オタ夫婦旅行記 岩国・広島・呉編 出発日
したのまではよかったが、調べてみるとこれが毎年20万人以上が集まる大イベントで、前泊しようにもどこもいっぱい。
「よし、寝台だ」ということで当たってみると、最初狙っていた個室は取れなかったが、上下揃いでB寝台を確保できた。朝6時前に着くので、そのままタクシーを飛ばせば列に並ぶのもかなり有利になるだろう。その上、新幹線と違って寝台は岩国駅に着くのもありがたい。
京都駅発が0:37なので、いつもの寝台旅行に比べてもだいぶ時間に余裕がある。まずは京都タワー温泉でのんびり汗を流して、と思ったらこれが大混雑。それでもまだ
我々はラッキーだったのは、待たされもせずバスタオルも借りられた事。少しあとになると脱衣所のロッカーがいっぱいになって順番待ち。バスタオルは在庫がなくなり貸し出し終了とこれまで見た事のない盛況ぶり。周囲の声が耳に入ってきて大体の事情が分かったのだが、どうやらこれまでそんなに知られていなかったここの存在がどうやら何かで紹介されたらしく広まりつつあるようで、このゴールデンウィーク、京都以外から観光に来た人達がどっと押し寄せたようである。
そんなに規模が大きい施設ではないので、あんまり有名になるのも困るなぁ、と身勝手な思いを抱きながら湯を使った。
湯から上がって次は夕食という流れだが、いつもは寝台内で食べるところを今回は出発時間が遅い事もあってどこかで済ませてしまう事にした。混雑しているので京都駅から離れたところに移動するのも面倒で、駅の地下街にある京料理バイキングのはーべすとという店にしようということで目指して行くと、店の前にはずらっと行列が。ここはバイキングなのであまり回転がよろしくない。じゃあ別の店に、と地下街をウロウロしたが、どこも大体列ができている。
思案の結果、京都タワー側と反対にある駅ビルへ移動すると案の定こっちは比較的すいており、目をつけた和食の店にも並ばずに入れた。
食べ終わるといよいよやることもなくなり、今度は駅前の漫画喫茶へ引きこもる。「インターネットができない状態なのですが、よろしいですか?」と聞かれるが、否も応もない。どうしてもネットをやらなければならないという事情もなかったのでOKする。
今回は、先日別の店で2巻まで読んでいたハチワンダイバーという将棋漫画の3巻を見つけたのでまずそれを読み、4巻以降を発見できなかったので、そのままの流れで同じ将棋漫画の「月下の棋士」を読み始める。
私は将棋漫画というジャンルはそんなに種類を読んだ事があるわけではないのだが、今回読んだ2作ともが強烈だったので今現在将棋漫画イコール強烈という図式ができつつある。
月下の棋士を読んでいるうちに触発されて文章が書きたくなり、途中で読むのを切り上げてパソコンを開く。何を思ったか、事前の構想に全くなかった藤吉さんのラジオ体操のシーンとかを大マジメに書いてしまうのはやはり触発された時に変な部分が開いてしまったからだろうか。その上、開き切ったままの状態で時間が来てしまう。
コンビニで夜食を買い足してから京都駅に戻った。
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