アオバ自転車店20巻 感想
いずれ機会があればその2冊の感想も書きたいと思いますが、とりあえず今回は『アオバ自転車店』20巻の感想を。
このタイトルで20巻、『並木橋通り』の頃から通算すれば累計40巻の本作、また次巻からタイトル変わって『アオバ自転車店へようこそ!』になるそうです。
次巻からは待望のじいちゃん復帰ということで、期待度はなおも高まります。
とまぁ、次巻以降の話ばかり書いてしまいましたが、20巻の話を。
20巻も今までどおりの安定した内容でしたが、私自身が自転車を無遠慮かつ無造作に乗り倒す流派なもんで、エリザベスが買った『タフベルト・ガチガチロック』は欲しくなりましたね。高校3年間乗り倒して一度も故障しないっぽいイメージを持たせてくれる頑丈さが魅力です。
私の理想の自転車は近所を走るも良し、遠出にも良し、なのですが、ソレを期待させてくれますね。ベルトドライブの自転車は乗ったことがないのでちょっとそこだけ気になりますけど。
そういう意味ではブリヂストンの『ウェッジロック』も良さそうですね。24キロありますけど。私の通勤経路も坂、坂、アンド坂なのでちょっとキツいですけど。
自転車に乗りたくなる、自分がこれに乗ったらどうなるかを思わず想像してしまう、それが『アオバ自転車店』という作品の持つ変わらぬ魅力であり、それはラストである本巻でも健在でした。夏でも冬でも晴れでも雨でも坂道でも砂利道でも、その中で自転車に乗る楽しみを思い出させてくれるこの漫画が、40冊読み切った今でも大好きです。
じいちゃん復帰後の新シリーズも楽しみにしております。
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