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ふさ千明のおたネタ日記

漫画、アニメその他諸々の感想がメインのブログです。現在は「ここだけの話」シリーズについての感想を中心に運営しております。毎日15時の更新は終了し、現在は再び不定期更新に戻っております。

Kiss×sis3巻 感想

 表紙
 アニメ塗りだ!つか外箱と一緒だ!おかげで外箱が捨てられない!
 今回もキラキラ加工なので角度を工夫しないと読みづらいですが、内容が内容だけにそのくらいでいいのかも知れません。
 というか原画はぢだま先生じゃないんですね。

 本編
 今回も乳首の描いていない新手のエロマンガでしたねぇ。てか乳首描いてんじゃんぢたりん。男のだけど。

 こんなに積極的でえろえろな姉が存在するなら世界も希望に満ちています。
 ただまあ、14thで圭太にキスされて泣き出しちゃったりとか純情なんですよね。この2人。純情でえろえろ。それはなんて言う最終兵器ですか?

 伊香保温泉編もえろえろでしたが、うどんとか秘宝館とか貸し切り露天家族風呂とかが綿密な取材を感じさせてくれます。特に秘宝館。私は意外な事と思われるかも知れませんが秘宝館行った事無いんですが、話には色々聞いているので、がっつり取材が反映されている事は想像に難くなかったです。案内人のおばさんは実在するんでしょうねぇ。とりあえず子宝飴とか春画とかアレげな展示を見ながらはしゃぐりこはかわいかったです。

 伊香保は行った事無いんですが、城崎その他の温泉街を回ると大体こんな感じでしたねぇ。

 で。ホテルに戻ってまずいきなり子宝飴舐めシーン。これは言い訳がきかないと思います。「ぷは」じゃねーっての。「部屋までガマンしなさいっ!」も実はアレですが。

 そこから食事→露天風呂となるわけですが、あこりこお風呂お出迎え見開きシーンの力の入り方が見事でした。
 あこの酔わせて襲わせる計画が計画倒れとか展開は寸止め漫画としての王道でした。

 そして伊香保編の個人的なクライマックス「好きな男に乳首吸われて気持ちよくならない女なんているもんかぁ〜っ!!」は感銘通り越して感動でした。りこはえろえろだけど素直で純情で、大変かわいいですね。姉であり女である、そのどちらも否定しない強さが有ります。あこはあこで姉と女の両立の壁を乗り越えるためには手段を選ばずそのために腹黒さすら見せているところが魅力ですが。

 まぁそんな感じで4巻も楽しみです。

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うらかたっ! 感想

 大変遅くなってしまいましたが、ようやくこれの感想を。
 こういう漫画が好き、というよりもむしろ私はこういう小説が書きたかった人間です。だもんで、この漫画が読めて良かったなあ、って言うのが第1の感想です。面白かったというのは間違いの無いところですが、今回は私のバイアスが普段よりもさらに強いので、もともと乏しい客観性はますます限りなくゼロに近いと思っていただけるとさいわいです。

 あと、私自身が副長気質なんでサポート係の篤君には同意するところ大だったりします。足りない能力は周りの人材が補う!は我が意を得たり、でした。ま、私はそれほど優秀じゃないですが…。

 にしても、出会いがノーパンってみた森先生のデフォになってるのかなあ。まぁ、みた森節の1つであるギャグとエロスの両立を示すものとしてこのまま伝統になっていくのかも知れませんね。

 色々どんでん返しもあるのであまり内容に突っ込まずに書きますと、本作はえろでらぶでこめ、です。古き良き時代の学園物に思い入れがある人なら概ね楽しめる内容だったと思います。逆に今風の小道具が無いとピンと来ない世代には古くさく感じるかも知れませんが。それでも、推奨が三十路以上に限定される漫画ではないと思います。所謂80年代アニメが受け入れられる人ならすんなり入っていけるんではないかな、と。こういう空気を味わえる作品があることを感謝します。

 最後に。みた森先生の単行本おまけ4コマ、いつも楽しみにしてますが、今回も期待以上でした。

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アオバ自転車店06巻感想

 発売日的にはアオバの方が先だったんですが、読んだのが後だったので感想も後回しになってしまいました。

 アオバは最近じいちゃんが出て来なくなって寂しかったんですが、今回久々に工一過去話で出てきてくれて嬉しかったです。「細かい作業のくりかえしが最後に大きな差となってあらわれる」とかじいちゃんカッコいいよじいちゃん。というか、今現在はじいちゃんは一体どこにいるのかと。てっきりあの後世界編が盛り上がっていくもんだと思っていただけに残念至極です。

