ねこめ〜わく6 感想
この作品を拙ブログで取り上げるのは初めてなので一応解説しますと、新型宇宙船のテスト飛行に出て帰ってきたら地球が猫の世界になっていたでござる、から始まり、その宇宙飛行士ヘンリヒ・マイヤーのために猫たちが魔法の儀式で異世界から呼び出したのが天下御免の女子高生村上百合子。
1巻から6巻までの時の流れで百合子は女子高生から教育学部の女子大生に進化してたりしますが、基本はなんにも変わりません。
その後、第2の宇宙飛行士オスカ・ヨーリス、そしてこの6巻で3人めの宇宙飛行士マデリン・エンダセン(旧姓コモン)が帰還しましたが「まあ 猫の世界は いつも こんな」と作中にもあるとおり基本線は特に変化ありませんでした。それでも6巻では結構設定消化がなされておりましたが、作品世界の空気は全くと言っていいほどに変わっていませんでした。
一番変化した点は第3の宇宙飛行士マデリン登場関連よりも、若干ヘンリヒの対百合子デレが増えたかな?という方がインパクト強かったですね。竹本漫画にふさわしい程度のラブ濃度が心地よかったです。
以上の文章で未見の方々の購入意欲を刺激できたか分かりませんが、続刊発行のためにも、もし興味が出たという皆様、ぜひ一度手に取ってみてくださいませ。一応、既刊のものも入手可能なようですし…。
単行本についてきた帯によると6月からはWebコミックマガジンで読めるそうなのですが、「くわしくはhttp://publications.asahi.com/webcomic/で!」と書かれているアドレスに飛んでも詳細が現時点で一切不明なので、そちらで追っかけるということも迂闊にお勧めできないのが残念なところです。
まぁ、続きが読める可能性が残っているだけありがたいんですが。
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