今更ながら「育ってダーリン!!」にハマってみる
このマンガは週刊少年サンデー増刊に1994年〜1996年にかけて連載されたものの謎の中断を経て2002年に突如復活して完結した作品です。
作中で作者の久米田先生が「これは何かの罰ですか?」と書いてますが、6年で絵柄も作風も変わってしまったのでラスト2話が大変な事になってます。でもちゃんと読めてちゃんとオチているのはさすがだと思いました。
久米田先生にはファンも多く、分析サイトもあるので今更語る事もないんでしょうけども、ブログなんであえてその辺は無視して好き勝手に書いてみます。
このマンガは羽留うらら(16歳)が「理想の男がいなければ理想の男を育てるまで」という発想に基づき坂本冬馬(11歳)を青田買いして同棲するお話です。ワガママでエゴを押し付ける割にちゃんと反省するうららと、けなげに期待に応えようとする冬馬が萌え対象です。
現在の作風とは違うので、黒いギャグを期待して読むと肩すかしに遭いますが、歳の差のギャップをうまくギャグにしながら、ハートフルに話をまとめているので、ちゃんと読める話です。
実はウチも歳の差夫婦なので(男女は逆ですが)結構ズガンと来る部分があったりして、暇があるとつい手に取ってぱらぱらとめくってしまいます。
見かけたらぜひ手に取ってみてください。
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