俗・さよなら絶望先生 第11話 感想
アバン
なにごと?
東京市内の映像に思わず一期の最終話を思い出しました。またあんな感じでやる気かな、とか思ったらベスパに糸色望探偵事務所ですよ。松田優作か。
と思ったら頭をバリバリかいてふけが散るのは金田一だし。
まといの声が少年ぽいのは小林少年をイメージしているのかな?金田一シリーズ全部見たわけではないから何とも言えませんが、ああいう助手いたかなぁ。確かいなかったと思いますが。
OP
やりやがったなぁ。妻と2人で「すげーすげー」言いながら見てました。明らかに市川崑先生へのオマージュなのですが、追悼というには制作時期がギリギリすぎるので、これは偶然ととるのが良いように思います。
音楽までこのために全部作ったんでしょうが、大変な力作です。文句なし。
あと、普通の名前がなくなかった?
黒い十二人の絶望少女
このタイトル、元ネタは「黒い十人の女」からと思われます。
「糸色叫の館」絶叫先生。
「甚六警部」この配役は見事。
「カット割り」市川演出。
「警部さんその方は?」みんな喪服似合うね。
「新聞で読んだことありますよ」歩き方まで。細かいなぁ。
「謎は必ず解くけれど、解けた時には関係者はみんな死んでいる」これも金田一ネタですね。
「絶望探偵」ラビリンスと付けたくなったらラジオ百見様でしょうか。
「この遺影の方」ここは犬神家ですな。顔を出さないのは伏線ですな。
「12人の娘の保護者」なんか異物が混入してるぞ。
「その死に不審な点はない」ビデオ回してるやつはいたけど。
「2人とも妙な格好で遺体が発見された」マリアはガンダム、芽留はセーラームーンか。見立て殺人は獄門島。
「18歳になった時均等に財産を分ける」ここは犬神家。
「私たちの誰かが犯人」ここのかぶせ方も。
「ご〜る」「Key違いだけど仕方ないでしょう」元ネタは季違いじゃが仕方ない、です。劇場版AIRは浜辺でゴール、TV版AIRは武田商店の前でゴール、ということらしいですね。ここは調べました。
「わたしが」加賀ちゃん可愛いなぁ。
「ばーさんの思い出話なんか聞いてるヒマはありゃあせん」なんという加藤武。
「絶叫先生はテレビのまんがが好きでねぇ」ここ神谷さん?有線式のリモコンとか細かいなぁ。
「波動砲」ヤマトナツカシス。
「第三艦橋大破」お約束の名場面。
「いた」「あっちね」怖いって。
「今日の晩ご飯は水炊きだよ」エプロン姿いいなぁ。
「私たちは彫刻や絵のモデルとして集められました」「表向きはね」「本当は全員が先生の愛人だったんです」横溝テイストだなぁ。
「しかし」「12人は多すぎる」「私たちも最初はそう思っていました」最初はっていうのが深いなぁ。
「私は自分がよく分からないんです」「この世界は自分が生きる価値があるのか」原作の先生も実際こんな感じなのかもな、とか思いました。
「いやぁぁぁあ」加賀ちゃんいいよ加賀ちゃん。
「カ、カエレさん!」「見立て殺人だ」アダムか。
「よーしわかった」ここもうまいなぁ。加藤武をよく分かっている。
「その推理、いくら何でも強引すぎますよ」でもアニメに見立てとなると一番疑われるのは明らか。
「やっぱり私ですね」喪服似合うなぁ。髪の毛ひょこひょこもかわいい。
「事件の最初からずっとこの館にいて姿を見せなかった」まさかここにつながるとは。
「誰なのあれ」お約束だけどシリアス展開だとちょっと。
「調べてみたところ確かに糸色家には息子がいた」調べないと分からないところが臼井クオリティ。
「蜃気楼はどこにいる」真珠郎かよ!
