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ふさ千明のおたネタ日記

漫画、アニメその他諸々の感想がメインのブログです。現在は「ここだけの話」シリーズについての感想を中心に運営しております。毎日15時の更新は終了し、現在は再び不定期更新に戻っております。

絶望大殺界、ようやく来ました

 ようやくです。長い一日でした。さっそくケースを踏んで割ってしまったのはわざとじゃありません。別に「これがホントの絶望大殺界」とかやりたかったわけじゃありません。
 というわけで、早速感想を。今回は既に取りあげた事のあるものをのぞいて、新録の4曲のみについて書きたいと思います。


リリキュア GO!GO!

 本放送の放映開始が楽しみです、と言いたくなるほど王道です。力強いです。弾みます。元気になります。「さよなら絶望先生の曲です」という情報だけだと訳が分からない事になりそうなくらいにまっすぐです。
 歌:イヤボン戦士リリキュア(キッチリ、カフカ、普通)と書いてありまして、横のイラストは当然のようにキッチリ、カフカ、メルで普通の姿はなく…。メルが喋らないという設定だからこの人選は当然と言えば当然なんですが、ナチュラルにぞんざいな扱いを受ける新谷さんという図式はこの作品においてはお約束なんですね。おいしいなぁ。
 あと、やっぱりこの歌でも希望と絶望は対でした。


ほれっ・ぽい

 もう百万回言われていると思いますが。あえて文字を大にして言いたい。

出だしの谷井さんがエロい!

 それこそ後の歌詞が頭に入らなくなるくらいに。谷井あすかの声がたまらない同盟でも作って神谷さんを名誉会長に据えたくなります。
 歌詞自体もかなりエロスに満ちておりまして「ほどける乱される気持ちにどんな名前がつくのでしょう」とか「肌がぬらぬら濡れる破滅の予感」とか、耳も脳もぞくぞくしますね。特に後者は直後に来る「気どってる自分よりいいかもって思っちゃう」がさらにとどめを刺します。
 それにしてもこの曲は千里、まとい、霧なんですね。あびるはアニメではまだ成立してませんし、自然と言えば自然かもしれませんがデッドラインダンス、デスが総出演だった事を考えるとこれはむしろ絞り込んだということなのかも知れません。
 あの3人がそれぞれ三者三様に堕ちていく、先生によって堕とされていく姿を想像しながら聴くのも一興ですね。


はっぴぃ☆なんちゃら

 更新マダー更新マダー更新マダー更新キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

 この曲は放送内で歌詞流さなくて正解。笑ってしまってトーク聞くどころじゃないから。

 いきなりドーナツネタから始まり、「スタートコールからさよなら」とか「ストップウォッチ忘れちゃいけない」とか「エフェクトとエコー」とか「かんでる声さえムダにステキ」とか「ピンクのカーディガン」とか。やりすぎというくらいに放送内のネタというか単なる事実が凝縮されております。

 それにしても神谷さんのやる気のない「イェー」が耳と心に残ります。

 あと、奈美が17歳なのはおいおいじゃなくて単に正解ですよね?単においおいネタを使っただけで。原作だと2回留年しているから19だとかそういう細かいお話じゃないと思うんですが。「昼食が揚げパン」で「普通」と言うネタもありましたが、これはリスナーが「普通じゃないだろ」と突っ込むところまで込みでネタですよね。ええ。

 ただでさえ心に刺さるフレーズが多いこの曲ですが中でも「こんな放送は聞くほうも恥。聞かれるほうもまた恥」というのは名言です。「耳に心と書いて恥と読む」はミスター味っ子が元ネタでいいですか?



豚のご飯

 私が「オーケン」という名前に持っていた第一印象そのままの曲です。激しくて強いメロディとそれに負けないどころか遥かに凌駕する声のパワー。ライブで聴いたらたまらないでしょうねぇ。それにしても「新大久保をブタ色に染めて」とか「INU喰うな」とか。掘り下げないでおきますが、分かる方は私と一緒にニヤッとして下さい。唇の端だけで笑うのがポイントです。
 吉兆の事件があったのでムダにタイムリーな歌詞内容になってしまいましたが、この歌が歌っているのはそのように表象的なものではなく、もっとどす黒くえぐい何かだと思います。
 この歌に込められている絶望は、いわゆる絶望先生的な絶望とは違いますが、これもまた大殺界に納められるにふさわしい絶望ソングであることには間違いないでしょう。

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