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ふさ千明のおたネタ日記

漫画、アニメその他諸々の感想がメインのブログです。現在は「ここだけの話」シリーズについての感想を中心に運営しております。毎日15時の更新は終了し、現在は再び不定期更新に戻っております。

ここだけの話 人物雑感 瀬川佐和編

続きまして本作のヒロイン瀬川佐和さんについて。
 お名前にまつわる個人的なあれこれについてはもう書きませんが、そういうのを差し引いてもいい名前だなと思います。
 設定集によるとお誕生日が3月8日で長野県出身、そして毎月8日は信州地酒で乾杯の日ということで実になんとも素敵な運命のもとにお生まれです。
 というわけで。呑み助で大胆と繊細と臆病とその他諸々を兼ね備えた素敵に可愛い生き物。
 これがお酒に頼って溺れて自分の弱さを誤魔化していたのだと知った時の衝撃たるや。長い長い嘆息をつきました。
 思い返せば、我が乏しい女性遍歴をたどると初恋の人(自分にだけ見せてくれる表情、甘え下手)、初カノ(呑み助、巨乳、甘え下手)、嫁さん(自分にだけ見せてくれる顔、元呑み助、甘え下手)。そして3人とも自己評価が低いという‥‥。考えるまでもなかったですね。さわちゃん先輩を好きになるの確定ですよね、これ。
 読み進めていくうちに封印したはずの記憶や開かずの扉がばんばか開いていってこれを整理するどこかに吐き出さないと日常生活もままならないという程になりました。
 その結果はさておき。そういう経緯で思い入れがやたらと深くなっております。勿論、そんな個人的動機や勝手な思い入れをすっ飛ばしてもご本人単体で大変魅力的です。可愛いの洪水と言うか絨毯爆撃と言うか。なのに前半なかなか満面の笑みが見られなくて。これはなにか鬱屈したものを抱えているなと思っていたら前述の種明かしがされて。なのでもう、本当にあれ以降は祈るような気持ちで毎回読んでおりました。
 などというように私が拙い言葉で飾り立てることによって魅力が損なわれるのではないかと畏れを抱くくらい好きなキャラですし、いつも読みつつ幸せになってくれとを願う存在です。
 付き合ったことがない女性特有の距離の測り方のヘタクソ度合いなども愛おしくて愛おしくて。思わぬところに突撃したり、かと思えばあれっというような身の躱し方をしてみたり。まぁ、そんなふうにかわいくかわいく空回る姿も初恋の人や嫁さんとの思い出がフラッシュバックする要因だったりするんですが。
 土壇場で「カッコ悪くても好き」と告げて全てを許し、受け入れて。そして本当に欲しかったものを手にした以降は本当に屈託がなくなり、眩くきらきら輝いて見えます。
 関係性が確固たるものになると手綱の握り方もじわじわ覚えつつあるようで実にほほえましく映ります。やはり多少のゆがみなどは個性のうちと互いに受け入れあうのが幸せなのだとつくづく感じ入っています。
 物事には限度がありますが、その限度にも個人差がありますので。本人がいいと言うものはいいのでしょう。コスプレ大好きくらいは現代では通常性癖ですよ、ええ。
 どうか末永く、いつまでもさわちゃん先輩のきらきらした笑顔を拝見出来ますようにと願ってこのとりとめのカケラもない雑感を締めたいと思います。

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