good!アフタヌーン#15 感想
路地恋花
・本誌の表紙も路地恋花でしたね。靴職人さんのまっすぐな視線が気持ちいい。
・「出てく!!」「出てけ!!」で独立。話が早くていいですね。
・オーダーメイドの靴屋さん。私も捻挫グセがあるので割と高い靴を専門家に見立ててもらって買って履いていますが、オーダーメイドはもっと高そうですね。でも、いい靴は本当に楽です。私今正座できないレベルにしか足が回復してないんですが、それでも飛んで跳ねることが痛みなくできます。
・「……おとんめ!!」いい親子だ。
・大家さん、初登場なのに割とぞんざい。
・「何じゃこのジャリ。」ヒネたガキに対する正しい感想。
・「この身体まるっとお母さんの形見やなあ」「大事にせな」急にヘビーなことを聞いて、この切り返し。トラブル持ちの客が半分という商売で鍛えられた賜物でしょうか。
・「なんという」「可愛いおじさん」同意。この漫画はおっさん萌えが多くて困ります。
・ワクテカって。さすがに日常使わない…よね?
・木型はプラスチックでつくっても木型。文字屋なのでこういうところにツボります。
・「うち入学式出ぇへんし」「多分お父さん出席できひんし足こんなやし制服スカートやし」最後は何だ最後は。
・「大丈夫や」「ヒロインになれる靴作ったげるから」職人さんは魔法使いだ。
・「ああいっそ」「ここんちの母になりたい」毒されてるぞ。
・ぶわっと噴き出す涙は、耐えてきたものの重さ。
・「大丈夫」そう。大丈夫と言ってくれる人が居るうちは、大丈夫だ。
・「お母さんからのプレゼントやから」母親というものは…。本当に、かなわないなぁ。
・「プレス機やったらやらんぞ」おとん…これは敢えて空気を読んでこんなこと言った気がする。何て言っていいか分からん時は、自分の土俵に持ち込むのが一番ですからね。
純潔のマリア
・風雲急を告げる…のに、相変わらず暢気なマリア主従。
・「冗談なのになー」「機嫌直しなよマリアー」「黙れ」「冗談で主人に辱めを強要する使い魔がどこにいんのよ」しつけが悪いんじゃないかなぁ。
・「やっぱフクロウはオバカで可愛いわー」お前もな。
・「バカハトー」うん。魔女相手に燃やせば騙しおおせると思ったハトはオバカだと思う。
・「遅かったじゃないか」終わった後の戦場の無常感…。
・期待と希望を背負った男が最後の力を振り絞る。それを摘み取ろうとする者を、マリアは許さない。
・「何で手紙燃やしたの?」ここからの、怒濤の叫びが強烈です。
こはるの日々
・あぁ、この漫画も三角関係に突入しちゃうんですねぇ。普通の三角関係にはならないんでしょうけども、1対1でここまで緊張感がハンパなかったところを非常に高く評価していたので。
・美香とこはるがコンパチ風味なのはきっと伏線。
・「後輩」って言った晃と、「彼女」と自己紹介したこはると。
・「端からみたらバカップルだよ」カップルなんて9割がバカップルだ。
・「じゃあ私も」さぁ、修羅場の幕が開いたよ!
