アニメ「かくしごと」第1話感想
オープニングがオサレで下ネタ漫画家が主人公のアニメだとはとても思えない。
Aパート
・あら。お母さん能登さん?
・「エッチなやつだ!」『下ネタ』をえっちと呼ぶのは未だに違和感がある45歳児です。
・「姫に知られたらどうする!」死んだらどうする!とは又違う良き叫び、いただきました。
・全裸は『ユルい格好』なのか、という問題。
・「人のパパやママの仕事聞いちゃいけない」「個人情報で職業差別につながるから」色んな意味で『人には言えない職業』が存在しますからね。昨今だと医療従事者だと知られると色々面倒なようで。
・「私はワンピースやアンパンマンを描いてるんじゃありません」後者を描いていた方はもう鬼籍に…。
・「きんたましまし読んでました」「二度とその言葉は言わないでください」『読んでました』を喜べない悲しみ。
・「ポリキュア、描いてやってくれる?」アンパンマンやワンピースはそのままなのにこっちは『ポリキュア』なのは原作どおりです。
・「描くんだ!」「しかも上手いし!」場数を踏むので…。
・十丸院の声優さんすごいなぁ。イメージしていた以上にダメ人間ボイスしてる。
・「パワハラー!」ここは特に聴きどころ。
・「司会者ですか?」すいませんここだけわかりませんでした。伊東四朗でもタモリでも関口宏でもないですよねぇ…誰だろう。
・「プライドないんすか!」ないのではなく発現場所が一般的なケースと異なるのです。
・〆の会話、何度も繰り返して聴きたくなりますな。
・というところでAパート終了。ところどころカットされてますが、概ね違和感なく見られています。
Bパート
・「名乗る程の者ではありません」ペンネームって大事だなと思います。実は私もうっかり本名で二次エロ小説書いてしまったことが…。
・「漫画家で偉いと言ったら」「売れてる人でしょう」「だよなぁ」落ち込みからの裏拳ではなく裏拳からの落ち込みでしたか。こういう楽しみ方もアニメ化のメリットですね。
・「ダークファンタジーとか描いちゃうぞ」これ、久米田先生の作品として真面目に読みたいんですけど、無理ですかねぇ。……どうしてもこらえきれずにギャグとか入っちゃいますかね。
・「漫豪です」こういう独特の造語を個人的に『久米田語』と呼んでいます。
・「売れてなくても大物感ある人」実名は差し控えますが結構いますね。
・そして漫豪登場。いやぁ、なんでしょうね。この先を知っているのにワクワクする。
・「だーって感じに描いて」来た!期待以上の動き。モデルの方もリアルでこんな感じなのは久米田先生の過去作でもお馴染み。
・「描きたいものを」「描かせないのが僕の仕事です!」ダメな方向には頼もしいという正統派ダメ人間。
・この「めぐろ川たんていじむしょ」の面々を見ているとなぜかじんわり瞳が潤むんですが歳のせいでしょうか。
・おしゃPのくだりは都市伝説の形成過程として非常に秀逸。
・動きも声も魔物感あるなぁ…。
・個人的には「漫画の置いてない本屋」っておしゃれではなく神保町の稀覯本専門店なイメージなんですが。太陽の塔の近くにあるカフェ併設の本屋にも漫画置いてましたし。東京は違うんでしょうか。
・魔女汁って声で聴くと一際来るものがありますな。
・この〆の会話が沁みるようになるとおっさん度数もだいぶ高いんだろうなぁと自覚します。
エンディングもやっぱり「きんたましまし」とか連呼される作品のものとは思えないオサレ度合い。てか聞いたことあるなぁと思ったら大瀧詠一か!ちなみに歌と作曲のところで表記が違いますが同一人物です。歌手としては大滝表記なのです。さらにちなみにもう故人で、この曲自体も40年近く前の曲です。
この歌、若い方にはどう聞こえるんでしょうか。やっぱり『古い』んでしょうか。
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