乙嫁語り 2巻 感想 感想・レビュー 2010年06月19日 ・キャッチーな表紙。リリカルっぽいけど、抱えてるのが獲物という罠。・帯が素敵。この帯だけ別にもう1個欲しいくらい。にしても、さすがにアミルに浴衣は着せられなかったか。見てみたかったけど。・竈の日ってあるんですね。燃料が貴重なステップ地帯だからこその工夫なんでしょうね。・歌うアミルがかわいい。・つっけんどんなパリヤもかわいい。所謂「ツンデレ」とはまたちょっと違う。・砂漠で腕まくりってやっぱり大胆な行動なんですな。焦ってるパリヤがかわいい。かわいいったらかわいい。あと、褒められなれてないところもいいよね。・大胆なお返しだな。弓持った時に想像はついたけど。・帽子無しで外出とか、砂漠で有り得ぬ油断。こっち来て何年になるんだスミス。・子宝に頬染めるアミルとパリヤ。砂漠の人って純だなぁ。今が爛れすぎているとも言えるけど。・奪い返しにきたお話は全体的に強烈でしたなぁ。兄貴の不器用な配慮も良かったですが、全般的に親父の強引さと無策っぷりと悪い目つきが印象的でした。・スミスGJ!研究の成果が出ている。・街のみんなの結束の固さと、命までは取らないギリギリの配慮と。これが所謂砂漠の掟ってやつでしょうか。・カルルクの覚悟が刃に籠る。震えるアミルに声をかけるときの姿と言い、12歳とは思えないなぁ。やっぱり嫁をもらうと男は逞しくなるんですな。・状況は気になるだろうが、この状況で標的が窓から身を乗り出しちゃいかんな。・お風呂( ゚∀゚)o彡゜お風呂( ゚∀゚)o彡゜アミルは鍛えてるのに脱ぐと柔らかそうなのがいいよね。…発想と言動がおっさんくさくて申し訳ない。・「嫁心ついたね」あぁ、いいなぁ。いいセリフだなぁ。で、じゃれあう2人がかわいらしいと言うかリア充乙と言うか。・そしてそれに煽られる父と母。まだ若い。・客好きっぷりはシルクロード全般に共通らしいです。・刺繍描写の丁寧さ、ぼちぼち目が慣れてきましたが、第十話表紙の見開きはまた格別でした。・布支度、話は知ってましたが…こうやって読むとすげぇ。布への執着というかこだわりというか…。・パリヤが。パリヤがかわいすぎてもう。嘘をつこうとして結局自白するところとか最高。そしてそこに追い討ちをかけるアミルも最高。天然ってすげぇな。・「あなたがお母様になった時に子供に教えてあげられないでしょ」おお、素晴らしい説得力。・「これがうちだ」こうやって代々受け継ぐものがあれば、先祖への思いもまた違うんでしょうね。・みんな覚えてるのな。刺繍。手で覚えると違うなぁ。・布1枚でその人の人生とその人の家とを表す事が出来る。・スミスのような物好きが居てくれたおかげで、21世紀の我々がこうやって当時を偲ぶことができるという。物を記すということにひときわ思い入れがある私としてはジンと来ます。・どんどんアミルの表情が良くなる。我が家はこうじゃなかったなぁ(遠い目)。・スミスの動機、大概みんなそんな感じなんだろうなぁ、と思ったり。トロイの遺跡を発掘したシュリーマンとか。・即興で詩のやりとりも風流ですが、こうやってホイホイ出てくるのもまた砂漠の民ならではでしょうなぁ。・3巻からはスミス編とのことですが、話がカルルクとアミルに返ってきた頃にはもう子供ができてるんだろうなぁ。その過程は(ry・まぁ、冗談はさて置き、英露激突時代のようなので、その辺の複雑な国際事情もうまく織り込んでくれるといいですね。 [2回]PR