ゆうきまさみのもっとはてしない物語 感想
巻末おまけの「はしたない物語」が往年のOUTアニパロ時代を彷彿とさせて大変楽しかったです。南雲隊長と熊耳さんのメガネっ子姿とか特に。
と。いきなり巻末のネタですいません。
この本はゆうきまさみ先生が月刊ニュータイプに連載しているコラムの12年分が1冊にまとめられています。そのためトータルの感想が出しにくいと言えば出しにくいので、以下、羅列で行ってみます。
・ツッこみ用キャラツッコちゃんが大変良かったです。あ〜るでいうところの鳥坂先輩としいちゃんと幽霊を足して3で割ったような感じがします。
・読むと出かけたくなるし、本を読みたくなるし、映画を見たくなる。それに加えて、健康には気をつけなきゃなっても思うのは私が三十路だからですかそうですか。
・「オレの絵って実は言うほどエッチにならない」(P66)かぁ。この辺はヤマトタケルのころからおっしゃっていた気がしますが、これはこれでいいんではないでしょうか?言ってしまうと、線に色気はあると思うんですけど、直接的にリビドーを揺り動かすようなものでないのもまた確かではあるかと。
・「北朝鮮美女軍団↑コピーペースト←コピーペースト」(P91)のギャグセンスはさすがというほかありません。これを目指して挫折したのが私の10代20代でした。
値段が結構するんでおいそれと勧めにくいんですが、一回読んでハイ終わり、ではなく長く読み返せる本ですのでお手元に一冊あるとちょっとした時に重宝します。間違いなく。
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