台湾旅行記2008(オタ目線ver)4日め
さてどうしよう。また地下街というのも芸が無いが。ふと見ると新光三越とホテルの間にある台湾故事館というのが10時半開館のようなので、開くのを待って話の種に入ってみた。
何かと思えばここは昔の台湾の街並を再現した、要はナンジャタウンの台湾版。入場料が250元とちょっと高めなのだが、150元分のクーポンが付いてくるので実質100元。中には駄菓子屋とか昔風の喫茶店とか食堂とかかき氷屋とかあるのでクーポンの使いどころは結構ある。ただ、時間がないので結局コーヒーを飲んで土産を買って終わりになってしまったのが惜しまれるところだ。
古いバイクや車、映画のポスターやら昔の派出所を再現したものなどなど見所がたくさんあったので、また次にでも来た時にゆっくり回ろうという結論とともにホテルに戻った。
すでにほぼまとめ終わっていた荷物を最終チェックし、忘れ物が無いことを確認してチェックアウト。
1階玄関前で待つ事しばし、馮さんとは別のガイドさんが迎えにきてくれた。初日と同じバスに乗り込み、やはり初日と同じ免税店でツアー全員集結。待ち時間にあちこち見て回ったが、購入意欲をそそられるものはあまり無く、そのままバスに戻った。
空港でチェックインを済ませ荷物を預け残った元を両替し、と一通りやることを済ませてから昼食に向かった。
昼食は何にしようかと来る前は色々迷っていたのだが、バーガーキングがあることを知り、即決する。日本で食えないものを食べて帰国というのはなかなか悪くない。
かくして10年以上、いや15年以上の時を経て食べることになったバーガーキングのハンバーガーとポテトだが、これがまたうまかった。バーベキュー味にしたのが良かったのかもしれないが、昔食べた時よりもうまくなっているようであった。ポテトもマクドやロッテリアのよりもカリッとあがっていて、程よい塩味のおかげもあってかあっという間に食べきってしまった。
くちくなった腹を抱えてイミグレーションに向かうが、その手前で両替しきれないで残った元の使い道として18禁雑誌を買う。台湾は日本より規制が厳しく、乳首にすらモザイクがかかるため様々に工夫を凝らして読者を離すまいとしている涙ぐましい1冊。
そんな物を抱え込んでいたくせに荷物は無事通過。しかし、私自身は金属反応が出てなかなか通過できない。何だろうと思ったらウェットティッシュを入れているアルミの袋が原因だった。間抜けもここに極まれり。
しかし後はスムーズに進み、定刻どおり飛行機は離陸。また来るぞ、の思いとともに飛び立った。関空周辺の天候が不安定で、飛行機が揺れに揺れ妻の気分が悪くなるトラブルはあったが、概ね無事に帰ってくることができた。
今回も色々あったが、さぁまた行くぞ、と思える旅だったことは間違いの無いところだ。
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