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ふさ千明のおたネタ日記

漫画、アニメその他諸々の感想がメインのブログです。現在は「ここだけの話」シリーズについての感想を中心に運営しております。毎日15時の更新は終了し、現在は再び不定期更新に戻っております。

コミック乱 九月号 感想

御誂人情幕ノ内
・噂と妬みと。
・「だからって親分さん」のところの笑みがゾッとしますね。口元が特に。
・このお糸という名の娘の問題点は親が作ったんじゃないかな、と思わせてくれる「云うなお糸」のセリフとその後の詮議の結果と。
・「俺達がだらしねぇから化けて出て来やがった」「やっぱり世ん中悪い事ぁできねぇようになってら」小早川秀秋の末路が思い出されました。

剣客商売
・お嬢様と呼ばれて喜ぶ三冬がいい。すごくいい。
・喘ぎ声を聞いて怪我を連想する三冬はもっといい。その挙句に一部始終を目撃してしまう三冬。そして夜な夜な思い出してしまうという。完全に今回は中学生女子のそれですな。いいぞ、もっとやれ。
・しかしそれが命拾いにつながるとか。ホントにこの漫画は油断ならない。
・柄杓を切ってそれで目を突かれるシーンは風雲児たち旧版25巻の平手造酒を思い出しました。
・三冬と大治郎の何気ない会話の距離感が好きです。
・何度も何度も食べ過ぎている小兵衛先生。何やってんですかホントに。
・大治郎のところに泊まるかも、で赤面する三冬は完全に思春期女子のそれですな。
・尋問の基本は笑顔。いきなりオイコラ言うのは大体逆効果ですね。
・お小夜の荒み方がリアルと言うか生々しいと言うか。
・火盗の提灯を見て、思わずにやりとしてしまいました。
・「あ……」じゃないっての大治郎。

信長戦記
・「戦の命運は矢合わせの前にこそ」というのは信長の基本姿勢ですよね。
・しかし何度見てもこの勝頼には違和感が。
・軍の進退の駆け引きは心理戦なので、もうちょっとじっくり描いた方が面白かったかも知れませんが、ペースとしてはこれでちょうどなのかも知れません。
・大僧正怖すぎます。

仲蔵狂乱
・格上げ。そしてまた始まる新たな戦い。
・でも歓迎してくれている人もいる。
・瀬川錦次改め市川武十郎の、突っかかってくる相手のさばき方に、苦労の程が見えてとれます。
・名を変える人、変えない人、さまざま。
・そして弟弟子の登場。今回新展開ですね。
・他人と比べると良い事ないよね。でも中村中蔵は確かにあんまりだ。
・ついに回ってくる重要な役。形見の着物を解いて衣装を何とかしてくれる、できた嫁。
・嫁と妹に見守られる晴れ舞台。生きてて良かったなぁ。
・なのに、衣装が無いとか。死にたくなるな、これ。
・嫉妬は怖いなぁ。
・「俺らがあれだけイビっても黙って堪え抜いたんだからな!!」いい話っぽいけど、ちょっと殴りたくなるのは何故なんでしょうか。

風雲児たち幕末編
・「オランダへ帰れーっ」「オランダ人じゃないわよっ」「こいつ国籍詐称のドイツ野郎なのよ」次々暴かれる事実。
・まぁ、和解できて何よりです。「今は再会出来た事だけを喜びましょう」に全てが込められていると思います。
・歩くサンダル君っていうと擬人化アイテムみたい。
・「お前が父親なのかーっ」だとしたら二宮先生頑張りすぎです。
・「殺す…」「と言いたいところだがこの娘の父か…」苦悩する父の姿ですな。
・医者にならないと日本に来られなかったとは言え、日本から去ると同時に医学を捨てたのは思いっきりが良すぎますな。そしてイネのアイデンティティクライシスへ。
・すっかりお馴染みの伝馬町。
・「幕府はじまって二百五十余年の事件簿・判例をいくら調べてもこんな例はどこにも無い」蛮社の獄蛮社の獄。
・「所労気味で伏せっていた」まぁ、やっぱり激務だったんですねぇ。でもいざとなれば緊急登城はする。
・人事権は伝家の宝刀。これを誰が握るかで政権の方向性が決まってしまうのは古今東西変わりませんなぁ。
・この意見書といい、三十俵降格を望むところと言い切るところといい、風雲児ですな、この人。こういう人を活用できない時点で井伊大老の限界が見えるというものです。

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