近代麻雀7月1日号 感想
・まさかの石渡先生登場。しかも出だしが完全に競輪漫画だし。
・「この物語に登場する人物・団体等は実在の物とは一切関係ありません!!」「酷似した人物が登場していたとしてもそれは全くの偶然です!!」とのことなので、頭を真っ白にして読みたいと思います。
・競輪選手も上位の方はだいぶ稼ぐそうなので全自動卓の1つや2つあってもおかしくはないんですが、実際に置いてあるの見たらさすがにぎょっとするんじゃないかなぁ。
・麻雀に仕事っぷりが現れるのはよくある話ですが、競輪との一致具合がなかなか興味深い。
・走り始めても後を気にしすぎるとかえってやられる。納得。
・「いいじゃねェかよ…突っ込んで玉砕しても!!」いやまぁ、そうかも知れないけど、レースと違って麻雀の場合ダメージが見えにくいというのも突っ込みづらい一因かと。
・「勝負だったら熱くなれ」心は熱く、頭は冷静に。
・怯まず、進め進め。真っ向勝負は最短距離で一直線に進むから、リスクはあっても勝てる可能性もあがりますねぇ。
・しかし、リーチ直後の牌が死亡フラグ。トリプルロンが無くて良かったね、としか言えない。
バード
・これまた良い表紙で。この格好だとSっぽく見えますが、作中Mっぽい描写が多いので隠れMにしか見えない。
・いつもながらバードの分析力は異常。蛇がW役満を望んでいなかったところまでは喝破。
・しかし、そこまでで時間切れ。蛇にストップを掛けられる。
・「その顔はどうしたの?」「ずいぶんとワイルドなランチだったようね」言うな。聞くな。
・蛇の速攻でこの半荘は終了。とはいえ、バードも予言を的中させ、わずかに活路が見える。
・「「蛇」にとってはどの局でゲームを終了させるかが何より重要なんだ!!」から「すなわち「天和席」が存在する…!!!」までの流れはグッと息を飲みます。
満潮!ツモクラテス
・大麻王戦という字面は何度見てもヤバい。
・いつもどおりの我鷹、不自然な五条。
・鳴き急ぐ五条。親マンを崩してまで安手であがる異様さ。あと、冨樫・虎丸ポジションの2人がハマっている。
・結果、優勝。しかし、賞金とトロフィーを持って、謎の言葉を残して去る五条。
・その後の動きがことごとく怪しいという。
・「あいつプロの墓場に片足つっこんじまってんのか」なんかヤバい香りしかしない。
アカギ
・自らの引きのよさに苦悩する鷲巣様。「いらんのじゃ!」「今マンズなど……!」アガリ放棄してから良いツモが来るのは時としてあることですが、鷲巣様は桁違い。
・「向いてないっ!」「「降り」に…!!」「攻撃だけで勝ってきたから」困った人だなぁ。
・「体質的に無理っ!!」この人が言うと納得できるから困る。
・この窮地に、部下のナイスアシスト。意気あがる鷲巣様。
麻雀小僧
・すさまじい鍔迫り合い。同卓したくない速攻の仕掛け合い。
・まー坊の怖さは見た目では判断できない類のソレですからなぁ。
・「最後の一牌さえ打たなければ…」確かに。その見切りさえつけばいいんですけどね。
・打たないと決めたら打たない。そこにカッとなったら、そっちの方が負け。
・「おまえやるね〜〜〜」「ありがとう」たったこれだけのやりとりの影に、火を噴くようなぶつかり合いがあったと思うと。
・「やーめた」コウ、戦術変更。そしてそれはそれで同卓者に厄介なことに。
・謎のタミー登場。服装見て『タイガースファン?』とか思ってしまいました。それは押川先生の別の漫画ですね。
むこうぶち
・差し込みに酔う橋場。岡目八目とはよく言ったもので、周りで見ているほうが気づき始めている。
・「おかしいな…」そう。おかしい。なぜおかしいのかに気づかなければいけなかったのだが。
・「手が冷えた状態だ!」「聴牌を逃した!?」もっと深刻なのだが、本人はちょっとした切り違い程度にしか感じていないという。
・「見た所傀の作戦は相変わらずだね!」この辺になると、もう思考放棄の域になっているような気が。
・「御無礼」「頭ハネです」「そうか!同テン頭ハネだ!」そろそろ本領発揮。
・今までの展開全てが伏線になるというのは、人間の頭と心が簡単には切り替えられないということをよくよく理解した傀のお家芸。
・「判らなくなった!俺はどこで間違えた!?」こうなると江崎と同じパターンに。
・そして、敗戦の朝。ヤクザに送ってもらって出社。しかし、転んでもただでは起きないのがヤクザだなぁ。ちゃんと今回のことから収穫を得ようとしている。さすがと言うか何と言うか。
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