ここだけの話 第96話 翌朝の話 感想
・見知らぬ天井と左手。きらりと光る薬指。目が覚めて真っ先に確認したかったんでしょうね。夢じゃなかったことを。
・でも夢だった場合、プロポーズをもう一度体験できてお得ってこともあるんですよ。
・青年の寝顔を見るさわちゃん先輩の幸せそうなこと‥‥。2番目に好きな顔、かも知れませんね。
・まぁ青年がそもそもいつまで起きていたのかという問題がですね、ええ。
・マナーモードっぽいので鳴ってないけど鳴る電話。他に言いようもないので我が家も「鳴る」と言います。
・青年母からの着信。ああ、アレですなきっと。日が日ですので。
・「せんぱいでといて」ああ、寝ぼけてなかったら絶対掘らない墓穴を!深めに!
・そして再寝へ。このままだと青年の不在者裁判が始まってしまう‥‥。
・「も もしもし!」「篠崎です‥‥!」おお、篠崎名乗りだ!こんな感動的なシーンを見逃している青年不憫。
・「ごめんなさい」「そうたくんが今出られなくて代わりに出てます」そうたくん!そうたくんって!青年母にそうたくんって!
・『あ!もしかしてあなたがさわちゃん?』「あ はい!」「そうです」緊張してるなぁ。そこがまた可愛いわけですが。
・「はじめまして聡太の母の妙子です」「いつも息子がお世話になってます」「あ いえ 私のほうこそ」「そうたくんにはいつも よくしてもらってばかりで‥‥」よくしてもらうの中にはどこまでが含まれるかわかりませんが、個人的には聡太母こと妙子ママが彼氏彼女になる前からお世話係だったことを知った時の反応が楽しみです。
・「えへへ そのとおりです」さっきまでの緊張はどこへ。なじむのが早いのは妙子ママとの相性の良さを伺わせますね。
・「あ!やだ!こんな朝からいっしょにいるってことは」「私お邪魔しちゃった‥‥!?」ああ、息子にまつわるこういう話題に飢えていた感がありありと。
・起こさないように別室でこそっと話す気配りの人、さわちゃん先輩。
・おはようのキスで起こせとか。楽しんでるなぁ。まぁ実際それやって成功しても失敗しても楽しく盛り上がるんでしょうね。
・大好き度合いを確認する方法が!方法が!
・「聡太ってさ」「さわちゃんの前だとずっとああいう顔してるの?」「ああいう‥‥?」『ほら 母の日のときにふたりの写真を送ってもらったじゃない?』「ああ!」さわちゃん先輩がおめかしして気合い入れてた写真ですな。さわちゃん先輩にしたら特別な1枚。
・まぁ、母親のちょっかいというのは息子にしたら鬱陶しくなるもので。青年の気持ちもわかるんですがね。彼は彼で仏頂面問題がありますのでね。
・「あの子こんな顔で笑うんだ」自分にはできなかったことをしてくれたさわちゃん先輩には感謝感謝でしょうね。
・『さわちゃんは一体どんなすごい魔法をあの子にかけちゃったの?』愛の魔法と一言で片付けるのは簡単なんですが。勿論そう単純なお話でもなく。そもそも当の本人ですら仏頂面しかしない青年に長く不服だったくらいですからね。
・「ありがとう 素敵な魔法使いさん」「聡太があなたに会えてよかった」「それはお互いさまです」「私もそうたくんに出会えてよかったって心から思ってます」出会って変わるまで本当に沢山のことがあって。七転八倒の末に今の笑顔があると思うと勝ち取った笑顔なんだなと思う次第です。
・寝ぼけた青年、ごく自然に谷間へイン。いいシーンだったのにお前!
・困らせてるのは昨晩だけですか?
・「近いうちにさわさん連れて家帰るって」「父さんにも伝えといて」「‥大事な話 しにいく」「‥‥そう わかった 待ってるね」静かに伝える決意と、伝わる重みと。このあたりは親子ならでは。
・お誕生日おめでとうにお礼を言えるようになったのも魔法の賜物でしょうか。
・どきどきの理由が可愛い。今回可愛いばっかり書いてて本当に語彙力不足を痛感しますが他に書きようもなく。
・「いつか私のものになる名前」「しのざきさわ」「かあ」「えへへ」乙女の顔だなぁ。
・痛みを覚えたのはプレッシャーゆえかトキメキか。
作者ご本人のあとがきはこちらからどうぞ。
PR