近代麻雀8月1日号 感想
アカギ
・巻頭カラー。いよいよクライマックスという解釈でよろしいんでしょうか。
・南3で死ぬ気発言はブラフってーか心理戦のための一石じゃないかと踏んでますが。
・「これが一番現実的」福本漫画でそれが額面どおりに達成されたことって希有だからなぁ。とか言いつつ、むしろそう思わせての逆意表とか有り得ますから迂闊に予想すると足元すくわれますな。
・「が…!」「ダメッ…!」このナレーションが大好きです。着ボイスあったら欲しいんですが、見当たりませんでした。
・「クズ手だ!」でもクズ手のほうが変化の幅が大きいよね。
・そして、そのクズ手を優しい目差しで見つめるアカギ。
・最後に、次号、まだ打ち始めない可能性もあることに一応言及しておきましょう。それでこそアカギ、というか福本漫画。
満潮ツモクラテス
・麻雀は哲学。これがこのお話のテーマになると思うんですが、それを台無しにする誤字が…。「麻雀が哲学なら」「打点と牌効率のバランスを考えればいい」「だが麻雀が哲学なら」「そのどちらにも手はかけない」えーと。たぶん前者は本来『数学』だったと思うんですが。
・因果打ちっていう言葉、学生時代だったら絶対打ちながら使ってた。ウザがられながら。
・確率ではなくテーマで打つと、負けても納得できるかも知れない。それが確実に勝利に繋がるかどうかは分かりませんが、プロとして打ち続けるなら、選択肢の一つとして有りなのかも知れません。
・まぁ、哲学云々はさておいて、積倉の引きが良すぎる。
・「リーチ一発ツモメンホン七対子」配牌から様変わりしつくした感が。
・なんか暴力的な場面が多いですね。「やっぱクズばっかだな」に同意できる。
・「じゃあこれで2万分チャラなっつって」ちゃんと覚えてるのな。
・順風と無風での打ち方の違いも発想としては数学じゃなくて哲学の部類ですね。
・風が吹くのか、潮が満ちるのか。
ひぐらしの哭く頃に 雀 燕返し編
・単行本発売決定おめでとうございます。でも上巻ってことは多くても3冊までですか。
・足音かと思ったら…。10代で死と直面させられるのは重い。
・雛見沢症候群には投薬も無意味なんだろうなぁ。
・家を抜け出す方法が古典で思わず笑ってしまいました。
・よりによってなんつー場所で闘牌すんだ。
・「賭けるはプライドのみ」「敗北の刻印こそ最大の罰」良いセリフ読ませてもらった。
・疑惑にとらわれながらの打牌に迷いが籠る。そしてその迷いが振り込みを生む。
・「どうせ仕組まれてるなら」まぁ、これが正解手かなぁ。
・ぐわぁぁぁ。そうでした。こういう作品でした。この一発ツモ未遂は自分でやってたら生涯麻雀打てないかもしれないくらいのトラウマになるだろうなぁ。
むこうぶち
・私も基本的に後ろで見てるおっさんと同じ打ち方ですねぇ。だから勝てないんですね。納得。
・自分ではなく周囲がイメージに振り回されるようになったらそれが反撃の兆し。
・裏目り始めたら警戒警報。しかし、勝ち続けてきたおっさんたちにはそれすら聞こえない。
・「全員聴牌…」「差がどうやら消えたようですね?」これ、傀なりの優しさだと思うんですよ。気付けばまだ何とかなったかも知れない。
・「この手ダメになってもいいのかい?」親番を撒き餌に使うヤツなんていませんもんね。
・そして場は流れ、オーラスになって気付く。
・「全員浮き足立ってる!」すっげぇいい表情。
・嵌伍萬で符ハネして3人クビ切れ。700 1300での「御無礼」にも凄みが籠る。
・「一発長打を狙わず一段ずつツキの階段を登る…」これがとあるプロ野球監督のスタイルとかぶって燃えます。一発長打は瞬間瞬間でこそ有効ですが、長丁場では不利。
・そして、迎える朝。すっかり浮かれ気分の塚内のオヤジが3人を引き連れ自宅へ。一番負けが少ないっていう点ではこのオヤジが一番の勝ち組なのか。
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