 それ以外で良かった話は「飲んだら乗るな」と「2人の母」と「蝉と桜」でしょうか。

 「飲んだら乗るな」はずっと気になっていた自転車の飲酒運転ネタを取り上げてくれました。自転車事故だって人は死ぬこともあるんです。たかが自転車ですが、されど自転車なのはこの漫画を読む人ならよくお分かりの事と思います。不便を忍ぶ心をとりもどすのが先か、それとも酔いが一瞬で醒めてしまう薬が普及するのが先か。ともかく、自転車が殺人機械にならないことを願うばかりです。

 「2人の母」ではコードネームGにおびえるかわいいワカバさんが見られました。いいなぁ。やっぱりCV井上喜久子で読んでしまいます。アニメ化は難しいまでも、CDドラマくらいなら実現しませんかねぇ。
 あと、「お客さんの自転車は水曜だけを外して故障したりしません」は「平日の9時から5時までしか動きません」と言いやがった保険屋に聞かせてやりたい言葉です。

 「蝉と桜」は今と昔はつながっていること、変わってしまったけど変わってないものもあることを描いた良作です。先の大戦で出征し亡くなった方の事を「英霊」と書けば仰々しく感じたり、ちょっと敬遠してしまいそうになる人もいるでしょうけれども、ふとしたきっかけで、それは意外とごく身近な存在だったりすることに気がつくのではないでしょうか。


 あと、スク水ヒバリちゃんは147ページの扉のと165ページのがベストかなあ。

 今回はこんなところで。

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Cheers!6巻及びChoice!2巻感想

 チャーリーにしなか先生のエロス長者っぷりにはいつもながら脱帽最敬礼するばかりです。チャーリー先生の何が凄いと言って、非18禁の枠の中でエロスを追求する姿勢、細かくちりばめられたギャグのアクセント、そしてその中でも自分の趣味趣向にこだわる姿勢、これらは大変勉強になります。

 今回は2冊同時発売でしたので、感想も2冊まとめてで行きたいと思います。

 Cheers!6巻の羅列
・5巻を読んだときは「もうぼちぼちまとめに入って来るかな?」と思ったんですが、まさかここに来て新キャラ攻勢とは。さすがです。
・米国債券大暴落、で大笑いしてしまいました。なんという社会派オチ。
・佐倉、実籾と来てなんで新発田?志津でも八千代でもいけるでしょうし、いっそユーカリが丘でゆかりとか持ってこれそうな駅名はあるでしょうに…もしかして芝山千代田を略してなのかな?(えーと。チャーリー先生の古巣、京成電鉄ネタです)
・キャプテンかわいいよキャプテン。
・なにげに戸塚さんがどんどん美味しいキャラになってきてますね。メモ魔とかお菓子作りとか。
・ししるいるい。

 Choice!2巻の羅列
・中身は全部な・り・き・りっ!でしたが、あえてな・り・き・りっ!で発売しなかったところにチャーリー先生のこだわりを感じます。
・がさつでえろくて純真な栞ちゃんが素晴らしい。にしてもチャーリー先生の煩悩ストックは尽きるところを知りませんな。水着でテーモーとかゴスロリでお人形さんごっことかバリエーションが大変豊富でひねりもギャグも入ってて。恐れ入ります。
・毎回オチが次回予告を貫いているのもお見事です。
・どうせチビッコですよ!がツボでした。栞ちゃんかわいいよ栞ちゃん。

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謎の彼女X4巻 感想

 3巻を読み終わった時点での予想では、もっと展開的に躱してくると思ったんですが、結構直球がズトンと来ました。まぁ、なんだかんだ言って付き合うということはお互いに染め合うことでもあるので、こういう展開は納得できるしばっちこいなんですが、もうちょっと引っ張るかと思っていただけに意外でした。
 にしても奪ったのが唇じゃなくて耳ってのが植芝漫画っぽくていいですな。
 で、じわじわ進展していって最後でまたやってくれました植芝先生。また5巻が出るまで地獄待ちですとも。ええ。

