アオバ自転車店13巻 感想
・ターニングポイントその1は第1話の「モリオ カーボンに乗る」でした。クロモリ一択でこだわり続けてきた男が初めて乗るカーボン。そして出た結論が「もっといいクロモリを!」だもんなぁ。こういうバカは大好きです。
・フツー前後編は、凸凹夫婦って感じで楽しかったです。台湾自転車が出てきたのは嬉しかったですが、向こうでは自転車は日常の足と言うよりもスポーツ用品感覚で扱われている事が多いように感じました。廃線跡がサイクリングロードにされていたりと、なかなか楽しそうな事になっているのですが、何せ向こうに居るときはやりたい事が山積みで新たに何かを組み込む事が至難なのでまだ試せてません。
・おっと。肝心のフツー前後編の感想ですが、普通の中の特別ってのは大事ですな。そのために自転車が素敵な役割を果たす事ができるよ、という描写の数々はさすが宮尾先生。自転車で出かけたくなりますよ、これ。
・自転車魔改造ネタ2題は、普段から『迷列車で行こう』なんていう動画を見ているせいで、とある音楽が脳内に流れ続けて困りました。こういうお遊び要素もこの漫画の魅力ですね。
・死んだ母の代わりをするしっかり者の姉っていう設定何度目ですか宮尾先生。よっぽど大好物でど真ん中ストライクなんでしょうねぇ。
・そしてある意味今巻のクライマックス、ミホ&タツロウコンビ、ついに結婚へ。ミホ父の「なぜうちのミホを選ぶ!!」「それだけの男なら女などよりどりみどりだろうが!」に爆笑。ひでぇよとーちゃん。最初っから最後まで顔の全体が描写されなかったと言うのに、表情豊かでしたねぇ。
・大事な物だから大事にし続けるっていう当たり前の事をちゃんと言えるタツロウはカッコいいけど、私がミホ父の立場だったらやっぱりぶん殴ってると思う。無条件でムカつくから。
・ミホのセーラー服 (*゚∀゚)=3ハァハァ
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