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ふさ千明のおたネタ日記

漫画、アニメその他諸々の感想がメインのブログです。現在は「ここだけの話」シリーズについての感想を中心に運営しております。毎日15時の更新は終了し、現在は再び不定期更新に戻っております。

ここだけの話 第75話 体裁の話 感想

※標題のお話はこちらからお読みいただけます。


・おお、デート回。待望のデート回!
・お互いに気取りすぎてないところが、ここまでの来し方を感じさせて余計にグッときますな。もっと言うとあの夜の後と思うと、今日この後の流れを意識してしまいますね。
・「あれ」「同じ箱ふたつ?お父さんと‥‥」「お兄ちゃんにも贈るの」「お兄ちゃん誕生日が近いっていうのもあるけど」「贈らないと泣くから」「比喩じゃなく」これはシスコン大魔王の名に恥じぬ恥ずかしさ(ややこしい)。
・一人っ子の青年には想像つかない世界。まぁ、我が家も私と弟しか居なかった上にで仲も悪かったので全く想像出来ませんが。
・「これでよし」「ついてきてくれてありがとね」「いえ 俺も俺で父の日のプレゼントを見繕いたかったので」言い訳が上手だな青年。
・「まだ時間あるし」「デートっぽいことでもしますか」さぁ、手練モードの始まりか!?
・「お似合いです〜〜!」社交辞令に聞こえないくらいよくお似合い。
・「どっちもよすぎて決められないので‥‥」「両方買います」積年の想いが今晴らされようとしている。あと、ここの青年の顔が辞書に載せたいくらいの彼氏ヅラ。
・「お金のこと気になるならこれ着てまたいっしょに出かけてください」「ね?」うむ完璧。年下彼氏の特権で甘えてみせるところも含めてほぼほぼ満点でしょう。
・「荷物貸して」からのお手手お預かり、そして庇う動き。平素の中学生男子は何処へやら。やはり恋愛は場数かと思わずにはいられませんね。
・さわちゃん先輩照れてる?困ってる?
・「ケーキにしよっかなパフェもいいけど」「どうぞゆっくり考えて」「そうたくんは?」「俺はブラックがあればいいです」「むぅ」この、絶妙な返答。100点満点ではないところが実にいい。最高です。何がいいって、決して理想の彼氏を演じて振る舞っているわけではないというのがガッツリ伝わってきてとても良いのです。
・あと「ハッ!」の表情可愛すぎません?
・「今度は私が払うからね!絶対払っちゃダメだからね!」「はいはい」絶対的な経験値の差が態度に現れておりますな。
・「ん!おいしー!」この顔見たら払いたくもなるというものです。
・喜びを分かち合いたいさわちゃん先輩と、それを拒む青年と。噛み合わないのもまた味のうちですが。
・「そうたくんの照れる基準がわからないな〜」「なんか‥‥」「子供っぽいじゃないですか」いつまでもいつまでも見栄っ張り。それが彼の個性なので否定する気はないですが。
・難しい問題なんですよね。100%相手の希望に沿うのが正解ではなく。かといって我を通せば良いというものでもなく。こればっかりは日々寄り添う中ですれ違いとわだかまりを踏み越えてさじ加減を身につけていくしかないですな。
・なので、今回のは良い機会でしたね。青年が、今までの自身の言動がさわちゃん先輩にどう響いていたのかを知れて。
・「ごめんね」「そうだよね恥ずかしいよね」「私ばっかりはしゃぎすぎちゃった」青年と一緒の時間を過ごす中で自身の幼さを思い知ることがあって。それがあの「お付き合いはできません」につながったのかなと思うと。青年が意を決してええかっこしいな自分をかなぐり捨てたのもまた無理からぬ事。
・「あ」「あ」「ん」ブラックがマッ缶(ジョージマックスコーヒー)になるくらい甘いやりとり。いつかこうなると期待し続けていた幸せなシーン。ありがとうございます。
・青年のお願い返しは恋人つなぎ。甘えるのがまだ恥ずかしい青年と、甘えられて嬉しいさわちゃん先輩と。ご馳走様です。
・お酒も飲まずに寝落ちしちゃうのは、全身全霊で楽しんだ証拠でしょうね。もしかしたら気疲れもあったのかも知れませんけど。
・しかし、青年の保ちたい体裁とやらがこれから先もいろいろな場面で立ちはだかり、そしてさわちゃん先輩の喜怒哀楽に打ち砕かれていくのが楽しみなような、ちょっと怖いような。


 作者ご本人のあとがきはこちらからどうぞ。

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