年末特番 ここだけの話 さわちゃん先輩さいかわ選手権 正統派かわいい部門
場面を列挙していったところとんでもない数になりましたのでじゃあいっそ部門別に分けてランキングにしてしまおうかということになりました。
普通はならないと思いますがなってしまいました。お付き合いいただけましたら幸いです。
大トリは正統派かわいい部門です。正統派とは何かということを突き詰めるとそれだけでどこまでも話が長くなりますので「なんとなくそんな感じ」くらいのゆるさでやっていきます。
1位 44話 理由の話12P 「そうたくんが好きです」
コメント:ヒロインが愛の告白をする。これ以上のかわいいはありません。このあとおさまりがつかずごたごたしますがそれすらもこのかわいさを減ずるものには成りえていません。やっと言えた感があるのもいいんですよね。何をどう書いてもこの笑顔を評するには不十分なものになってしまいますが何度読んでも心惹かれ、そして温かくなります。最高のかわいさがここにあります。
2位 89話 衣替えの話3P がじがじするところ
コメント:初見時変な声が出ました。今も多分心構えなしに読むとそうなると思います。甘噛み!甘噛み!甘噛み!と3連呼するくらいかわいいです。手の施しようがないかわいさとはこのことです。1位のコメントとの差がありすぎて我ながらどうかと思わなくもないですが、最終審査までこちらが1位だったことからもお察しいただけますと幸いです。こんなもん見たら理性が飛んでしまいます。時間の許す限りいつまででも眺めていられますよ、ええ、ええ。
3位 1話 なべする話7P 「君といるとたのしくてだめだぁ」
コメント:残念ながらと言うべきか申し訳ないことにと言うべきか。私はここだけの話シリーズを1話から読み始めたわけではないのです。それでもなお、この笑顔こそが全ての始まりだと思うので3位ランクインとなりました。素朴で愛らしくて、今この時自分にできる精一杯の言葉を贈った姿はやはり格別です。
4位 55話 子供の話2P「ちゅるちゅるだあーっ」
コメント:語弊を恐れずに言えば幼女みの深いかわいさです。これを正統派と言っていいのかどうかと問われれば「私の中ではそうです」とお返しするしかないんですが。そういう理屈を吹き飛ばす問答無用のかわいさがここにはあるのです。声に出して読みたいさわちゃん語録に載せておきます。
5位 23話 ホワイトデーの話7P「茶化してごめんね」「私のために考えすぎなくらいいっぱい考えてくれるの」「本当にありがたいしうれしいよ」
コメント:メモに「天使か」って書いてあります。そのものずばり天使ですよねここ。この後青年が告白するに至る大きな要因のひとつになったんじゃないかなと思うくらいにはかわいさ溢れていたのではないでしょうか。
6位 81話 大事な話8P「かっこわるくていいよ」
コメント:こっちには「女神か」って書いてありました。青年の怯えを理解して、青年の好きが伝わってきてそれがちょっと嬉しい感じの笑顔をとてもかわいく感じます。自分も怖いだろうに、それを乗り越えて優しく微笑む姿をかわいいと言うのは少し違うのかも知れないと思ったりもしましたが、やはりかわいいでいいのだと結論付けて6位にいたしました。
7位 14話 年末の話12P 「じゃあ大丈夫じゃん!」「来てくれるって思ってたんだよね」から16P「いいやつだなあ君は」にかけて
コメント:お酒が入っているときだけブレーキが一時的に外れて素直になれるさわちゃん先輩の解き放たれた笑顔はかわいいの一語に尽きます。酔いが醒めはじめると途端弱気になって「無理に付き合わなくてもいいんだよ」とか言い出しちゃって「いいやつだなあ君は」につながっていくわけですが。つくづくかわいい健気ですよね。
8位 92話 白髪の話2~3P「はじめてがほしいじゃん?」からのぷしゅう
コメント:こちらは乙女かわいい。青年はどんなことでも聞いてあげるのにそんなことでいいの?って感じなんですけども。一緒に日々を重ねていって、青年の変化にも真っ先に自分が気づけるということをとても大きく重く感じているのがかわいいんですよね。乙女です。
9位 77話 サービスの話16P 「今よりひとつでもふたつでも」「そうたくんの好きが詰まった私でいたいから」
コメント:少しでも理想の姿に近づきたいという思い、所謂乙女かわいいってやつですよこれは。青年からしてみたら「これ以上何をどうしたって満点は満点なのに」なんでしょうけどね。それに安住しない、甘んじない心がけのもたらすかわいさです。