「ちょっとのぞきをやってたくらいで」なにげに聞き捨てならないことを。
「うそをつけ」ここ、実は中の人が本人同士の絡み。上田陽司見事。
「この蔵の中に絶叫先生の作品が保管してあるの」蔵は王道。
「見立てにしたのはあなたたちですね」複数の人間の意図が絡み合うのがミステリーの醍醐味。
「私たちが殺したとは思わないの?」怖い告白。
「動機がない」この辺は先生の鈍さがスピンアウトにも反映されていると解釈したい。
「私たちは心の底から糸色先生を愛していました」「12人の誰かを花嫁にするはずだったんです」やっぱり愛憎のもつれがないと物足りないね。
「ひょっとしたらあの人は誰も愛していなかったのかも知れない」かくして一人の狂気が十二人に伝播する。
「そう考えてしまうこと、それは私たちの絶望」麻理奈絶好調だな。
「誰が一番愛されていたか、言い争いのうちに殺し合っていたとは思わない?」本当はこう考える方が自然だよなぁ。
「女子高生をだまして翻弄しそうな顔をしている」だましてはいないと思うが。
「あなたなら私たちの誰を選びますか?」だれも選べないよなぁこれ。
「絶望した!人の心の闇に絶望した!」ここは真に迫っている。
「既に蔵は炎上していた」怪しい蔵や洋館は炎上することになっているのです。
「関係者は全員死んでしまったな絶望探偵」いや、臼井君生きているし。
今月今夜のこの月が僕の涙で曇りますように
「願いなんて叶わない!」切り替えが急すぎて付いていけませんでした。
「知ったな!私が毎年こうやって七夕に絶望していることを!」知ったな!が好きなので久々に聞けて嬉しかったです。
「まぁそんなんだろうなって思ってました」冷静。
「願うだけ願い損」損はしないのでは?
「じゃあ、先生も願ってみようかな」で、辞職願い。今年やって見るか。
「そんなもん吊るすな!」吊るされてもなぁ。吊るすくらいならさっさと出せと。
「郵便ポストから受験生たちの願いを集めてきました」窃盗。
「日大獣医」「桃ヶ丘音楽大学」原作だとH大だった気が。アニメでは使えなかったのかな。
「叶わぬ願い」カエレの裾がエロスなことになっている。
「縄張りの印」初期だと単なるしっぽネタだったのに、あびるが先生争奪に参加した今見ると深読みできる。
「それじゃ私がヅラみたい」一時期根強く引っ張ったヅラネタですが、今回久々に見ました。
「両方の人格の願い事が」12枚とかじゃなくて良かった。
「ただおぼろげに願うのってイヤなんです」せめて分けて書け。
「マリアも短冊吊るすよ!神父さんに書いてもらってきたよ!」この神父さんっていつか出てくると思ってたのに、まだ出番ないな。
「私です」「普通」なんだかホッとするやり取り。
「前世で願ったからですか」「なるほど、それは興味深い見解ですね!」手が。今回数少ないギャグシーン。
「また妄想エンジンに火が入ったようですね」まといが臼井君化している。
「なるほど」「い、いたんですか」「ずっと」いつものやりとり。
「つまりこの恋は」「お忘れですかうたた寝の君」久々まといの長ゼリフ。うたた寝の君って言いづらそうだなぁ。
「♪おじゃがじゃがじゃが〜おじゃが池」これは良い山田君。
「来世で」「何やら一部民衆の支持を得ている」私も4年前だったら「来世はマリーンズが優勝しますように」って書いてたかもなぁ。
「確かに現世で無理そうな人達が」無理そうなっていうかもう結論出てるだろう。
「本人にその気がないんじゃ」みんながぼちぼち先生になれてきた頃だったね、この話。
「小森ちゃん、マリア漢字憶えたよ」嬉しそうな声が微笑ましい。
「私は貝になりたい」最初の話ともリンクする見事なオチ。
ED
今週も変わらなかったですね。もしかして作画が間に合ってないのかな?
あと、スタッフロールに上田さんが今回甚六先生名義で出てましたね。ついにここでも忘れ去られる臼井。
絶望文学集 裸ショウ悶
谷井さんになんて物を読ませやがる。良かったけど。
エンドカード
ヨクサルとはまた意外な。珍しく迫力がある先生。対戦相手は受け師か。
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