ここだけの話 第47話 年賀状の話 感想
・「そうたくんは今年年賀状出して大丈夫なんだっけ?」確認大事。そうしないと10年ぶりに小学校の同級生に出したら寒中見舞いで返ってきた私みたいになるので。
・『たまには書いて返すか』こういう小さな積み重ねがね。私のツボなんです。とても好きです。
・『思ってた以上に何書いていいかわかんないぞ‥』まぁ、毎年書かないとそんなもんですよね。だからと言って私のようにネタに走ってオランダ語で書いたりするのは迷惑なのでやめましょう。「最初何書いてあるかわかんなかった」って年初から困惑されますので。一応和訳もつけたんですけどね。
・『これをあの人は毎年欠かさず一言ずつ手書きでメッセージを添えて書いて出すんだから』『相当まめなほうだと思うんだけどあんまり自覚なさそうなんだよな』やるとわかりますが、結構大変な作業です。年の瀬のバタバタした時期ですし。
・「そうたくん見て見てすごい そうたくんから年賀状がきたよ!」出した本人に報告するのは、まぁわからないでもないですが。そんなキラキラした目で見つめても普通は『知ってます』って返されて終わりですよ。
・しかしいいなぁ青年。私もこんな可愛い生き物身近に欲しかった。
・「大袈裟なって思うかもしれないけど」「私のためだけに用意された貴重な一枚だし」‥‥かつて、おんなじことを言われた過去を思い出してしまいました。こんなことを言ってくれる人、貴重ですよ。青年、大事にするんだぞ。
・「え?俺なに書いたんでしたっけ?」青年は照れ隠しじゃなくてホントに忘れてそうだな。
・距離の近さにドキドキするのはいつも青年ほうなんだよなぁ‥。
・「これってまた一緒に飲みに行こうってことでしょ?」違う。違わないけど、違う。
・「やっぱうれしいからデスクに飾ってもいい?」「絶対やめて」じゃあってことで。家の、一番目のつくところに飾って。ふとした瞬間視界に入ってにっこりするさわちゃん先輩を幻視しました。
・さわちゃん先輩が出したほうの年賀状がどうなったか気になる人は総集編2の書き下ろしをご覧ください。本も電子版もありますのでお好みでどうぞ。
・買った人間として「すっごくよかったのでぜひどうぞ」というヘタクソなお勧めしかできないのが大変申し訳ないのですが。ネタバレしちゃうしなぁ‥。
・試し読みはこちらからどうぞ。
・そして感想バカの私はこの書き下ろし部分の感想も当然のように書いております。今のところ作者の方に送りつける以外の使い道がないのですが。
作者ご本人のあとがきはこちらからどうぞ。
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