「せっかち伯爵と時間どろぼう」第1話について
さて、肝心の本編ですが、現在たまたま「対立の構図」という視点から物語を読み解いたり、逆にその視点で創作活動をしたりしている最中でしたので、この第1話はドンピシャでした。
まぁ「対立の構図」についてはさて置くとしまして。時間を浪費する主人公と、時間をこの上なく貴重とする伯爵と。そのふたりをつなぐ存在として伯爵の妹がいて。そしてなんだかとっても羽美のにおいがする主人公の幼なじみもいて。
これまでの路線を受け継ぎつつもしっかり新境地に踏み込んで来たな、という印象です。これまでは『疑似サザエさん時空』とも言うべき『動かないようでいてしっかり動いている時間』の中で物語を展開して来た久米田先生が、かっちりキャラの寿命を設定し、その枠の中で動くことを明確にしておられました。
まぁ、今までの逆で『動いてると思ってたらちっとも時間が進んでなかった!』的な衝撃が待ち構えているのかも知れませんが。
細かいギャグを拾っていくと沢山あるのかも知れませんが、現在創作モードなので敢えてこんなことを書き散らしてみました。
あと、勝手に次回予想として、話を転がすための新キャラ(しかも動物的ポジションな奴)が出てくる展開になるとここに記しておきます。
感想書いてる場合じゃなくて自分の小説を書かないといけないんですが…。11月は特に進みが悪いなぁ。
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