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ふさ千明のおたネタ日記

漫画、アニメその他諸々の感想がメインのブログです。現在は「ここだけの話」シリーズについての感想を中心に運営しております。毎日15時の更新は終了し、現在は再び不定期更新に戻っております。

昭和生まれの平成懐古話第4回 「おねえちゃんといっしょ」

 初めに。このシリーズ、かっちり下調べをしてちゃんとした文章を書くというスタンスではなく、個人的な思い出についてつらつら書き連ねるというスタイルを目指しております。ですので、ゆるい内容になります。もっと掘り下げてしっかり書け!というご意見もございましょうが、どうかご容赦願います。

 さて。今回はこのシリーズが第1回からメグ姉、マリ姉と来たので喜久子姉の話を。

 皆さんは井上喜久子さんという名前からどんなキャラクターを連想されますでしょうか。

 『らんま1/2』の天道かすみや『ふしぎの海のナディア』のエレクトラ、『ああっ女神さまっ』のベルダンディーという方は私と同世代でしょうか。
 もうちょっと時代が下ると『おねがい☆ティーチャー』の風見みずほや『CLANNAD』の古河早苗、最近だと『マクロスF』のグレイス・オコーナー、忘れちゃいけない『さよなら絶望先生』の大草麻菜実というキャラクターを演じておられますね。

 個人的には『ミラクルジャイアンツ童夢くん』の主人公のお母さん役とかアニメ版『横山光輝 三国志』の香蘭なども印象的です。特に後者は女性キャラの少ない作品の中でオリジナルの女性キャラ、しかも少女から大人に成長するという難しいポジションを違和感なく演じきっておられたのが素晴らしかったですね。

 喜久子お姉ちゃんと言えば、心が温かくなる声。こわばった心身をほぐしてくれる声。笑顔になれる声。もちろん、キャラによってはそうではない声を演じられる事もありますが、やっぱり『井上喜久子』という名前の持つイメージは上記のようなものが強いと思います。長年そのオーラに浸り続けた私は、もはやその『井上喜久子』という5文字を見るだけで反射的に和んでしまう事もあります。

 さて。第1回第2回ではそれぞれがご担当されたラジオ番組について触れましたが、今回はちょっと違うものについてご紹介したいと思います。

 それは何かと言いますと『月刊お姉ちゃんといっしょ』というCDです。
 喜久子お姉ちゃんがご存知あのノリでひたすらたのしくおしゃべりをしたり歌を歌ったりおやつを食べたりするフリーダムな内容ですが、『月刊』というタイトルでもお分かりのとおり、これ、1月号から12月号まで毎月毎月発売され、計12枚出ました。

 ジャケット写真は当然喜久子お姉ちゃんですが、その月のおやつを手に持って写るというルールが微笑ましいと言うか何と言うか。また、裏ジャケットには『先月号へのツッコミ』と題してイラストレーターの方が喜久子お姉ちゃんのトークに対して愛あるイラストと共にツッコミを入れていたのが毎月楽しみでした。やっぱりツッコミ不在のお姉ちゃん1人しゃべりなので、無性にツッコミを入れたい衝動に襲われるんでしょうか。
 このほかにも、毎月毎月オリジナルソングを作って次号で収録(作曲はあの川井憲次さん)するなど、楽しみ盛りだくさんでした。万年金欠状態だったので友人が買ったものを借りて聞くという形だったのが今となっては非常に惜しいです。何を節約してでも手元に置いておくべきでした。月1200円(正確には1223円)を出さなかったばっかりに…。今、割と物欲にブレーキをかけるのが苦手なのはこの辺の後悔が強いからかも知れません。

 後日、この『月刊お姉ちゃんといっしょ』で製作された曲を集めた『しあわせタンバリン』というCDは購入しまして、今でもその歌声を楽しむ事はできています。個人的な一押しはヒーローソング風な『僕らの味方だ、お姉ちゃん』です。歌詞が身もフタもないのにご本人がノリノリで歌い上げているところが最高です。世の中にこんなにも素敵な理不尽が存在するのかと感動すら覚えます。


 以上、第1回、第2回、第4回で私が『姉』と崇める三人の方についてお話をさせていただきました。この平成懐古話シリーズ、今後の予定は特にありませんが、こんな感じでつらつらと書いてまいりますのでよろしくお願い致します。

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