤を口に含んで噴きかける』って、相変わらず説明しづらい漫画だ…。・そしてオヤジ登場。海兵隊形無し。・「ああ悪気はどうでもいいんだよ」一生に1回くらいは言ってみたい気もするけど、多分言えないセリフ。・博士がどんどん絶チルの谷崎にしか見えなくなっていく。・きのこの次は納豆ですか。しかも正しい結果が出てるし。・『貧乏くさいよつばと!』を目指したはずが『非人道的じゃりん子チエ』になってしまったそうです。私がぐだぐだ書き連ねてきたことを1行で表されてしまいました。・なんかすぐ3巻が出るそうなので抜からず確保したいと思います。 [0回]
Kiss×sisOAD第3話 感想 感想・レビュー 2010年06月06日 えー、最近女性も結構ご覧になられているらしい上に今回はなかなか激しい内容でしたのでワンクッション挟ませていただきます。感想をご覧になりたい方はお手数ですが「つづきはこちら」をクリック願います。 つづきはこちら [1回]
Kiss×sis6巻 感想 感想・レビュー 2010年06月05日 ・せっかくのDVDもまだ見てませんが、とりあえず先に本編の感想を。・アニメイトTVでラジオ配信してるのは一応知ってましたが、現状そこまで追いかけると作業時間が無くなるので断念してます。聞いてみたい気がする反面、漫画の内容からラジオを推定すると…私の中の変なスイッチが押されちゃいそうです怯えております。・表紙漫画のダメさに磨きがかかっている。にしてもホントにぢたま先生は百合が好きですねぇ。あと「総統も言ってる」とか、りこが相変わらずダメ人間で何よりですが。・美春の素質が花開こうとしている。・体育会系メガネでむっつりか。新境地が開けそうですよ、ええ。・フロントホックが壊れることってあるんですか…。・「なんて‥気持ちいいんだろう‥‥」「住之江くんの背中‥」圭太にはなんか埋まってんのか。・「でかい…」「いいな…」正直に生きる女、りこ。あと、活字だと2点リーダーで手書き文字だと3点リーダーなのが謎。・できあがった娘とか。サイテーでサイコーだ。・「身体の預け方がリズミカル」には感服するしか無い。えろすってこういうことだよね。脱がさなくったってエロは表現できる。・「もちろん胸のポッチです。」me tooooooooooo!・「ほかほか」とか「ぐっしょり」とか。押さえるべき所は必ず押さえます。安心。・りこのほうが生物と保健体育が得意なのは多分私がその教科を得意としていたのと同じ理由。・おさな妻ごっこ!おさな妻ごっこ! 大事なことなので2回書きましたが、もう3回くらい書いても良いくらい大事な言葉。マジレスすると、結婚する前のごっこのほうが結婚してからよりも楽しい。・裸エプロンも良いが、下着エプロンもなかなか…。・「そういう一言が欲しかったの!」相手を褒めることは時として何をプレゼントするよりも強力な一撃となる。・「ヤバイこれは…」「ハマりそうだ…」ハマらない方がどうかしている。・「ヒゲダンスではなく」むしろ姉妹でヒゲダンス希望。・あと一歩足りない素直さが絶妙の調味料。・自重しないエロ姉万歳。・「エッチなら1人でやってなさい!」「エッチはふたりでやるもんだ!!」どうしてこの姉妹は、こう…。・身体測定か…。来週ウチの職場でもあるというのに、何で週末飲み会なんだ。みんなで再検査か。・開けたら閉める、が開けたら殺すに見えました。疲れてますな私。・美春は着々とドM体質を開花させてるな。重畳重畳。・フェラ好きの顔ってどんな顔なんだ。・「臭体」言い得て妙とか思った私の負け。・「気分はBカップ」気分ってあたりがカワイクもあり切なくもある。・「マジっすか!?」から「ストーン」までの流れが愉快すぎて笑い袋の緒が切れました。・「姿勢正して」「鬼だ!!」正しいギャグ漫画してるなぁ。・オチの姉妹喧嘩がほのぼの過ぎる。・このご時世に桐生妹大・爆・走!ぢたま先生一生ついていくぜ!てか34話の表紙はヤバすぎる。アメリカなら逮捕?・何を入れっぱなしにしとるか、この中学生。・「阿部高和のホモ牛乳」そのホモ牛乳は別のホモだ。・「さあ!今すぐズボンとパンツを!!」お前は男前過ぎだろう。・「ちなみに正しい飲み方はこう!」すいません、一瞬前までエロかったはずなのに、急にギャグに。・「十月十日後には搾乳し放題」搾乳とか言うな。・「では試してみましょう!!」「いいから落ち着け!!」まぁ、こう言いたくもなるわな。・「犯罪者がここにー!!」お前もな。・くまさんぱんつはむしろご褒美かと。・「発売延期につぐ延期で」生々しい話だ。・「中三が処女で何か問題がある?」そのスペックであの行動には問題があると思う。・スジ。・「いろいろすいませーん」とか「釣り針です」とか、この回はやりたい放題ですな。・ドテ言うな。・桃。・「主役交代の危機」次巻に期待しときます。何を期待するかはさて置いて。・「乳首作画の有無が戦力の決定的差ではないということを教えてやる!」存分に教えていただきました。ええ。 [1回]