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ふさ千明のおたネタ日記

漫画、アニメその他諸々の感想がメインのブログです。現在は「ここだけの話」シリーズについての感想を中心に運営しております。毎日15時の更新は終了し、現在は再び不定期更新に戻っております。

good!アフタヌーン#17 感想

蹴球少女
番外編
・九条姉妹の残念っぷりは思わず『苦情姉妹』と誤変換しそうな勢いです。
・七実は家では基本ズボンもスカートも穿かないのかと思ってしまう描写ばかりでした。折檻されている時も同様の格好だった時は母親の方にツッコミ入れたくなりました。
・対照的なようでいて、遺伝子が同じである事がよく分かる行動パターン。世に曰く『どっちもどっち』と。
・格闘ゲームのネット対戦というのが時代を感じる…。オッサンな感想で申し訳ない。
本編
・サッカーについては皆目知識のない私でもレベルが高い事をやり合ってるなぁというのがよく分かりました。
・コンビネーションとしてはある程度機能しているはずの部長とユーキのコンビですが、向こうに一歩先、1つ上を行かれてしまい、更なる失点。
・どうするのかと思ったら、敢えてユーキを焚き付ける方に出る部長。キレて目の色が変わると、新生ユーキの誕生。個人技だけで1点奪取。さらにもう1点。
・ユーキを見つめる部長の視線に気付く沢渡。この辺は旧知の間柄ゆえの反応ですな。


路地恋花
・今回は昔々のお話。大家さんの昔話でございました。
・大家さんは呉服屋さんの一人娘でしたか。色々納得。
・月が好きな理由が「頑張れば手ェ届きそうなトコが」ってのがいいですな。『♪いつかあの空の月まで届け 飛び跳ねて お月様の果てまで』と歌いたくなります。
・道でばったり出会った笠原さんは大学院生。「……声が…耳触りようて」「あと東京弁やってん!」気に入った理由、それですか。
・「わかってるさかい」「どっこも行かへんさかい」「ただ」「お友達になるだけ」わきまえがあるのが、ええとこの嬢(いと)はんやなぁ。
・でも、家に呼んだり、外で会ったり。協力的なお母はんでよかったですね。
・「親戚一同えらい気ィ悪いお人らばっかりで…」身内の悪口がぽんぽん出てきちゃうのも京都人。
・無知の知とはこれまた懐かしい。大学時代を思い出します。己の知らざるところが何かを知るところから研究は始まる。師匠は息災だろうか…。
・「アメリカの大学に留学が決まったんだ!」これを聞いた時の、見開いた瞳の奥が、何とも言えんなぁ。そんな瞳をするのに、「それは」「おめでとうございます」と笑顔で言えちゃうあたりが京女でございます。
・「君にそんな結婚を選んで欲しくなかった」「これは」「嫉妬だ」「連れて行って」「どうか」「あの月まで」染みる。じんわりと胸の奥に染みる良いシーンです。
・大荒れのお父ん。かばうお母ん。キレる娘。「こんな家いらん うちはただ そこから」「お母はんは助けたかったんや」修羅場に吐き出される言葉は、娘の、長く押し殺してきた本音。
・「私はこの家に嫁いでよかった思てます」「おかげで早苗に会えた」「そやから」「安心して出て行きなはれ」娘の苦衷を救う、母の言葉。いやもう、母親というのは…。
・勘当した娘にもたせたのは、結婚資金の通帳と婚姻届。未成年は親の同意が要りますからね。ホンマに行き届いてはる。
・お母んの反撃。怒らさんでも怖いけど、怒らすとより怖いのが京女。
・「その家の敷居をまたぐまで35年が経っていて」35年。一言で済ましてしまうには、あまりにも長い年月。
・亡くなってからも知る、母の強さ、大きさ、ありがたさ。
・母から受け継いだ路地を、母の名前で。ええ親子やなぁ。
・今回親子関係にばっかり目が入ってしまって、肝心の恋花がほとんど頭に入りませんでした。諸々申し訳ない。


