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ふさ千明のおたネタ日記

漫画、アニメその他諸々の感想がメインのブログです。現在は「ここだけの話」シリーズについての感想を中心に運営しております。毎日15時の更新は終了し、現在は再び不定期更新に戻っております。

ここだけの話 第67話 待ちぼうけの話 感想

※標題のお話はこちらからお読みいただけます。

・めでたくつきあうことになりましたが、隣はまだ空席。めでたさも中くらい?いやいやいや。
・「お前さあ」「懇親会の日さわちゃん連れ帰った?」もう本性を隠そうともしないな。ここ君んちじゃないし、話しかけてる相手は君のツレでもないよ?
・「ヤった?」うーんデリカシー欠乏症。青年との相性がとことん悪い。ナイーブなそうたくんにしてみれば桜井なる人物と会話するだけで紙やすりで神経をこすられるような思いをしているのではないでしょうか。
・まぁ、読み手が桜井なる人物に対して不快感を覚えてしまうのも青年に感情移入しているがゆえ、致し方ないかと。
・その辺はフラットな視点で見ればまた違うんでしょうけども。どうしても付き合いの長い青年のほうをヒイキしてしまいます。
・そもそもとして。桜井なる人物はぼちぼち結構な登場回数になりますが、有能さとか優秀さとか、性格の悪さを補う部分がまだ見えてこないんですよね。なんで向こうの会社はこんな人送り込んできたの?社長の息子かなんかなの?って思っちゃいます。
・「なんだよ相変わらずとろくせーな」あとこういう俺様基準な物言いも鼻につきますね。
・「でもあの様子なんだからキスくらいはしたんだろ」「舌入れた?」「アンタほんと一回黙ってもらえます?」これはセクハラで通報しても採用されるレベル。
・「まあ」「‥‥付き合うことにはなったけど」「‥‥へっぇ あっそう」「それはそれは‥‥」予期してなかった返事っぽいですな。
・「言っとくけどあの子今日も残業だぜ」流石に今はこれが精一杯か。
・『一緒に帰りませんか』のお誘いに『うれしい』という4文字が。このたった4文字が青年にはどれだけ輝いて見えたことか。
・まぁ、いくらでも待つわな。待つくらいなんでもないよな。
・『下手したら入社以来ここまで顔合わせないの初めてかもってくらい会えてないし』『いや 隣にいたらいたで仕事になんないかもしれないけど‥‥』かも、じゃなくて確実にならないのでは?
・『彼女できるってこんなんだったっけ』『ガキの初恋じゃあるまいし』恋に狂うというのはこういうことだ。青年良かったな。そういう相手に巡り合えて、そして付き合うことが出来て。
・振り返る来し方。めぐる想い。読めば読むほどにジーンときてしまってこの2ページは感想を紡ぐことができませんでした。一度どん底に落ちたからこそ感慨もひとしおだろうね。本当におめでとう。
・「あれ先輩?」「遅くなってごめんね!」「もう帰っちゃった?」「帰り道ではありますけど」「どうかしました?」「あっ なんか急ぎの用事とか‥‥?」意外と野暮だな青年。今のさわちゃん先輩に君と会う以上の用事があると思うかい?
・「声だけでも聞けたらって思ったんだけど」「やっぱだめだね」「迷惑じゃなかったら」「‥‥ちょっとだけ会いたい」「‥‥‥‥」「そうたくん?」そしてこの顔である。お前もう元のキャラには戻れんからな。
・遠距離と言うほどでもなく、しかし身近とは言い難い。この絶妙な距離感が生み出す妙味が確実にある。今のうちにしっかり味わっておくといいよ青年。


作者ご本人のあとがきはこちらからどうぞ。

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