台湾旅行記2011(出国前日編)
例年、あれこれとやりたいことばかり積み上がってしまって強行軍なスケジュールになって頓挫するパターンなので今年はそれをやめ、1日2件までに絞り体調を整えて楽しむことにした。
そのため手塚治虫展とかミュシャ展とか台南行きとか色々なものを断念することとなったが、その代わりにとても魅力的な遠征計画も立てられたので良しとした。
また、今回も出国前日にホテル日航関空に泊まり、トラブル回避(電車の遅れなど)に万全を期すということになったのだが、そこにたどりつくまでにトラブルが満載になろうとは思いもよらなかった。
まず。前日は通常勤務だったので当然17時まで仕事をしていたのだが、職場を離れてから1件やり残しがあった事を思い出し、慌てて戻る。忘れていた件自体は5分とかからない簡単な事だったのだが、なんにしてもバツの悪い話である。
しかし、これすら序章に過ぎなかった。
地元の駅から京都駅に向かう電車の中に携帯電話を置き忘れ、慌てて取りに戻るという何とも間の抜けた事をしでかしてしまう。これとて見つかったからよかったものの、あと5分気付くのが遅かったら折り返しで電車が発車してしまい、どうにもならないところだった。
また、その後乗った京都発関西空港行きの特急はるかの車内に帽子を置き忘れてしまう。これなど、気付いたのがホテルの部屋に入ってから。慌てて駅に行ってみると届いていて事なきを得たが、こうも立て続けに忘れ物をするというのはうっかり者の私とは言え、いくらなんでもおかしい。
ともあれ、無事にどちらも戻ってきた事であるし、ウェルカムドリンク代わりに、ドリンクチケットをもらったというのもあって、旅の始まりを祝して最上階のラウンジで乾杯という我ながらあまり似合わないことをしてみた。
眼下に広がる夜景を見ながらビールを傾けていると、今こうしているのが現実なのかどうなのか自信がなくなってくる。つまみのソーセージが絶品だったため追加でもう1杯、という話になったが、私はどうにも酒に弱い上、この日はトラブル続きだったこともあっておかわりはソフトドリンクにしておいた。
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