 以下、羅列で。

・「いい買い物した」は大いに気持ちは分かるが、アホです。
・卜部は怒った顔がかわいくていいですね。やきもちがプラスされていると尚良し、なので写真集にパンツハサミ発動!はある意味今巻のベストシーンです。
・前言を翻す訳ではありませんが、照れた卜部も破壊力バッチリでした。
・ダブルパンツハサミ!ダブルパンツハサミ!嬉しかったので二回書きました。いやぁ。まさに「天誅!」でしょうか。うちはむしろ「そんないいものはこっちにも回せ」とか言っちゃう嫁なのでこういう目に遭ったことは無いんですが、ちょっとだけ憧れるシーンです。そのあと補填として写真渡されるところまで込みで。無数のエロ本<自分の水着写真。いいですねぇ。卜部もそのエロ本が何に使われていたか理解しての行為でしょうから、自分の水着写真も何に使われるかは意識して渡していると思います。深読みのしすぎかも知れませんが、そう解釈すると大変大胆な行為ですね。
・「卜部の舌で切手貼ってみたい」って清々しくド変態ですね。
・「おれが丘にやってほしくないことはおれもやらないの!」こいつとはうまい酒が飲めそうです。
・早川再登場!にわかに緊張感が増してきました。にしても「彼女いない」って言っちゃうかあ。
・振られた女性を慰めて泣かれちゃうという状況には一度だけ遭遇したことがあります。そのときは今の嫁と付き合ってる宣言していた状態だったので美味しいことは何一つありませんでしたが、合コン合コン言う人たちの気持ちがちょっとだけ理解できた気がしました。
・毎回思うのですが、椿が細かいところでグッと来りジーンと来たりするのが大変よく分かります。



・どんどん丘がヘンな子になっていくのが大変ユカイです。植芝先生もっとやってください。

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グッドアフタヌーン初号買いました

 今回は完全に元取れてます。フィギュアついてますし。ただし、次号はどうかなあ。メカビと言う前例もありますしねぇ。あれも創刊号はよかったんですが。いや、すいません不吉な話で。
 ちなみにフィギュアの出来はすこぶる良かったです。足の開き具合とか特に。海洋堂頑張りました。というか頑張りすぎです。これだけでも元取れてます。

純潔のマリアフィギュア

 以下、順不同で気になったものに個別で感想を。

 純潔のマリア
 この雑誌の看板漫画です。表紙です。一押しです。その待遇に恥じない良い出来でした。これ、1人で描いてるとしたらそらあもやしもんも減ページしますわなあ。
 それにしても幸村先生を巻き込むのお好きですね石川先生。仲良いなあ。作画用資料も借りたりしてるのかなあ。
 肝心の内容ですが、言うまでもなくマリアがかわいかったです。からかわれて赤くなったりするところとか、ムカついてドラゴン召還しちゃうところとか特に。
 それと、相変わらずおっさん描くのお上手で。
 
 パラダイスレジデンス
 「はっこうとふはいの区別くらいつけろ」は石川先生を意識してますか藤島先生。8ページ連載ということで、ストーリー展開よりも雰囲気を楽しむというスタンスで読んで行こうかなと思っています。

 路地恋花
 私は主人公と同じくよそから来て現在京都在住だもんで、この話面白く読めました。私はこんなに京都弁達者じゃないですが。細かい京都ネタも個人的にスマッシュしましたので(亥の子餅とか夷川通とか)その分点数甘くなってますが。あと、思い入れを本にするのはやめるとき、本を作るのは押し殺した思い入れに綺麗なお墓を建てる、というのがもおう。私も夢破れた人間ですんで心に刺さりました。
 
 夏の前日
 無愛想で不器用な主人公が好きです。まわりの人がいらいたくなる気持ちが大変良く分かってしまいます。私は絵が描けませんでしたが、絵の大変上手な親友がいまして、こんなにかわいらしくはなかった(どっちかというと私とどっこいの顔)ですが、個々の行動に思い当たる節があったりしてその辺も楽しめました。

 蹴球少女
 エロ担当( ゚∀゚)o彡゜エロ担当( ゚∀゚)o彡゜
 雑誌には絶対必要です。あってよかったです。色気と可愛げのある絵なので色んなところをガシッと鷲掴まれました。私はサッカーにはそれほど思い入れもなく知識も乏しいのですが、ページからサッカーが好きだというオーラが感じられたので好感を持って読むことができました。色んな意味で次号に期待です。

 やまとものがたり
 都築先生絵柄変わったなあ。私にとっちゃ無責任艦長タイラーと言ったら都築先生のあの絵しかあり得ません。あの作品に人生かなり揺り動かされた私には、都築先生は非常に大きな存在です。
 という個人的なお話はさておいて。
 やまとものがたり。感謝と尊敬。ハレとケ。神の御心。こういうテーマ大好きです。というか神道大好きなのでこういう漫画は軒並み大好きです。あるべき姿は日々の暮らしの中にこそ。
 あと、このご時世に幼女の裸体が堂々描ける都築先生、さすがです。一生ついていきます。

 ハルシオン・ランチ
 ギャグならギャグって先に言えよぉ〜と言いたくなるような不意打ちですっかりやられました。やっぱり沙村先生は天才です。細かいギャグが無数に埋め込められていて、それに逐一反応しちゃったので読むのに思いのほか時間がかかっちゃいました。しかしそれは読みづらいということではありません。ネットのおかげで半端に調べがついちゃうんで、ついつい確認しちゃう私が悪いんです。
 本来は細かい知識とかなくてもちゃんと楽しめます。にしても沙村先生、楽しんで描いてるなあ。
 
 鉄風
 うーん。一押しではないんですが、なんか気になる漫画です。次を読んでみないと評価しづらいです。


 なんか長くなってしまいましたが、今回はこの辺で。

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安永先生がサンデーに漫画描いてる!

