忍者ブログ

ふさ千明のおたネタ日記

漫画、アニメその他諸々の感想がメインのブログです。現在は「ここだけの話」シリーズについての感想を中心に運営しております。毎日15時の更新は終了し、現在は再び不定期更新に戻っております。

ここだけの話 第106話 うわのそらの話 感想

※標題のお話はこちら(pixiv版)、もしくはこちら(ジャンプルーキー版)からお読みいただけます。


・『10月と言えばハロウィン!』『ハロウィンといえば そう!コスプレ!』『ごく自然に衣装着用をお願いできるボーナスイベントが近づいているのだが』キミ、のべつまくなくご要望している印象だったけど、あれでもセーブしてたのか。
・うっかりと警官コスのさわちゃん先輩に逮捕される青年を幻視しましたがそういう小芝居は彼的にはどうなんでしょうね。より効果的に衣装の威力を発揮させるものとしての小芝居はありなのか、それとも好きなのはあくまでも衣装なのか。初期の頃なら小芝居を醒めた目で見てる印象でしたけども。
・今年はセーラー服にバリエーションを持たせる方向で来ましたかそうですか。
・そんな相変わらずどうかしている青年を見つめるさわちゃん先輩の眼差しが不穏。
・結果、初めて見るようなおむずかり顔に。まぁ、無理もないですな。青年はしっかりと反省するように。
・結局彼は今も大事にする大事にするって言いながら肝心の部分から逃げ回っていたあの頃とあんまり変わっておらんのですよね。ええ。
・「ごめんね?俺なんかした?」まぁ、悪気なくやってるし悪いことだと思ってないからわからんわけです。一緒にお出かけしている最中に、彼女ほったらかしにして他の女性見るなんて一番やっちゃいかんことじゃないですか。
・「なにしたかわかってないのに謝ってくるのはもっとやだ‥‥」「それは‥‥はい ごもっともです‥‥」そろそろ自分がいかに甘やかされてきたか気づけるかな?
・これは日常茶飯事だったら、そりゃあまどかさんも「私のことなんて本気で好きじゃないんだな」って思うわけですよね、ええ。
・洗剤買って帰るのを2人そろって忘れるのはめっちゃ生活感あって好きです。
・「あっ」「待ってだめっ」「私怒ってるんだか‥‥」からの唇強奪。ああ、コイツこうやって今まで許されてきたんだなというのがよくわかりますね、ええ。それは誤学習というやつだぞ青年。
・それはそれとしてここのさわちゃん先輩はとーってもエロかわいくて眼福でございました。
・やすやすと為すがままにされてしまったことと、それがちょっと嬉しかったことが悔しい顔をなさっておられる。
・「かくなる上はそうたくんをあっち向かせるしか」「いたたたたた首折れる首折れる」一度くらいパキッといっちゃってもいいんじゃないかな?世に曰く、痛くなければ覚えませぬ。
・「つまりどういうこと?さわさんは俺の顔が見たくないの?」「‥‥というより私のこと見てないのそうたくんのほうじゃん」「え!?」「それだけはなくない???」この期に及んでまだこんなことを。お前ホントサイテーだぞ。
・「‥‥ならなんで私といるときたまにうわのそらなの」「よくひとりでなにかもの考えしてるなと思ったら」「今日はとうとう高校生の女の子たちじっと見てたし」「そうたくんはバレてないと思ってるかもしれないけど」「バレなければいいとかいう問題でもないよね」「なにより」「そういうのさすがに鈍い私も傷つくよ」ああ、やっと。やっとぶちまけてくれた。読んでいて大いにスッとしました。
・これだからモテ続けてきたヤツはよぉ‥‥と思ってしまうのは非モテのヒガミだとしても。篠崎聡太という男はどっかズレてるんですよね。これは大事にしてる云々の時にも感じたんですが、彼は非常に自己完結型の生き物です。なんでもソツなくこなしてしまうから基本的に他人の助けを要してこなかったんでしょうな。
・「そ」「そんなつもりは‥‥」悪気がなくても、いや、悪気がないからこそ傷つくこともあるのだ青年。学べ学べ。
・改めるなら今やぞ青年。ラストチャンスと心得よ。
・「いいよ大丈夫」「そうたくんは私のことなんかほっといて高校生の女の子たちでも見てなよ」「ほんとは女子高生さんが好きなくせに」「でも未成年に手を出したら捕まっちゃうから」「だから代わりに私にセーラー服着せたがるんでしょ」ブチまけてるブチまけてる。ああ、これが積年の想いだぞ青年。重く重く受け止めてくれ。
・青年の言い訳タイム開始。それに対し「そんなのほいほい信じる様なちょろい私だと思ったら大間違いだから」と返されるわけですが。こう返しちゃう時点でちょろいと白状してるんですがその辺が大層カワイイわけですね、ええ。
・「それって」「記憶の中とか未来にいる私のほうが」「そうたくん的にはたった今目の前にいる私より大事ってこと?」はい、これでストライクバッターアウト。スリーアウトになる前になんとかするんじゃぞ青年。
・私も創作する側の人間なので妄想癖空想癖ありますが、TPOってものがありますわな。
・「ごめん俺どうかしてた」別れる前に警告してくれる優しい彼女に感謝しなされよ。
・「私もちょっといじわる言った」「ごめんね」ああ、優しいけどちょろい。
・「私といるときは今の私のこと見ててほしいです」まぁ、これに尽きます。急には改められないとしても、せめてフィードバックをしなさいな。
・妄想を白状させられる青年。恥いる心があって何より。
・こういうやりとりから結局いちゃいちゃにつながるあたりは実にラブラブで結構なことです。
・性癖に理解ある彼女のありがたみを痛感したらしいですけど、またやりそうな気もしておりますよ。


 作者ご本人のあとがきはこちらからどうぞ。

拍手[1回]

PR