近代麻雀オリジナル5月号 感想
・重野先生の読み切りが連載になって帰って来てくれました。あとは小坂先生が連載すれば完璧ですな。それにしても『無敗の小悪魔』っていう煽り文句が実によくハマってますね。
・フリマをフリー麻雀と間違えたのは私もやりました。
・麻雀以外はダメ人間なサエコさんと、麻雀以外はきちんとできる本田くんの組み合わせはオーソドックスですがやっぱり和みますね。というか、割と傷とか血とか飛び交う事の多い本誌面において本作は大変貴重。
・だから「じゃあ金は賭けずにやりましょうか」「カラダとか血を賭けるんですね…いいでしょう!!」という展開には『やめて!お願いだからやめて!』と叫びそうになりました。
ライオン
・さて。血を見る麻雀漫画のほうの話を。
・堂嶋、ひたすら真ん中を切りまくる。警戒する者、ひたすら自らの手を進めて逃げ切ろうとする者、対策はそれぞれ。
・堂嶋が真ん中ではなくヤオ九牌を切り出し、弛緩する空気。まぁ、普通はそう思うんです。普通なら。というか、99%間違ってない判断で討ち取られるからなぁ…。
・国士ではなかった!
・「バカな…」「その手でなぜ北単騎にしない…」「北単騎じゃあんたからは出ない」「絶対にな」これが獅子の牙。獅子の爪。獅子の咆哮。
・「おっさんなら2分なんとかなるだろ っていうか死なれるとまだ俺がビリなんだ」「なんとかしてくれ」いい励ましですな。
・川本は人探しに来てたんですな。目当ての人間を見つけたのに、それで終わりにならなかった悲しさ…。
・腕だ足だと生々しい実況。浮く血液。帰還した川本の無惨。
ワシズ-閻魔の闘牌-
・もうひとつの血を見る麻雀漫画。
・情報屋としてジャコ萬登場。しかし、残念な事に『ジャコバン』って読むのか『ジャコマン』って読むのか、今回も明らかにされず。
・黒嶋由Aは実在する昭和の脱獄王白鳥由栄が元ネタと思われます。ほぼ紹介文のとおりの人生を歩んでいますが、さらに踏み込んで知りたい、興味がある、という方は吉村昭著『破獄』をお読みください。
・それだけの男が舌を噛み切り、逃れようとした恐怖とは。「あじん」と「あーえす」がヒントなんでしょうけど、描かれた絵面の凄絶さでどうにも推測が難事に。とりあえず、『魔人』と『ハーベスト』なのかな?
・寮長に成り上がったオイチョ。こいつもやっぱり世紀末覇者漫画っぽくなってる。着こなしの影響もあるでしょうけど。
・片や痛々しい有様の鷲巣様。まぁ、この程度でどうにかなるとは思えませんが…。それでもこの表情はさすがに見ていてもつらい。
aki
・謎の浦田さん。麻雀愛好クラブ浦田和子会長の娘さんとかかな?さすがに会長ご本人じゃないよな…。年齢的に。
・二階堂さん、そろそろグラサンが板に付いてきました。
・「若いのに夢のない打ち方だな…」夢がないんじゃなくて明日がないんだよ。明日が。
・「この歳で太陽の光が苦手な私って一体…」生きるって大変。あと、ここはちびまる子ちゃんネタかな?
・女王様のブランチっていう番組名は日曜の午前中に流すにはちょっとギリギリじゃないですかね。
・脳内で戦う天使と悪魔。良かったらどっちか下さい。というか、どっちもやたらにエロい格好なのは何故ですか一体。
・「すべて私が買います!!」本当に謎だな、この浦田さん。
・「見えてます」しかし読者には見えないという。
・で、雀荘に居るし。やっぱり格好がエロいし。
・惑わす打ち方しますねぇ。打ち筋以外で惑わすのはメンバーとしてはいかがなものかと思いますが、その辺は美貌と衣装でカバーですかそうですか。
・先制は浦田メンバー。まぁ中、赤、トイトイだからリカバリー効くでしょうけどジャブと言うには重い。
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