 出遅れ感いっぱいですいません。でもこの衝撃はここに書かずにはおれません。正月仮面ですよ。グリコーゲンXですよ。県立地球防衛軍ですよ陸軍中野予備校ですよ巨乳ハンターですよ。いやぁ、懐かしいやら嬉しいやら。すっかり縁が切れてしまったと思ったんですが、サンデー編集部が頑張ったんでしょうか。だとしたら素直に賞賛します。

 安永先生の作品をご存じない方はマンガ喫茶でも国会図書館でも良いのでぜひご一読を。どれもこれも衝撃の内容です。天賦の才を感じることができるはずです。あと、火星人刑事は最終巻がまだ出てませんのでそのつもりで手を出してください。

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月刊コミック乱12月号 感想

 『陶魂』が毎月読めたら良いなあ、というのは贅沢なんでしょうか。私不勉強なもので佐渡焼き、無名異焼きの存在そのものを知りませんでした。今回まさに目から鱗状態です。金を掘る過程で大量に出る赤土が焼き物の材料になろうとは。「オラ今まで物を壊すことしか知らんかった」「でも今は物を造るのが楽しくてしょうがないんじゃ」が沁みました。いい話でした。

 『浮世艶草子』は今回絵描きのお話でしたが、いつもながらの風情あるエロスとともに「絵師なんざぁうまいだけのやつなら腐るほどいるんだよ」「色香は脱がせば出てくるものではない」「松尾芭蕉がいう『言い果せて何かある』がなくちゃどんな浮世絵も春画もすぐに飽きられて捨てられるんだ」等々、響く科白がたくさんありました。そう言う意味でも大変良かったです。
 
 『風雲児たち』は安政の大獄前夜における一橋派と紀州派のせめぎ合いが見事に描かれていました。それにしても一橋慶喜が本気を出していたら井伊直弼の失脚もあり得たとは…。あの人はとことんまで実力を出し切らぬ人ですなあ。

 という感じで今月はこの3作品がトップ3でした。

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よみきりものの…北国楽園 感想

 今月は2冊も竹本先生の新刊が出て嬉しかったです。タイトルが「ほくごくらくえん」になってますが、南国に対して北国だそうです。その場合ほっこくって読むと思うんですけど…。

 まぁそんな事はさておいて。
 こちらは表紙が水着、しかも竹本キャラに珍しい黒、おお、と思ったらちゃんとタネがありました。種明かしを読んでもがっかりしないのは竹本漫画ならではかと。

 まえがきでいきなり聖林檎極楽学園の4人が出てきたにも関わらず本編では出番無しとか初手からしてやられました。

 今回は作家サトミーの続編と、匠太郎とアンジェリケシリーズの続編と、背中洗い大好きなウロボースの大学教授の話の続編が読めたのが嬉しかったです。いずれも竹本先生にしか描けない漫画です。

 あと、読書が人生の中心軸にどっかり座っちゃってる『かおりさまざま』の池保君が他人とは思えなくて。逐一行動が似通っていることに懐かしさすら感じました。私も本読みのにおいがするって女の子に言われてみたかったです。ちなみに本読みながら昼食をとってて行儀が悪いは言われたことあります。
 
 それにしても、竹本漫画を読むと、無性に学園物が書きたくなりますね。書くことはできても書き上げてまとめることができないのでプロットばっかりたまってますが、そろそろ何とかしたいところです。

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さくらの境 4巻 感想

 残念ながら最終巻です。大好きな作品だっただけに非常に残念です。竹本ワールドもここに極まれりと言うか、のんびりぼんよりした日常を描いた作品としてはほぼ究極だと思います。平和で、猫たんまりで、かわいい女の子が楽しく暮らしているというある意味理想郷がこの作品にはありました。最後、浪人生活のままで最終回を迎えてしまったのが残念と言えば残念ですが、まぁ、これもまた竹本漫画らしいかなとも思えます。

 なかがきによりますとこの作品を実写化しようとした動きもあったそうで、見たかったような見たくなかったような。キャスティングと猫の扱いを間違えると悲惨なことになりそうで…。

 それにしても企画ができては潰れできてはつぶれ、一度くらいは竹本作品の映像化が見てみたいのですが、シャフトあたりがやってくれないかなあ。

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