忍者ブログ

ふさ千明のおたネタ日記

漫画、アニメその他諸々の感想がメインのブログです。現在は「ここだけの話」シリーズについての感想を中心に運営しております。毎日15時の更新は終了し、現在は再び不定期更新に戻っております。

昭和生まれの平成懐古話第3回 「月刊コンプティーク」

 祝通巻400号ということで、まずはお祝い申し上げます。それを記念しまして、『戦うパソコンゲームマガジン』というキャッチフレーズだった頃を振り返りながら、非常に突発的なためいつも以上にグダグダな内容になると思いますが、書かせていただきたいと思います。

 と言っても、私が毎号欠かさず買っていたのはもうだいぶ前のことでございますが。具体的に言うと『福袋』とか『シミュレーションゲームリプレイ』とか『ロードス』とか『聖エルザ』とか『RPG千夜一夜』とかが私の青春です。
 現在は漫画雑誌となっておりますコンプティーク誌でございますが、昔々はパソコン誌でして。カラーページでゲームの紹介、モノクロページで企画モノという棲み分けがされておりました。
 ゲーム紹介として行われた光栄(現コーエー)のシミュレーションゲームのリプレイ記事、企画モノにはロードス島戦記テーブルトークRPGのリプレイ記事、そしてRPGと言えば忘れちゃいけない名コラムの『黒ちゃんのRPG千夜一夜』、そして小説や漫画の連載等々、当時、パソコンを持っていなかった私ですが、それらを目当てに毎号買っておりました。
 きっかけはまさに最初に挙げたシミュレーションゲームのリプレイ記事が読みたかったことでした。信長の野望シリーズや三国志シリーズを複数人でプレイし、その権謀術数や虚々実々の駆け引きとうっかりした間抜けっぷりなどをコミカルかつ綿密に紹介した内容は、ガチガチのシミュレーションゲームオタだった私を鷲掴んで離しませんでした。一番のお気に入りは信長の野望武将風雲録のやつかなあ。

 そしてもう1つ。RPG関連の記事はそれに触発されてテーブルトークRPGを始めたり、ロードスからソードワールドに至る小説&リプレイ本を現在まで購入し続けるなど、私の人生に多大な足跡を残しております。
 小説では松枝蔵人先生の『聖エルザクルセイダーズ』が好きでしたね。学園推理ものという割と個人的なツボをがっちりおさえられた連載で、しかも謎解きが毎回連載のラストにクイズ形式で出題されており、次の号でそれを答えあわせするという雑誌連載ならではの展開も良かったです。まぁ、最終的には聖エルザと言えばカセットブックということになってしまうんですが…。カセットブックやイメージアルバムなど、この手の話は始めると異様に長くなってしまうのでまた別の機会に。


 という感じでパソコンを持っていない私がパソコンゲームマガジンを購入し続けた動機を書き連ねてきましたが、意図的に1つの目当てを外しております。ハイ。ちょっと風紀上良くない内容となりますので、18歳未満の方は以下ご遠慮下さい。


 ということで。いいですね?
 この雑誌の名物企画だった福袋、正式名を『ちょっとエッチな福袋』と申しまして。要はエロゲー紹介記事が袋とじになって存在していたのです。当時中学生〜高校生だった私は胸をときめかせて毎号毎号逆っかわから切ってました。普通に切ってしまうとうっかり家族に見られてしまいますが、逆を切れば本誌から切り離して隠しておける安心仕様なのです。ええ、実にまばゆかったですよ。ファミコン〜スーファミしか持っていなかった人間に、あの記事の内容は…。フルカラーで当時としては美麗なグラフィック画面をこれでもかこれでもかと掲載されて、血がアツくたぎったものでございます。
 一時期はあの切り取りコレクションが友人間で流通するという事態にもなっておりまして、私とその周囲でのフィーバーぶりはお察しいただけると思います。
 ただ紹介するだけではなく、割と企画モノの記事も多かった様に記憶してますが、さすがにもう詳細は覚えていません。さすがにアレは実家にも残ってませんしねぇ…。


 以上、ゾーン終了。


 その後、所謂角川お家騒動の影響をモロに受けて『電撃王』が誕生し、私が好んで読んでいた記事とその後継はそちらに移籍してしまいましたので、私もコンプティークではなくそちらを買うようになってしまい、以来すっかり離れてしまいました。雑誌コンセプトとしては当時と違うとは言え、やはり相当に入れあげた思い出のある雑誌なので、陰ながらお祝い申し上げます。…またいつか読者参加型の企画モノとかRPGリプレイとかやってもらえないかなぁ。

拍手[3回]

PR