「そそるフレーズ」を展開してみる
というか、なぜゴムをつけて2回して、なしで3回だったのかというところをほどいてみたい。
まず着目すべきところは、「ゴムをつけて2回」ということは、少なくとも最初はゴムありだった点。なぜそのあとゴムなしになったのか。
一番想像しやすいのは「ゴムが切れちゃったから」ということ。しかし、あらかじめ用意していたとすると、売っている物はたいてい2個よりも多いものであり、2個で使い切るということは考えづらく。つまり、この2個というのは用意していた物というよりも備え付けであった可能性が高い訳で。
衝動的に入ってしまった2人がとりあえず備え付けを使って始めたものの、使い切ってもまだなお物足りず、結局なしで3回目を始めてしまい、そのあまりの良さに勢い余ってゴムありの時以上にしてしまったと。
この分析から設定を類推すると、まずこの2人は「若い」。何しろ5回もしているのだから。ゴムをあらかじめ用意せず衝動的に入って始めてしまうあたりも若さが溢れている。しかも、結局キモチヨさに負けてゴムなしで始めてしまうのだから、これは抑制の利いた大人ではない。まぁ抑制の利いた大人がそうなってしまうのもこれはこれでそそるけれども。大の大人が、特に平素は理性的な人物がケモノになる瞬間はなかなかに強烈だろう。
もしくは、あらかじめ2人がそれぞれ1つずつ持ってきたのがなくなってしまって、その場所には備え付けがなかったという考え方も出来る。その場合、一般的なホテルではない可能性が高くなるため、衝動性とスリルでは前者の設定よりも上かもしれない。
と。たまにはワンフレーズから設定を考え、文章を練っていくのも面白いんじゃないかな、と思いはじめているのでした。ワンフレーズがきっかけと言う点、どう考えてもニコニコ由来の発想法です。物になるといいのですが。
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