近代麻雀1月1日号 感想
・「勝ったものが負けた者から奪う」「それは麻雀だけに限らないじゃないか」しかし、それだからと言って、麻雀もそうかどうかは別。
・「勝った奴が全てを得る!」「ただそれだけだ」割とどのスポーツもその考え方でやってるはずですが、麻雀が小博打扱いから抜けられないとしたら、そこには歴然と存在する何か、もしくは絶望的に存在しない何かがあるんでしょうね。
・微妙な嫌がらせは神経に来ますね。常に冷静な判断が必要な麻雀に於いてはこういう神経戦は確かにストレスが大きいでしょう。
・「あれは五条が正しい!」言ってることまでは認めてもいいが、蹴っちゃダメ。
・そして直接対決開始。
・富良の配牌は選択の幅が広く、それだけに打ち手のセンスが問われる。そこで最初にドラ筋のウーピン切り。こういうのはセンスじゃなくて戦術というべきかも知れません。私なら100回打って99回は無難に北から切ってしまいます。
・結果、ぶつかり合いってーか、どつき合い麻雀へ。
・ぶつかり合ってぶつかり合って、最後はガキのケンカで五条のアガリ。
ムダヅモ無き改革 勃発“神々の黄昏”大戦
・南3局が最終局、と煽っておいて、ぼろぼろになった純ちゃんが『おいおい、まだもう1局残ってるじゃないか』が起き上がってくるところまでは幻視しました。
・「鉄山靠!!!!」『10年早いんだよ!』ですか。若い読者にはこのネタ通用しないと思いますぜ大和田先生!でも燃えた。
・「本当に切り札というものは」「最後までとっておくものでございますよラインハルト様」割とホントにこうやって色々乗り越えてきてるからなぁ。
・ライジングサン不発。そこに炸裂する白の槓。追い打ちのように四暗刻単騎聴牌。いいピンチだ。
・総統閣下の巻き起こす風にはいつもお世話になっております。今回はひときわ強烈でしたな。さすが最終段階。
・リンシャンでツモった牌でまた槓。まぁ、この漫画か哭きの竜くらいでしかお目にかかれない展開。挙句に4枚めのキュウソーが無慈悲にこれも槓にかかるのか。こういう時の「仕上げ」はひと罠仕掛けてあるでしょうから、にやにやしながら次号をお待ちしております。
アカギ
・鷲巣様は今日も素敵に出オチ感満載です。てか毎回出だしが鷲巣様三昧なのは何のご褒美ですか福本先生。
・じわじわと追いつくアカギ、あと1枚が掴めない鷲巣様。にしても、ツモる前とツモった後の表情変化がポーカーフェイスの対極で素敵ですね。
・アカギが死の淵から生還して以来、やたら闇がキーワードに出てくると思ったこういうことでしたか福本先生。気がつけば手牌に黒が集結。
・「ないっ!!」「問題は!!」「大丈夫!!」エルシャダイですか鷲巣様。
ひぐらしの哭く頃に 雀
・ようやく解き放たれて、普通に勝負が出来るようになった圭一。逆にその頸木(くびき)に囚われてしまった魅音。その差は歴然と表れる。
・本気だからイカサマしなかったってのは、響くものがありますな。
・戦っていたものは運命だったり偶然だったり。割と運命にあらがおうとすると痛い目を見る経験が多いんですが、それでも戦うほうがマシだったり。
・圭一が自分の中の疑心暗鬼と戦うことを決意するのを見て安心する梨花。そして、その後の道筋へと別れへと進む決意を…。つくづくと油断ならんのう。
・不幸なのは負けることではなく戦えないことか。そう言えば、もう何年も牌を握ってないなぁ。
・次回、最終回ですか。納得の展開とは言え、惜しいですね。
むこうぶち
・『どうやらあっさりおわりそうにはありませんね(キリッ』とかタワゴトを抜かしたら、あっさり2回で終わりました談合編。
・地方でヌルく打ち合っていたジジイどもは回にとってはいいカモでしかなかったようで。空気を読むことに長けていても、それは麻雀の強さと=ではなかったようで。
・自分のみが初見の卓で、あっさり状況を作れる傀に死角は無い。
・にしてもこのジジイどもの脂っこさと言ったら、読んでて胸焼けしそうでしたね。ええ。そら2回で終わりますわな。
・あと、今更ですが関東地権の高梨はどうみても金丸某ですな。
・共存共栄とは理想ではある。だからこそ、続けていくことが難しいという教訓にもなっている気がします。
・一抜けさせられた渡部建業が売った臭いなぁ。
・3巡で満貫ツモにはさすがに同情する。
・「親潰せ」と言ってた張本人が差し込まないのは興醒めですわな。
・「だ…だれかコイツを止めろ!」お前が止めろ。
・「次に会う時はこうは行かんぞ!」「次また打つ機会があるなら…ですね」悪党の遠吠えにすっぱりトドメをさす傀。でもちょっとだけ後味が悪いのは、割れたコップの後始末に追われる面々が自分とかぶるからでしょうか。
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