ふしぎの海のナディアデジタルリマスター版第23回「小さな漂流者」雑感
・浮上していくメインブロック…。しかし、さすが深海を潜行していただけあってなかなか海上に着きません。
・「その向こうには、誰も居ないんだ」絞り出すように、ジャン。
・「一体、どこに向かってるんだろう」それこそ、神のみぞ知る。
・「お父さん…」母と兄もいるんですけども。
・長い長い回想シーン。蘇る父との思い出。…生臭いことを言うと要は今回が総集編回という事になるんですが。
・マリーに和み、ジャンにいらつく。「じゃあ、あたしたちがどうなるのか教えてよ!」は完全に八つ当たりだ。
・「いつ穴が空いて水が入ってくるか」実はギャグ回です。
・「なるべく静かに、なるべく動かないように」前振り前振り。
・寒さにうち震えるジャン。くしゃみ一発、浸水開始。
・「だから科学なんて信用できないのよ」「男だったら何とかして」だからって海水を飲み始めるとか。たとえ知っててもビックリします。
・「みんなごめんよ、僕が、僕がくしゃみなんてしたばっかりに」元々は壁ドンしたヤツが原因なんだけど、それは誰も言いません。話がこじれるだけなので。
・ジャンの、傘を使った机上の空論。
・「死中に活を求める。エレクトラさんも言ってたもん!」あんな修羅場を延々聞かされてトラウマになってるだろうに、よく我慢したナディア。それだけ非常事態だったということでしょうか。
・覚悟をしてハッチを開けたら、そこは既に海上。
・「助かったの?」「みたい」「心配して損しちゃった」まさに拍子抜け。
・精も根も尽き果てているジャンとナディア。元気に遊び回るマリー。好対照。
・「子供で居られる時間なんて、なかったわ」「ごめん」「ごめんなさい。ジャンもそうだったわね」長い時間をかけて分かり合って来た成果がようやくここに。
・「こんなの拾っちゃった!」「いっぱいおっこってたんだよ!」マークで気づこうよマリー。
・ガーゴイル印の缶詰だったので、偵察に行くとガーフィッシュの残骸が。しかし、人影もなにもなく、一安心。
・人里を求めて歩く。しかし、あっという間に戻って来てしまう。
・「ここは、島なんだ!」「無人島だー」ハイ、所謂『島編』の始まりでございます。
・「あたしにはどうしてこうも不幸がつきまとうの」そういう星のもとに生まれたとしか言い様がないなぁ、これはさすがに。
・「やっぱりあの人たちは悪人だったのね」悪人かそうでないかの二元論がどうしたって好きなナディア。
・「あたしたち、食事をする事も出来ないのね」島の中を探しにいかないのは、乗ってたメインブロックに非常食があるのを知っていたからでしょうけど、若干暢気。
・船を呼ぶシーンくらいから色々あれ?おかしいな?と思わされます。これが伝説の伝説たる所以…。にしてもこの船はヒドいなぁ。デジタルリマスター版だから余計にヒドさが目立つ。
・日が暮れて、潮が引き、ようやくノーチラス号に食糧を取りに。しかし、缶詰を明ける道具が無い。
・「キングが出来るんだって」こいつは既にライオンですらない気がするよ。
・キングの尊い犠牲により、ようやく缶詰が開く。
・ナディア、肉は食べられないけど肉と同じ味付けのものは食べられる。この辺はモデルになった方も同様だそうで。
・星の位置から島の場所を計算しようとするジャン。その計算式を消してしまうナディア。
・「この島にはあたしたちしか居ないわ」「あたし、マリーやキングと一緒だったらこの島で一生過ごしてもいいわ」「ナディア……僕は?」哀しいなぁ。ま、でもここにジャンの名前を入れると言う事は意味が深すぎますからしょうがないとは思います。でもやっぱりジャンが可哀相。
PR