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ふさ千明のおたネタ日記

漫画、アニメその他諸々の感想がメインのブログです。現在は「ここだけの話」シリーズについての感想を中心に運営しております。毎日15時の更新は終了し、現在は再び不定期更新に戻っております。

ここだけの話 第1話 なべする話 感想

おきた/化石(沖田 葦織)先生の描かれる「ここだけの話」シリーズが好きすぎるあまり先日唐突に81話の感想を書いてみましたが、やはり1話から順番に感想を書いてしかるべきだろうなと思い至りましたのでスタートさせました。長い道のりになるとは思いますが順次書かせていただきたいと思います。お付き合いいただけましたら幸いです。
 ただ、先日のようなほぼ全コマ感想は流石にどうかと思いましたのでまずは箇条書き形式でやってみます。

 今回取り上げさせていただくここだけの話第1話「なべする話」は左記リンク先からお読みいただけます。どうぞご覧くださった上で以下をお読みください。


・鍋と書いてさけと読むヒロイン。しかもよだれつき。この1コマがとてもキャッチーでキュート。
・「このあいだ実家から土鍋がきてさ」「うちでやろうよ」土鍋がくるのは実家のスタンスと評価をよく表していると思います。
・「ひとりじゃ食べきれなくて‥‥」白菜を大量に消費するのは意外と難しい物ですが、手段にもう少し手心というかなんというか。
・割烹着がよくお似合い。なんならスーツよりもよほど似合う。
・怒涛のお説教に説得力しかない。
・「ふつつかな娘ではございますが」この定型句が謙遜ではない疑惑。
・「ごめんね白菜は頼んだ ワインはまかせて!」「チクショー!そういうとこ!そういうとこだよ よろしくお願いされてんの!」親娘間の相互理解は深い模様で何よりです。なお生贄。
・「でもちゃんと料理とかできたんスね」「てっきり酒飲むしか能のないポンコツだと」鍋だけでこの評価向上ということは、元がどれだけ低かったか察するに余りあるというものです。
・向ける視線と逸らす視線。こういうの私大好物です。目は口ほどに物を言う。
・「なんでもないですぅ」なんでもない人がすることじゃないなぁ。
・綺麗な寝落ち。芸術点が高い。
・『同僚とはいえ俺だって男なんですが危機感ゼロか!!』まぁ、ムカついていいよ青年。
・「どうも気が緩んじゃうというか 甘えちゃうというか」「君といるとたのしくてだめだぁ」「そんなんだから親父さんに怒られるんスよ」KO出来てもおかしくないくらいのいいパンチだったんですけどね。上手く躱されてしまいましたなぁ。
・しかし、漏れるため息が意味するところは……。
・「は〜〜〜〜〜っ‥‥」こらえていたものは言葉か、気持ちか、行動か。いずれにせよ、へたり込むほどの重さが青年の中にあるのは間違いのないところだと感じました。


 以上になります。久々に読み返しましたが、このふたりの近くて遠い距離感が実に良いですね。

作者ご本人のあとがきはこちらからどうぞ。

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