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ふさ千明のおたネタ日記

漫画、アニメその他諸々の感想がメインのブログです。現在は「ここだけの話」シリーズについての感想を中心に運営しております。毎日15時の更新は終了し、現在は再び不定期更新に戻っております。

近代麻雀2月1日号 感想

 連載漫画が今号最終回2つ、次号最終回1つ。ある意味ターニングポイントに立ち会っているのかもしれません。
 あと、新年早々(正確には年末発売ですが)素敵な表紙で。もう鷲巣様の顔色、私の中ではこれがデフォになっちゃいましたよ。

アカギ
・毎回出だしは鷲巣様のアップから。さすが福本先生、期待を裏切らない。
・鷲巣様の安心理論、ポン2回で崩壊。まぁ、麻雀ってそういうもんですけど。
・黒に覆われた城っていう表現はいいですなぁ。この辺もいつもながらお見事。
・見えないことで疑心と妄想が生まれる。見える鷲巣麻雀だからこその罠ですな。
・「気がつけば」「こいつは蹲っている」すいません。笑うところじゃないのかも知れませんが、思いっきり笑っちゃいました。何で『立ちはだかってる』じゃなくて蹲っているなのか。またここのアカギの表情と視線の向きが絶品ですし。
・「引けば勝ち!」「どちらでも…!」「引けば…」ここの目ぢから、握りの強さがよく分かる「ぎゅう〜〜〜〜ううっ」という擬音、どちらも私のストライク。


むこうぶち
・特濃の表紙。溶く脳と言い換えてもいいかも知れない。
・ドラカンチャンを静かにツモる玉川のおっさん。こんなの見せられたらさすがに手も止まろうというもの。というか、卓囲みたくない。
・そして積み込みもバレバレ。まさに打つ手なし、ですな。
・「ゲルピン」って言葉を目にしたのも随分久しぶりです。当時まだ使ってたのかなぁ。
・稼いで貯めて目指せマンション麻雀、ですか。バブルな発想ですなぁ。
・しかし、その鼻っ柱も玉川のおっさんにペチンといかれてしまう。
・傀さん、こんなところで何やってんスか。たぶんいるとは思ったけど。


満潮!ツモクラテス
・居酒屋で麻雀の反省会か。それはいいとして、ただの鈴木とか一般的高橋とか。それで決定か奴ら。
・「僕は学生の時は都内で一番強かったですよ」「いやそれは言いすぎだろ」いるいる。こういう奴。鼻で笑わないこの先輩はいい人。
・そしてこの先輩が風呂糸…もう名前だけでどっち側の人間か分かる親切仕様。
・「来る日も来る日も」「圧敗でした」笑顔で敗戦を語れる人は強い。
・「俺は何のかたまりだっ!?」「脂肪?」容赦ない積倉。
・麻雀やめた理由が「就活」っていうのは真っ当すぎて逆に新鮮。
・もし、腕に自信があるのであれば、王位につくようなプロと麻雀が打てるとあらば先輩をダシに使いたくもなりますわな。
・センスと運。これは確かに強い。
・「麻雀なんてさ」「あるレベルまで行ったら」「そこで終わりのゲームだから」強い人だから言える言葉ですねぇ。まぁ、言わんとすることは分かるつもりです。
・そして、その間違いを証明するために積倉は打つ。
・積倉が6年かけて出した答えってのは何なんでしょうね。私には見当もつきません。


ムダヅモ無き改革 勃発“神々の黄昏”大戦
・ついにやりやがった!この、大和田先生と竹書房という組み合わせでなければほぼ実現しないであろう思い切った仕掛け!オール見開きって何ですか一体!
・そして、これにどう感想をつけろと…。いやもう、私の負けです。ええ。国士無双13枚の背景に流れる我が国の歴史。文句のつけようもありません。ただ一言、恐れ入りました、とだけ言わせていただきます。


ひぐらしの哭く頃に 雀
・「最高のオーラスを!!!」4人聴牌は確かにある種の理想的オーラスですな。
・みんな綺麗に回避するなぁ。しかも回し打ちして更に手が高くなるという。
・ドラを槓してさらにドラが3つ乗る。そして聴牌。驚異の牌勢。
・そして選択に迷う。確かに四暗刻は魅力ですけど、高めならリーヅモタンヤオ三暗刻ドラ7、裏が乗れば数え役満確定なので悪くはない。これは迷うなぁ。
・トリプルロンで全員役満。そら「嘘だ!」くらい叫びますわな。
・そして、22年後。雛見沢大災害の検分に戻ってくる彼の姿。事件の真相はここでは語られませんでしたが、あの時の圭一が見たトリプルロンはガスが見せた幻覚で、実際はツモっていたという解釈でいいのでしょうか。
・なんというか、もやもやしたものを残しつつ、それでも非常に楽しませていただきました。私は大本のひぐらしもちゃんと追っかけていない人間ですので、ひぐらしについて語ると薄っぺらくなってしまうと思います。ですので、ひぐらしのかけらとしての本作については触れずにおきますが、近代麻雀の一読者として、一麻雀好きとして一言。この漫画によって、またひとつ麻雀の面白さと怖さに触れる事が出来たと思います。本当にありがとうございました。

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