楽園 Le Paradis6号 感想
・シギサワ先生の描く水着姿って初めてかな?あんまりお見かけした記憶がありません。
・しかも白ビキニ。ありがとうございます。でもこれ、普通のメガネをかけたままですね。どんなシチュエーションなんでしょうか。相変わらず深読みを誘うなぁ。
14歳の恋
6話
・一緒にいられるのは嬉しいが、目立つのは困る、と。14歳にはちと重い二律背反。くそう。
・「彼方できる?さみしくない?」「できるよ!何よ!」こいつらかわいいなぁ。
・当たる腕。なんというラブコメ展開。じわっと泣くところとか絶品過ぎます。
・「や」「やわらか」「かったと」「思う」下手すると一生残る感覚。
・ようやく作った謝罪のタイミングなのに。何も言えなくなる。でもさするのな。反芻反芻。
・お互いの成長を実感した、今回の一件でした。お互い触りっことか、この時期ならではじゃのう。
7話
・お互いに傘貸しちゃって、傘無しコンビになるところがニヤニヤしちゃいます。
・雨に濡れた身体を互いにチラ見とか、どんどんマニアックになってないですか?大丈夫か?と、考える私の方が汚れちゃってるんだろうなぁ。
・雨宿りを「大きめの相合傘」というコイツらに幸あれ。
ユエラオ
・実際にこういうことがあるとか仄聞しておりますが、逆は無いのか逆は。
・襦袢に縄って映えるなぁ。
・怯えと期待から、恍惚へと移行する表情の変化を堪能させていただきました。
・縛られるという行為だけで、高まってしまう。極限まで。高みの果てまで。
・開かれた新たな地平の余韻に浸る口元のエロス。
Spotted Flower
・柱の「「魔法使い」になり損ねたオタク」っていう表現が妙に刺さります。うん。なり損ねたおかげで得たもの失ったものあるよなぁ。
・「ふに」やっぱりびびりますから。
・「……じゃあこの際教えてよ」「今までやりたくてもできなかった事とか」「隠してた性癖とか」「ネコミミだろうがメイドだろうが裸エプロンだろうが」「何でもやってやろうじゃない!!」「……あオタクってやっぱそーゆうイメージ?」昔はブルマとセーラー服だったんだけどなぁ。
・「な…何ならアニメキャラだって…」どこまで追いつめられてるんだ一体。
・でもこの場面、追いつめられてるのは旦那の方だ。
・「縞パンはいてほしい……」うちは断られました。
・いいなぁ。やっぱり。なんでこんなに惹かれるのか縞パン。
・「回春あそばしましたか…?」木尾先生、ホントに絶望先生お好きですよね。
・「今が俺の人生の頂点だと思う」「お前の人生で…」「私はしまぱん以下かっ…!!!!」違うんだ!そうじゃないんだ!愛する相手が穿いている事に意味が…というか、なんつー格好だ。
ひたひた
・ああ、これ描いているとき暑いんだな、というのがイヤというほど伝わってきます。
・汗だくになるほど暑いのに、なぜ、人と猫は寄り添って寝てしまうのか。
・ベッドが体温であったまっちゃって、床に移行するのは身に覚えがあります。
・猫が絡んでたのは『エサくれ』だったのか。納得。
新世紀ゴッドスレイヤー
・さすがとしか言いようがない内容でした。沙村先生にしか描けないだろうなぁ、こういうの。
・天地創造の過程と方針がアナーキーと言うかフリーダムと言うか。そもそもツッコミ専門と化している創造主が痛々しい。
・メガ牛食って人相悪くなるシーンに爆笑。知恵がつくと人相悪くなるって沙村節だよなぁ。
・「童貞モアイ」って創造されたばっかりじゃしょうがあるまい。
・聖なる4文字の略称=けいおん!ってどこから生まれる発想ですか。どうしたって笑っちゃうだろ、こんなん。
・そして、アダムが全ての決着をつける、と。重いのう。
あまあま
第3話
・「あとつけないでって言ってるのに」「え?」「ダメだった?」ダメに決まってんだろ。
・彼女宣言できないのが歯がゆいだろうなぁ。
・「こいつが彼氏です」「こいつが彼氏です」名乗っても信じてもらえないオーラが出てる。
・見られて動揺する美咲が可愛いじゃないか。
・「他人にバレるようなことしないでよね」もっと言ってやれ。
・「というわけで着てみた」この野郎。こいううのを『リア充』って言うんだろうなぁ。くそう。
第4話
・学校帰りに彼氏の家で…。ああもう。ま、たとえ彼女が居たって、遠距離通学だったおかげでこんなシチュエーション不可能でしたけどね。
・透ける彼女に注意。「もっと自分を大事にして!」気が気じゃないんだろうねぇ。分かるよ。
・居ないのが分かっているのに、探してしまう視線。
・「その日程で大丈夫なの?」ああ、あるある。我が家も温泉に行く時はちゃんとその辺計算します。
・「これは別腹」やっぱり男前。
・「美咲かわいい」この野郎。
・たとえ試験を受けられなくても、移った経緯が経緯だけに本望だろう。
魔法使いの冷酷
・男所帯に急に現れた、妙齢の女性の、大きな存在感。それは、兄の婚約者。
・「兄嫁ベントー」隠微なような、そうでないような。
・「仲が良いとできにくい」初めて聞いた。
・「あれは他の誰にも触らせない」「兄貴の女」鷲掴まれてしまったんだねぇ。
・「アイしてるんだねぇ?」深夜の来訪者は、究極の選択を突きつける。
・猫が人間になるのを「マンガじゃあるまいし」と否定するのに、自分は魔法使いである、と名乗るという…。困ったやつだな。
・「『記憶』はいらない」理由が明確で気持ちよかった。
・「その朝は」「なぜか久々に頭の中がクリアだった」記憶に残らなくても、行為のもたらした結論は残る。
・「真実は魔法使いだけが知っている」『真実』には一夜の記憶だけではなく、行為の結果のもたらしたかも知れないもの、も含まれているのでしょうね。ああ、二宮先生の漫画を読んだなぁ、というこの独特の読後感。
カテゴライズ
・前号掲載作「サブリミナル」の続きでございます。
・いかがわしさの一歩手前で引き返すという言い訳で、危ない橋を渡り続ける2人の物語。
・でもやっぱり疑われてるのな。相手の男が疑り深いからかどうかはさて置くとして、やっぱり、ピンと来るんですよね。伝わってくる違和感と言うか。
・「嘘と真実と」「無い交ぜにして最終的には実態を失くす」世間話を装った、言葉の中に含まれる重さとトゲ。
・巧みなアリバイ工作の手馴れた感じが、悪い意味での大人。
・遊びですませる程度には大事にしてきたという、その心のきしみ。
・「…その方が」「する時燃えるでしょ?」「こんな遊び方をするつもりじゃなかった」遊びに必要なのは見極めである事を知っているのに。
・延々続く言葉責めは、言い訳の延長線上にあるものか、それとも、溢れ出る感情の故か。
・「好きになってごめんなさい」ああ、ああ…。
・交わらないはずの平行線が交わってしまったら、もう、取り返しがつかない。
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