・「この人」「面白いかも…」面白いだけじゃないんだよ。
・「睦月先輩が晃ちゃんのこと」「信じてないみたい」爆弾投下来ました。
・けなげなこはるは可愛いんですけどね…大概倍返し以上のモノがくるからなぁ。
・「もっと頑張らなきゃ…」波乱しか浮かばない、いい引きですね。
蹴球少女
・映画とか舞台を連想させる表紙ですね。
・優希の運命が急展開過ぎます。
・彼氏を作るためにサッカーをやめて文芸部へ…。『をとめのけつだん』としては真っ当かもしれない。
・「バッカじゃないの」この部長がやけに可愛い。
・「じゃあ今日から私の彼氏というコトで」話が早い。
・しかし、所有権はサッカー部が持っていた!いつの間に。つか、部則でまで決まってんのか。
・そして、1日デートへ。拘束具付きだけど。というか、首輪はまだしも手枷は誰の私物だ。
・ゆかりの参考文献がおかしい。
・総員でストーキングか。期待どおりだこいつら。
・で。『アクシデントは起きる物じゃない、起こす物だ!』と言わんばかりに工作活動が。
・太腿が濡れると破壊力が倍増しますよね、うん。
・「口で言ってもわからないタイプね」そういうことはもっと早く気づくべきかと。
・「日本女子代表沢渡飛鳥」どんどん大物が出てくるなぁ。しかもこの人、部長とも知己みたいだし。
夏の前日
・哲生の表情が初期と別人のように輝いている。そして繰り広げられる、晶と哲生のキャッキャウフフ。
・哲生の鼻歌って初めて出た気がする。絶好調だな。
・「俺が読むものくらい 晶は全部知ってると思ってた」「まさか」「哲生から教えて貰ってること たくさんあるもの……」似たような事の経験があるので、ニヤニヤしちまいます。
・「でも同じ本を持っていたかったから」をとめだなぁ、晶。
・「乱暴はいや」「乱暴にしていいのはあたしだけなんだから」真顔で何言ってんだ晶。
・「今だ」「今描きたい」「今の俺ならもっと美しい花が描ける……!」満ちている。
・「俺絵を描くのが好きなんだ!」満ち足りすぎて、若干暴走気味。でも、ずっと言いたかった言葉なんでしょうなぁ。
・「俺は今自由だ」ようやく進むべき道を見据えた哲生に幸あれ。
・「青木君」「結婚してくれ」振られるとそういう衝動に駆られることは否定しないが。
・「ふたりがとてもお似合いなので」の言葉にコロッといってしまう晶。「なんだって好きなのおあがんなさい」って。チョロいなぁ。
・そんな絶好調のふたり。でも、哲生からははなみの存在が去らない。その「俺は…」「あなたを見ているといい絵が描けそうな気がする!!」ってのは聞きようによっては愛の告白でも通るからなぁ。
ハルシオン・ランチ
・キャッチーな表紙だなぁ、と、太腿に見とれるあまり足元の空き缶と小銭を見のがすところでした。危ない危ない。
・ついにホームレスか。向上心と矜持はあるんだけども、実態が一切伴わないのがキツいな。
・これで退場するのは惜しいなメタ子。
・舞台は昭和記念公園へ。出てきた外国人の名前が逐一凝ってる。一番ツボったのはマスオ入り婿さん。あと、今更ながら元の名前が中沢啓治先生謹製のあの漫画の主人公リスペクトだったことに気づきました。遅すぎるぞ自分。
・フリーセックスって単語聞いたの、前世紀以来ですわ。ホントにここだけ80年代だなぁ。
・「つかそのギミック初めて見たんだけど」ムダに高性能。ムダに。
・「抱いて暖とるならヒヨスがいるしな」ここは深読みしていいやら悪いやら。
・目覚めると和やかな朝餉が。
・「そうやって諸外国の民族性を類型的に表現するのは校閲に引っかかりやすいんで控えてもらえるかな」校閲に引っかかる危険はギリギリ入稿で回h…げふんげふん。
・「お前と話してる間だけは春を感じるよ」が悪口になるのかメタ子。
・盲腸で医療破産は恐ろしい。私の家もアメリカだったら20年以上前に破産してたのか。
・「同情するなら私を抱いてクダサイッ」何の解決にもならないのに。
・「全マシマシニンチョモをわずか1分で」二郎?二郎なの?
・「うまい棒のキャラね」「えっ……あ……ああ!そうだよな」そうですとも。ええ。ヒゲないし。
・正体を探ろうとしたら朝には氷の彫像になっていたでござる。
・アヤシいギミックがついてたんですね、犬。
・「またそんなオチか」「すみません」安心のクオリティ。
・くそう。次号休載かぁ…。
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