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ふさ千明のおたネタ日記

漫画、アニメその他諸々の感想がメインのブログです。現在は「ここだけの話」シリーズについての感想を中心に運営しております。毎日15時の更新は終了し、現在は再び不定期更新に戻っております。

百姓貴族2巻 感想

・超実録農業漫画、2冊目でございます。
・クリスマスツリーは自家製ですかそうですか。見事な自給自足理論。当然モミの木じゃなくてエゾマツだったりするわけですが。最後は薪になる無駄の無い仕様。
・あと、鶏肉のプレゼントはありがたいけどホラーなのはちょっとトラウマですね。これは慣れちゃうのもいかがなものかと。
・北海道の冬備えは本当に戦闘態勢ですね。あと、カマクラの作り方が超合理的すぎます。農作業機器って便利ですね。
・しかし、寒さの規模が本当に桁違いすぎてどうにもこうにも。濡れた手で鉄板触ると即張り付くとか怖過ぎます。
・十勝開拓史は凄絶の一語です。「開墾のはじめは豚とひとつ鍋」とは…。
・これでもかこれでもかと襲いかかってくる天災は、シミュレーションゲームだったらリセットボタンものですが、実人生だったらそうはいきませんからなぁ。読んでて一番怖いのはバッタでした。
・そして、現代においても開墾は困難な作業のようで…。でも2ヘクタールという単位のデカさがさすが北海道。
・荒川先生のご先祖様は田中正造先生の同志でしたか。私は小学校6年の時に田中先生の伝記を読んだのですが、あの中におられたのでしょうか。
・逮捕状出て北に逃げたとか、さすがの生命力。
・せっかく稼いだバイト代が大特取得費用へ…。「上司の命令は絶対です」じゃあしょうがない。
・教習所で「乗ってましたね?」って言われちゃうのも農家の子弟ならではですな。
・「農家の常識は社会の非常識」しかも北海道だしなぁ。
・トラクターというか、大特全般が巻き込まれると危険な乗り物で、迂闊に近づくと大事故にも繋がりかねないそうですね。
・牛の繁殖は男の悲哀が如実に描かれていて、思わずホロリと。あと、牛とは言えハーレムの実態は夢を奪いますなぁ。
・人工授精はもっと夢を奪うわぁ。「産業動物」という言葉がピッタリ来ます。まぁ、なまっちょろいこと言ってる場合じゃないのは口蹄疫の時に色々と学ばせていただきました…。いつでもお肉をいただくときは感謝とともに。
・初乳って売れないんですか。本当に色々勉強になる漫画です。
・規格外のお話は悲しいですね。畑で実物を見たことの無い方々も多いのでしょうね。「クズイモ」っていう表現からしてもう…。
・人間計量器のおばちゃんカッコいいです。
・「もうごはん好き嫌いしません!」「なんでも残さず食べます!!」最後はこうなりますね、やっぱり。
・日本分割統治計画って、またダークな話題が。こうならなくてホントに良かったですよね。北海道の方には笑えない内容でしょうねぇ。
・ゴルビーとエリツィンが懐かしい。あと、ウラジミール大帝は誰がお描きになってもキャラがぶれないなぁ。
・ハリウッド映画を地で行く男。それが荒川父。こりゃファンも増えるというものです。
・「ひどいネタしか無いですよ?」「読者さんはそういうのが読みたいんです!!」ええまあその通りです。
・理不尽で大雑把でパワフルで、でも一本不思議なスジの通ったオヤジさんに乾杯。まぁ、自分の親がこうだったらこんな悠長なことを言っていられないんでしょうけど。あ、でもうちの母方の実家が元農家だったんですが、おんぶヒモで括りつけるのは実績あるそうです。
・牛の角切りは読むだに痛いお話でした。傷痕をコテで焼いたら犬猫大集結というところはちょっと微笑ましかったですけど。「あなたたち!!これは焼き肉じゃなくってよ!!」という言葉も彼等には届かず。
・農家の友、犬。バカだったり不憫だったりお役立ちだったり。ねずみ狩りは犬もやってくれるんですね。
・水が変われば牛乳の味が変わるのも当然ですね。人間も吸血鬼に毎日血を吸われる人は食べた物によって血の味が違って『む?今日は餃子を食いおったな?』とか言われるんでしょうか。
・牛乳を飲んで感動する息子さんと旦那さん。何気に初登場。
・牛乳マジックに関しては、『基準値っていうのはそういうものだよなぁ』としか言えません。あまり検査を厳密にやりすぎるとコストが上がって大変なコトになりますし。
・大自然と共存共栄が農家の基本。そして、害のあるモノは排除。これも基本。
・牛をペットにするのは『その発想は無かった』の一語です。飼いたいと思ったことは無いのですが、出来てもやらないと思います。牛と添い寝はちょっと憧れますけど、命懸けなのは…。
・「骨まで焼いてよ!!」「つーかあああいいにおい!!」ペット斎場で手に負えるレベルなんでしょうか牛の大きさって。

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