アニメ版めだかボックス第11箱「これで決着だ!!」感想
・「立ち上がれないフリをしておけ」「今ならまだ許してやれるかもしれん」「痛くも痒くもねーっつの。ノーダメージだよ。ボケ!」雲仙、この状況でまだ強がれる根性はお見事。
・「あくまで戦争を選ぶか。私も同じ気持ちだが、ならば私の理性がわずかでも残っているうちに忠告しておこう」「ただの衝動的な怒りに任せて暴力に訴え、人間ではなく獣のように貴様を討つ!」この忠告って忠告になってるのかなぁ…。
Aパート
・(こんな俺でも風紀委員会の看板背負っちまってるんだ)(コイツをとりしまらねぇ理由はねぇ)もう取り締まる云々のレベルを超えてるけどな。
・空中で2発。格ゲーノリですな。
・会長閣下のトラウマは球磨川というんですな。
・モノクロの画面で手のひらだけ赤い。こういう物の見え方を、もしくは記憶の残り方をしたことがあります。自分にとってその部分の衝撃がデカかったんだなぁ、と今では振り返れますが。
・「めだかちゃん!」「後で腕章を返してくれ。これから私は一人でやっていく事にするよ」(このままじゃめだかちゃんがどこか遠くへ行っちまう!)身を切るような、痛々しい訣別宣言。
・「俺は箱庭学園の十三組で1年以上生き延びてきてんだ」どこの戦場ですかこの学校は。
・「てめぇの負けだよ!黒神めだか!」まぁ、屋内に引き込んだ以上はなんらかの罠があるとは思いましたが、これぞ罠って感じの仕掛けですね。
・「俺様名物霞み網!」「これが人間の智恵ってもんだよ!」つくづく忍者ネタ好きだなぁ雲仙。
・「ルールで縛り、ペナルティで捕らえる!」まぁ、人間社会の基本ではあります。
・雲仙二年生、拘束中にセクハラ行為。忍者ネタと同じくらいおっぱいも好きな模様。
・「八つ裂きになら、既にされている!」「雲仙冥利!貴様は私の心を引き裂いた!」会長閣下には割とトラウマが多いんですよね、実は。
・(化けの皮剥いでも、化物は化物かよ!)『化物の正体見たり、枯れ尾花』というのが普通なんですけどね。皮剥いでみたらもっと強烈なものが出てきたというやぶ蛇パターン。
・「糸がいかに頑丈でも、校舎の方はそうではあるまい」逆。逆逆。普通逆です。
・「私は生徒会長だぞ!校舎のひとつやふたつ、動かせんわけがなかろうが!」生徒会長が学校を動かすってのは物理的な意味じゃなかったと思います会長閣下。
Bパート
・「てめぇは単なる化物だ」人間より怪獣にカテゴリーが近い。
・「何あれ。一体何が起こってるの?」「めだかちゃんが怒ってるんだ」簡潔かつ明瞭な説明。
・「喜界島、阿久根先輩」「もしも引き際があるとすれば、多分ここだぜ」「めだかちゃんの側に居れば、たぶんずっとこんな事が続く。アイツにこれ以上巻き込まれたくないんだったら、確かに今が生徒会の辞め時だ」そして返ってくる、無言の即答。引き際で、一歩も二歩も前に出るふたり。
・「俺にはもう何も残っちゃいねぇ」
・「俺はてめぇに負けちゃねぇんだ、なぜだかわかるかい」「てめぇにちっとも心を動かされてねぇからだ!」「てめぇは俺を改心させる事ができなかった」「てめぇは確かに俺より強かった。だが、それだけだ」「それだけでしかねぇ」「正しかったわけでも、優れていたわけでもねぇ」「明日からもこう言い続けるぜ!『俺は人間が大嫌いだ!』と」この辺は負けたと言わなければ負けにならない人は力によってだけでは変われない。だからこそ雲仙は、変われなくていいからルールだけ守れ、を貫いたんでしょうねぇ。
・(皮肉なもんだなぁ、バケモン女)(てめえはまるで物真似をして生きているようなもんだ)(聖者なんかじゃねぇ。ただの寂しがりやだ)そらもう、あの人なつっこさはそれの裏返しでしょうよ。
・「私は人間に絶望などしない」動揺しなかったのは、おそらく全てを吹っ切ってしまったからなんでしょうね。
・(てめぇが潰そうとしている俺も、れっきとした一人の人間なんだ)(俺に勝ち、俺を潰して、俺になれ!)最後の最後で、言葉によって逆転を仕掛けるところが西尾先生の真骨頂。
・「巻き込まれたいのか?」「あたしたちは黒神さんに巻き込まれたいんだ」「俺たちはもう二度と、お前を一人にはしないよ」溶けるほどける崩れる、怒り。戻る髪。
・「雲仙二年生、貴様、生徒会に入らないか?」戻り過ぎです会長閣下。
・「誰とでも仲良くできると思い続けるよ」引き分け宣言ですかな、これは。
・「貴様には己の未熟さを思い知らされた」弱点とは強さの裏返しであると
・(あそこまで暴走しておきながら、一瞬で原状回復しやがった)(戻ったんじゃなく、戻されたのか)人は人によって、人たらしめられている。
・「あとは好みの問題でしょう」おっぱいかショタかってことですね、分かります。
・「帰れませんよ!あんな状況から!」でも他のメンバーは帰っちゃったんだよなぁ。
・「雲仙くんがしばらく戦線離脱ですか」清川元夢ボイスのジジイは私のツボのひとつですが、これまた水戸黄門みたいなナイスジジイ。終わり際に出てきたのが勿体ない。
・「別に悩む必要なんてないよ、おじいちゃん」遺伝子いい仕事してますね不知火一族。
・最終回は西尾先生の書きおろし脚本らしいですね。どう仕掛けてくるのか楽しみです。
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