メビウス荒野〜絶望伝説エピソード1 感想 絶望先生 2011年04月25日 ・この曲は『人として軸がぶれている』『空想ルンバ』『林檎もぎれビーム』の3曲の前段に当たる位置づけとのことです。そういうことをわざわざ意識せずとも、各所にちりばめられたキーワードのおかげで、その3曲を聴いていれば自然とつながりを感じられると思います。・エピソード1というタイトルやジャケットのイラストからも分かるようにスターウォーズを意識した作りになっています。まぁ、ジャケットに奈美は居ませんが…。リー・仲直とかは居るのに。・1番でチャンバラ、2番で西部劇、3番で香港映画という歌詞の流れは、目をつぶって聴くと絶望先生のあのキャラクター達がそれぞれの世界に合わせた出で立ちで活劇している情景が浮かんできました。ずっとあのオープニングアニメを見続けて来たおかげでしょうか。・「メビウス荒野」という言葉は現世というものを端的に鋭く表現しているように思うのですが、歌の最後に「君は1人立っているよ荒野」と突き放されて終わってしまいます。そりゃあもう、人としての軸もぶれると言うものですよ。・私は音楽的な事についてはあまりよく分かりませんが、これまでの3曲と同じく、神がかったイントロです。そして、オーケンと絶望少女達の歌声のパワーは切れ味と伸びを増してさらなるパワーアップをしていると感じました。・この曲は4月24日の日比谷野音での咲く乱状態in野音でライブ初お披露目だったそうで。この先、生で聞く機会がどれほどあるかを考えると、参加できた方が実にうらやましいです。 [2回]PR