日々にパノラマ3巻 感想
・全般、この作品はラブコメ成分が多めでしたねぇ。まぁ、とは言え竹本ワールドなので微笑ましいレベルですけれども。
・暑さネタの、現実との何とも言えないシンクロっぷりに苦笑い。「南の島だから仕方ない」「年内は夏」って開き直れた方がいっそ幸せかも知れません。我が家もエアコンがリビングにしかありませんが、扇風機と併用してなんとか涼んで寝ています。
・深夜、どこからともなく聞こえてくる太鼓の音が「夜中に暑くて眠れなくて」「海岸でたたいてたんだけど」に由来するのが竹本漫画。
・みらいが髪切っちゃったら、なんとなく別人風味になってしまった気がします。行動パターンは変わってないので、ちょっとすると慣れたんですけど、でも今巻で最終巻という…。しかし、切った理由が某キャラに似てるからって。こんだけいろんなキャラクターが世に出ていれば、どっかかぶるに決まってるじゃないですかぁ。
・見える見えないという話で「洋ちゃんが見たがっちゃうでしょ」「洋太は見たがったりしない」というやりとりと、その後の「見えそうだったら見る」で一気にガードが固くなる智尋が微笑ましい。極端から極端ってラブコメ成分の旨味のひとつだと思っております。
・最終話のキス祭りはイーナスを思い出してちょっと懐かしい気持ちになってしまいました。
・あとがきで竹本先生がおっしゃってましたが、色っぽくないキャラが作中色っぽく進化していくのはなかなか難しい描写だと思います。加えて、竹本ワールドだと特に、という気がします。
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