原作→アニメ、アニメ→原作
アニメ方面での活動を実質休止するまでの傾向としては、原作付きアニメを原作ファンとして見る、ということが多かったように思います。
まず何と言っても『さよなら絶望先生』がそうですし、それ以前見ていた物は『もやしもん』『せんせいのお時間』『あずまんが大王』『まほろまてぃっく』『エクセルサーガ』など概ね原作の漫画が入口でした。
自分で列挙しておいてなんですが、一部を除けばどれも大体10年以上前のアニメですねぇ…。古いなぁ。
で、ここ1〜2カ月でまとめ見したのは『狼と香辛料』『ゼロの使い魔』『化物語』『偽物語』『らき☆すた』などなど、皆原作付きですが、いずれも私は原作を知らずに視聴しました。
さて、話は変わりますが、皆さんはファンである作品がアニメになる時に不安を覚えた事はありませんでしょうか。第1回を視聴する際に、緊張感とともに身構えて視聴した経験はないでしょうか。
私は割と有るほうなんですが、今回の一気見においては原作を知らないものばかりを視聴していたのでそういう緊張感から解放され、また、原作とアニメの差異に違和感や不満を抱く事も無く、純粋に楽しむ事ができました。
アニメから入るのってこんなに楽しいものなのか、とすら思ったほどです。もちろん、『さよなら絶望先生』のようにアニメ化前に自分の中にあったイメージを完全に凌駕してくれるケースはその楽しさをさらに超えてくれるのですが。
そして、アニメ経由で原作に入るということも『狼と香辛料』でやってみたんですが、初読なのにセリフが声優さんの声で再現されたり、場面によっては脳内にアニメのBGMが流れたりと、非常に楽しい経験もしました。何と言うか、実にテンポよく、ノッて読めるんですよね。
このアニメ→原作というルート、ここ数年ほどアニメ化されないような漫画ばっかり読んでいるおかげで割と他にも候補があるので、本棚に余裕が出来次第手を出していきたいですねぇ。
ともあれ、未読という“贅沢”を覚えてしまったので、とりあえず『化物語』『傷物語』『偽物語』は『傷物語』の映画を見てから読もうと思います。
私割とこの辺については割り切れる人間なのですが、割り切れるようになった切っ掛けである『無責任艦長タイラー』アニメ版についてもいずれ平成懐古話のトラウマアニメシリーズでお話ししたいところですね。
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