夏の前日
・大正百年。モガと画学生。どっちもよく似合うなぁ。実に良い表紙です。
・「俺はべつに」「はなみを描きたいわけではない筈だ……」ひねくれてるなぁ。
・「じゃあ仕事とあたしどっちが大事って言われたら即答できるの!?」「そういうことはちゃんと仕事してはじめて言われんの!」名言だ。名言過ぎる。
・「くだらねえ質問だ」「晶はそんな愚かなこと言う女じゃねーよ」本音じゃ。本音が出た。
・晶は晶で夢見てるし、幸せだな、こいつら。
・初めて見るスーツ姿に硬直する哲生。分かりやすい。分かりやすすぎるぞコイツ。もちろん、一緒に帰れて嬉しそうな晶も分かりやすいわけですが。
・「あっ」「待っ」慌てすぎ。晶が「かわいい」という理由がよく分かる。
・「なんなのかしらこれは…」こっからサービスシーンなのに笑ってしまってダメだ。哲生が分かりやすすぎてダメだ。ちょっと怒り気味の晶も面白すぎる。ま、もともと「年上のお姉さんに優しく叱られたい」とか言ってたし。
・「哲生は……」「こっちのほうがいいんだ?」「……和服より」「なに言ってるんだ」「和服はいいものだ」「とても!!」ピロートークがフェチ談義って業が深いと思います。
・「俺ひまわりを描くよ」「描くときは晶のことは忘れる」「ストッキングのことも?」「ストッキングのことも足袋のこともだ」イヤミのつもりだったんだろうなぁ…。通じてねぇよ哲生。
・「でも描いてる時だけだから」それ以外はずっと思ってるって事ですね。分かります。
・はなみのことは吹っ切れたのかな?
・「描こう」「描きたいんだ」「描けば満足する」そして哲生は筆を執る。


こはるの日々
・さて。前3つと打って変わって、イッツヤンデレタイム。どうしてこうなった。怖いとか言うレベルじゃない。
・お迎えにくるこはる。通学時間は倍になっても全くかまわないという心情はよく分かりますが、しかし…。
・話題にされると意識せざるを得ない美香。しかし、現れたのは意識した相手ではなく、こはる。
・「気持ち……よかったです…」敢えて言いましょう。早くコイツを何とかしないと。
・「大丈夫です私が好きでいれば」「先輩が こたえてくれるから」逃げてー美香逃げてー。
・「全部返してもらいますから」「怖いよ…?」もう遅いッス。
・愛情を義務感と言い訳する姿勢は男ツンデレの姿勢として分かるのですが、これは悲劇の引き金でしかないのもよく分かってしまう私が居ます。
・そして惨劇へ。血は見ませんでしたが、ある意味もっと凄惨なことに。


ハルシオンランチ
・ああ、ホントに終わっちゃうんだ…。楽しかったのになぁ。最後はちゃんとSFとして畳んでくれました。ちゃんといつもどおりのギャグをちりばめつつ。これがちゃんとできるところも尊敬に値します。
・ちゃんと読んでいただきたい、という思いを込めて、今回は敢えてメインストーリーではなく小ネタに関する感想を中心に書いていきたいと思います。
・「李朝の時代ね」「そんな……ベトナムの王朝を引きあいに出されても」そっちか。そっちの李朝か。
・背景映像と解説で『本編じゃない方が気になるネタ』をやるのは久米田先生リスペクトですか?
・「あきらめた」あきらめ早すぎます。
・「人類が丸一年も本気出して勝てねェ相手が宇宙にいるか?」やだコイツかっこいい。
・「……でも」「個人的にはだらしない昨日までのアンタの方が………」とことんダメだなメタ子。
・「クララは立った」「ネロは死んだ」ヒドいネタバレだ。
・「ゲール石橋」ネタ元と似てないな。
・「人が瞬間移動するグルメ漫画があるわけないだろ」「美味しんぼ6巻ディスってんですか?」ネタが古すぎます。
・おわりのはじまりのことを「おわはじ」というのは初めて見ました。
・記者会見、ヒヨスと元だけ方向性違いすぎワロタ。
・この総理はどう見ても2009年の選挙前までやってた方ですよねぇ。ああ、そっちの世界に移りたい。
・世界地図、それ?それなの?あと、その子のなの?
・「呪道部」小ネタ過ぎますが、笑っちゃったので拾います。
・クレー射撃の意味が違う。
・「この発想本ッ当に日本人的ですよね」震災復興チャリティーエロ同人誌とかありますし。
・「じゃ こっちも若い二人っぽい事する?」おお、メタ子が今までで一番かわいい。
・「わしゃあもう41じゃからのう……」自分がコイツと5つしか違わないことに今更愕然としました。
・「それは太史慈」ホントに三国志好きなんだなぁ。
・「しがない食堂業者だよ………省庁御用達の」「………いい仕事じゃん」この漫画でしんみりするとは思わなかった。
・「この戦争は何と二日間も続いた」地球人類かく戦えり。
・そして、8億のゲロと400年の年月で全ては戻ってきた。
・沙村先生本当にお疲れ様でした。毎回楽しませていただきました。ありがとうございました。

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