近代麻雀1月15日号 感想
満潮!ツモクラテス
・五条と富良の対決は、迷いのあるほうが打ち方に適切を欠いて墜ちていくと言う納得の展開でした。麻雀は疑い始めると全てが疑わしくなりますよね。ええ。
・ある程度の根拠を持って勝負に行った手まで「差し込み」扱いして疑いだしたらキリが無い。疑いの張本人である我鷹が来ちゃったのが決定打になっているとは言え、明らかに考えすぎ。
・あとはもう、折れた心で打つ麻雀が如何に危険か、という展開でした。ベタオリした次の局で激昂して暴牌打ちとか、一番やっちゃいけない。
・「それあんたの被害妄想じゃないのか?」「勝った時は腕で負けた時は邪魔されたってか?」「あんたは結局自分の心の弱さに負けてるだけなんじゃん?」むしろこの言葉は五条の蒙を啓く。麻雀の負けを他人のせいにできる事ほど楽なことはありません。そこに逃げ込んで、結果を真っ正面から受け止めなくなれば、せっかくの腕も腐っていくでしょう。
ムダヅモ無き改革 勃発“神々の黄昏”大戦
・チーピンにそんな由来が…というかよく思いつきますね大和田先生。
・気がつけば総統閣下の髪型がまた進化している。ハーケンクロイツ型ですか。
・これほど荘厳で迫力ある槓は見た事ないです。
・「ロン!!」「血迷ったか小泉ジュンイチロー」まぁ、そう思いますわな。
・「自分はあきらめが悪い男でな…」総裁選も3回チャレンジしましたもんねぇ。
・「轟盲牌!!」これはもうイカサマの域を越えている。
・2ソーをはぎ取って7ソーに移植という荒技はさすがに想定してませんでした。足して9になるというのはなんとなく感じては居ましたが、まさかここまでやってくるとは。
・「なんという工作精度!!」つくづく解説に突っ込みたくなる漫画だなぁ。
・「神(ゴッド)盲牌!!!!」純ちゃん、ついに神の領域へ。
・「滅せよ!!ヒトラー!!」次回終焉、でしょうか。惜しいなぁ。というか、この漫画だけノリが往年のジャンプのまま突っ走ってましたからねぇ。この連載が終われば近麻のカラー自体が変わっちゃうんじゃないでしょうか。
むこうぶち
・舞浜だ!建築中の舞浜だ!元千葉県民としては感慨深いですわ。ちなみに史実では起工が1980年、竣工は1983年です。大体このくらいの完成度合いだと1982年くらいですかね。
・このころから派遣制度ってあったんですね。
・ドリームキンドンに噴きました。おっちゃん…。
・「素人のお前がやる事はない」「ブラブラしてろ」「そうすりゃ元請けから下請へ社員20人分支払われる」「ハケンのお前がいるだけでウチは1人分丸儲けなンだ」古式ゆかしい手法ですねぇ。今もあるんでしょうか、こういうのは。あと、荒川のおっちゃん何気に小池一夫しゃべり。
・「工事用仮設建物のほうこそ建基法関係なしだぜ」確かに。
・「うわ!休息室広い」充実した職場だなぁ。
・新人類っていう言葉、久々に目にしました。そして今、彼等はその事も忘れて『ゆとり』がどうこうと言っているんでしょう。ちなみに私は『新人類』の下の『氷河期世代』です。
・「アレ?見えてました?」おっちゃん
・「なんてネ!ツモアガリなら充分E感じさ!」平成生まれの人は引いてないかなぁ。当時はこれが若者言葉だったんです!引かないで下さい!今回はつくづく昭和生まれ歓喜な内容だなぁ。ちなみにこの頃こんなんばっかり流行ってまして、この数年後に誕生するJRですら『E電』とか言ってたし。…E電を一発変換出来るのか。知りたくなかった。
・場所を覚えてツモ番ずらし!これもなんか懐かしい。手積みならではだなぁ。
・栄吉のおっちゃんは元革命闘士か。今だと後ろに(笑)がついちゃうでしょうけど、当時はまだまだ存在感があった頃かと。赤軍のテロ事件とかも記憶に新しかったはずですし。
・「こりゃァ下品な麻雀になりそうだ…」まぁ、飯場の麻雀ですからして。
・「新人類は新人類の発想……さ!」「人生はなるべく楽勝しなきゃ」1000点のアガリを積み重ねてトップ獲得。これが新人類麻雀なのかどうかは、私新人類世代と打った事がないのでなんとも。
・紛れ込んだヤツにすごく心当たりがあります。というか、どんなところにも出没するのか傀は。
・ヒゲのおっさん、玉川っていうらしいですが、本編には名前出てきてませんね。次号予告で初出する名前って…。あと、荒川、玉川、須賀(川)で川つながりですね。後出てくるとしたら利根かな。
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