ああそうですか、としか言いようがない対応
産經新聞web版より以下引用
週刊少年サンデーに連載された漫画「金色のガッシュ!!」のカラー
原稿を紛失されたとして、作者の雷句(らいく)誠さんが発行元の小学
館を提訴した問題で、同誌編集部は13日までに、「読者の皆様へ」と
題したメッセージを公式ホームページに掲載。一連の騒動について「皆
様に大変ご心配をおかけして申し訳ございません。真摯に受け止め、誠
実に対応させていただきます」と読者に謝罪した。
その一方で、雷句さんが自身のブログで公開した陳述書、訴状につい
ては「係争中のことであり、現時点でお答えすることができません」と
回答。また雷句さんが同ブログで、歴代編集者の仕事態度などを実名つ
きで批判している件に対しては「弊社および弊社社員についての記載は
事実とは考えておりません」と否定的な見解を示している。
訴えによると、雷句さんは2001年1月から07年12月まで同作
品を連載。その後、小学館に原稿の返還を求めたところ、カラー原稿5
点の紛失が判明した。雷句さんは漫画原稿について「美術的価値が高い」
と主張、小学館に計330万円の損害賠償などを求める訴えを今月6日、
東京地裁に起こしていた。また雷句さんの一件を受けて、同様にブログ
上で出版社や編集者への苦言を呈する漫画家が続出しており、ネット上
で大きな反響を呼んでいる。(後略)
以上引用終わり。
ぼちぼち話が大きくなってきたので1つ手を打ってきたようですが、まぁ想定の範囲内と言うか期待以下と言うか。こんなのは素人でもできる対応です。読者に謝罪というアクションもうさんくさいですね。読者は謝罪など求めてないと思うんですがね。漫画雑誌を作る以上作品と作者に敬意を表するところからリスタートしてみてはいかがですか?
もしかして、企業としてやるべきことをやるだけでかまわない、もし敗訴してもやるべき事をやっておけば傷は最小限ですむ、とか考えているんでしょうかねぇ。
もう編集部の手を離れて本社法務部の管轄になってしまっているのかもしれませんが、とりあえず、小学館の理念をコピペしておきますので、週刊少年サンデー編集部の方々はもう一度読み直される事をお勧めします。
小学館公式サイト会社概要より以下引用
出版物が世の中全ての悪いことを無くすことはできないが、人の心に
良い方向を生み出す、何らかの小さな種子をまくことはできる。人生の
中で大きく実となり、花開く種子をまくという仕事が出版であり、これ
が当社の理念です。
以上引用終わり。
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