ヴンダーカンマー2巻 感想
・魯介先生の各オカルト漫画とつながる流れがかっちりと存在した上、蛇と狼の因縁も出て来て嬉しかったですね。
・戦争の狂気が作品のそこかしこに潜んでいるんですが、同じくらいの分量で小ネタが潜んでいるもんで、割とニヤニヤして読み終えてしまいました。個人的にツボったのは「十徳アーム」と「独逸浅薄振興会」でしょうか。後者は特にギリギリネタですねぇ。
・第3話のネタが第22話で回収されると言うのも魯介先生の漫画としては珍しいかな?
・喜びの酒メタノールとか赤十字カクテルとか、いかにもな酒は間違っても飲んでみたいとは思いませんが、ネタとして大笑いしました。
・ツン多めの主任が最後までツンで通してくれたのも良かったですね。安易なデレはやらないだろうとは思ってましたが。
・暗いながらもわずかな救いにホッとする内容のラストでした。もし後日談があるならベルリン封鎖中の活躍も読んでみたいですね。
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