シュガーはお年頃2巻 感想
私の高校時代についてはまた置くとしまして、高校時代って結構ダークですよね。受験云々だけじゃなく、色々黒い体験というか心の闇部に沈めておきたい思い出が少なくない気がするんですが、これは偏ってますか?
そういうことを含めて楽しめるのが本作なんですが、高校時代にリアルタイムで読んだらつらくて読めなくなってたかもしれません。意外と居心地が悪いからこそ、ちょっとした良い事が嬉しくて、ちょっとした発見が大きくて、ちょっとした秘密が重たくて。読めば読む程色々思い出しちゃいますねぇ。
そんな中でちょっとだけホッとする展開になったと思ったんですが、甘かったです。油断しました。
ちょうどこれが出るちょっと前くらいから二宮ひかる先生の漫画を読み返していたんで、油断できないことは分かっていたはずなんですが、うかつでした。ラスト、してやられました。さすがです二宮先生。
そんなわけで万人受けはしないかも知れませんが、好きな人にはたまらないタイプの漫画です。心に刺さる漫画が読みたい方はぜひ。
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