10位 65話 ここからの話18P 「だめ‥‥じゃ‥‥」「ないです‥‥!」
コメント:自然と溢れ出す歓喜の涙。かわいいですね。迷走して、間違えて、よろよろになって。ようやくたどり着けた本当の言葉。それを口にする姿のなんとかわいいことでしょうか。
11位 97話 計画の話5~6P 転居先の希望を語る姿
コメント:ここがかわいいのは間違いないんですが、ちゃんと言いたいことが言えるようになって、しかも青年にどうおねだりしたら効果的かがわかるようになってよかったねっていうところに私の思い入れがどうしても加味されてしまうので点数が若干甘めです。お酒を飲めなくてもちゃんと言えて偉いね凄いねって思ってしまうんですよね、ここは。
12位 30話 遊園地の話6P 「こんなこともちょっとうれしいんだ」「今日来てよかった」
コメント:想い人の役に立ててうれしいという笑顔。そらもうかわいいじゃないですか。みっともないとこ見せて凹んでいるミスター外面の心だって動かせるというものです。
13位 21話 同棲の話1P 「そうたくん!おかえりなさい」
コメント:青年の夢の中とは言え玄関でエプロン姿でのお出迎えなんてかわいいに決まっております。本編ではこれがいよいよ現実になろうとしているわけですが。こんな頃からこんな夢を見ていた青年の業の深さもいいスパイス役を果たしていますね。
14位 10話 夏祭りの話7P 「へへ」「ありがと」
コメント:言わなくてもわかっててくれたことがうれしかったんだろうなぁという笑顔が実にかわいらしくて素敵です。缶ビール両手持ちして少女みたいな無邪気さで笑うの反則だと思いますがかわいいからすべて許されます。
15位 25話 続・ホワイトデーの話 後8P ぱあっとなるところ
コメント:失われかけた光が戻った瞬間は何がどうあろうともかわいいに決まっています。このプレゼントは2人の時間を特別なものにするという意味もあるでしょうからそらもう眩しいかわいさです。
16位 52話 特別の話8P 「もうずっと前から特別な人だったんだと思います」
コメント:誰しも想い人のことを語る姿はかわいいものですが、ここは特にかわいいです。抑えようとして抑えきれず溢れ出してしまう想いの丈が超強力なバフをかけておりますね。
17位 98話 外堀の話8P 呼び捨てに照れるところ
コメント:くすぐったそうなのが実にかわいいですね。「まだ」はいずれ日常になる。そんな予感のこもった笑顔はまた格別のかわいさです。
18位 83話 もらいものの話4P 「私 全身でそうたくんのものですって主張してるみたいだね?」
コメント:そうなれて嬉しかったんですね、わかりますよ、おめでとうございますと言いたくなってしまうかわいさがここにはあります。そらもう青年も人目をはばからず頭を撫でてしまうというものです。
19位 66話 写真の話4P 「好きな人に撮ってもらうんだもん」「少しでもかわいく写りたいじゃん‥‥」
コメント:ご唱和ください「なにそれ」。やっと我慢しなくて良くなったためかわいさパワーが炸裂しています。しかもこの時つけてるネックレス、エイプリルフールで青年からもらった指輪をぶら下げてるやつですからね。くわーってなりますよ私。
20位 20話 野球の話4P 「へへへ」
コメント:ビールにかこつけてデートの約束を取り付け、ご満悦な笑顔。青年が自分の頼みごとを聞きいれてくれて、調べてくれて。そんな小さなことに喜んでしまう乙女な笑顔。かわいいとしか言いようがありません。
以上となります。これだけ書いてもなお3/4が残っているということで、汲めど尽きせぬかわいさとはまさにこのことです。また、順位につきましては下がれば下がるほど僅差で、順位にはほとんど意味がありませんのでご承知おきください。
思い付きで気軽に始めたものの、いざ着手してみるとやってもやっても終わらない集計に慌てふためき、結局予定を大幅に超過した分量となりました。
この選手権企画でひとりでも多くの方にここだけの話シリーズに興味を持っていただけて、少しでも読者の輪が広まっていけばファン冥利に尽きるというものです。
ではではみなさま、良いお年をお迎えください。
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