忍者ブログ

ふさ千明のおたネタ日記

漫画、アニメその他諸々の感想がメインのブログです。現在は「ここだけの話」シリーズについての感想を中心に運営しております。毎日15時の更新は終了し、現在は再び不定期更新に戻っております。

青空にとおく酒浸り1巻 感想

・安永先生単行本出してくださってありがとうございます!もう「火星人刑事の6巻はまだ?」とか言いません!二度と言いません!      二度とは言い過ぎか。
・小ネタの豊富さも、書き込みの細かさも、ギャグの飛び抜け方も、ネタのヤバさも、ほとばしる下品さも、そそるよりもニヤリとしてしまうエロスも、独特のテンポと切れ味も今だ健在!そもそもほぼモノクロに近い配色で描かれているのが小汚ねぇおっさんという表紙からして安永節全開。
・SFでありホームドラマであり学園ものである本作を一言で表すならば「安永先生の漫画」の一択。これしかないでしょう。
・とりあえず出前中華のお姉さんことしのさん頑張れ。超頑張れ。常識人が割を食うのが安永漫画の定石とは言え、流石にちょっと気の毒。あと、ご存知の方にしか通じないネタですが、しのさんはバラダギ様の立ち位置だよなぁ、と思うと懐かしさのあまり色んなものがこみ上げて来ざるを得ません。
・ダメ人間に見えて、みんな愛すべきキャラに仕上がってるのも変わってませんね。読めば読むほどにのめり込んでしまいます。
・1巻読み終わったばっかりで何言ってんだと思われそうですが、今から2巻が待ち遠しくてたまりません。
 昭和のころから連綿と続く安永漫画に興味がおありの方はとりあえず「陸軍中野予備校」あたりから勧めておきます。新刊はムリでも古本屋なら手に入りやすいというのと、一応完結しているという2点が推薦ポイントです。未完でいいなら「火星人刑事」、古くて入手困難でもいいなら「県立地球防衛軍」と「頑丈人間スパルタカス」を勧めます。

拍手[0回]

PR